12月15日、ポーカロ・ラインは、tangent製のトールボーイスピーカー「EVO-E45」を12月20日に国内発売すると発表した。価格は159,600円(2本セット)。

ステレオリスニング用としても、マルチチャンネルシステムのフロント用としても使いやすいトールボーイ型を採用する「EVO-E45」。カラーはブラックとホワイトの2色が用意されている

EVO-E45は、EVOシリーズの最上級モデルとなるトールボーイスピーカー。5本のスピーカーユニットを使用したバスレフ型で、使用しているユニットは、2.5cm口径のシルクソフトドームツイーターと、ファイバーグラス振動板を使用した12.5cm口径ウーファーだ。全てのユニットはネオジウムマグネットを使用している。ウーファーユニットは、同シリーズのブックシェルフ型スピーカー「EVO-E5」に使用されていたものと同一だが、EVO-E45ではこれを4本使用。キャビネットの上部にツイーターを挟んで配置されている2本はミッドレンジとして、下側の2本をウーファーとして使用する3ウェイ構成となっている。クロスオーバー周波数は、450Hzと2.8kHzだ。

周波数特性は45Hz~20kHzで、インピーダンスは4~8Ω、能率は88dB(1W-1m)。最大入力は200Wで、100W~200Wの出力のアンプが推奨されている。バイアンプ/バイワイヤリング接続に対応しており、ターミナルは金メッキ仕様。内部配線には99.99%のOFCケーブルが使用されている。

製品には、写真にあるベースやスパイクが標準で付属する。本体サイズはW240×D260×H1,000mm(ベース、スパイク含まない)で、本体重量は18.5kgとなっている。

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