1月10日放送スタートのドラマ『ハングリー!』(関西テレビ・フジテレビ系)の製作発表会見が5日、都内のスタジオで行なわれ、主演の向井理、瀧本美織、国仲涼子、塚本高史、三浦翔平、佐藤勝利(Sexy Zone)、川畑要(CHEMISTRY)、片桐はいり、大杉漣、稲垣吾郎が出席した。

主演ドラマ『ハングリー!』の製作発表会見に出席した向井理 拡大画像を見る

"ロック&フレンチ"をテーマに、レストランを舞台に繰り広げられる様々な人間模様を描く同作。30歳を目前にした元ロックバンドのベーシスト・山手英介(向井)が、実業家の麻生(稲垣)に亡き母親が経営していた実家のフランス料理店を乗っ取られたことから、バンド仲間たちとフランス料理店をオープンするために奮闘する姿を、友情やラブストーリー、男同士の"プライド・バトル"を絡めながら物語が展開する。

2月に30歳を迎える向井にとって、演じるキャラクターは等身大ともいえる。30代に突入することについては「今と何も変わらないですね。20代で培ってきたものを生かしつつ、30代だからこその引き出しを増やしていきたい」と気負いはない様子。2012年を表す一文字は「理科の理」と自らの名前を挙げて「自分が自分がという事ではないけれど、自分も大切にしないと周りを大切にできないと思うし、この作品も自分だけではなく、みんなで作っている作品だから」としみじみ語り、「自分を大切にして良い作品に出会って、全力で作っていけたら」と昨年以上の飛躍を誓った。

2011年は、3月に発生した東日本大震災・原発事故など暗いニュースが多かったが、向井も「震災を経験したことで、エンターテインメントは安全な国だからこそ成り立つものだと改めて感じました」と平和の尊さを痛感したという。「非力な仕事かもしれないけれど、自分たちでしかできないこともあると、堂々とライトなコメディーを人前にお出しするという覚悟を持っています」とフジテレビ系連ドラ初主演作に期待を込める。ライバル役の稲垣も「ラブの要素があったり、人間たちの成長があったり、コミカルでファンタジクに包み込む素敵なドラマです」と作品を後押しした。

ドラマ『ハングリー!』(毎週火曜 22:00~ 初回は22:15~)は、1月10日より放送スタート。