「AirPlay」はiOS 4.2で導入された新機能で、iPhoneやiPadといったデバイスから音楽/動画コンテンツをApple TVに接続された大画面テレビなどでストリーミング再生できる。iOS 4.3ではこの機能をサードパーティにもライセンスすることで、Apple製デバイスでなくてもAirPlayのレシーバとして機能するようになったが、現在はオーディオのストリーミング機能しかライセンスが行われておらず、ビデオの大画面テレビでの再生には依然Apple TVなどのデバイスが必要だった。だが米Bloombergの3月23日(現地時間)の報道によれば、Appleは年内にもAirPlayビデオの外部へのライセンスを開始する予定だという。

今回の話題は、Bloombergが関係者2人からの話として伝えたもの。前述のように、iOS 4.2で導入されたAirPlayはiOS 4.3登場のタイミングでサードパーティへの技術ライセンスが開始されたが、現時点ではオーディオストリーミング機能しかライセンスが行われておらず、ステレオスピーカなどごく限られた機器しかAirPlayを利用できない。関係者によれば、Appleは年内にもビデオストリーミングの技術ライセンスを開始する計画だという。これにより、例えばテレビメーカーがAirPlayのライセンスを受けることでAirPlay対応大画面テレビを開発するといったことが可能になり、AirPlayを使ってiOSデバイスから直接テレビに対してライブストリーミングが可能になる。現在ではAirPlayで動画を利用するには、Apple TV (第2世代)を大画面テレビに接続する必要があるが、これが必要なくなる。テレビメーカーにとってはセールスポイントの1つが増えることになり、現在米国で一般的になりつつあるNetflix再生の標準サポートと並び、搭載必須機能の1つとして認知されるかもしれない。