グラクソ・スミスクラインは運営するWebサイト「コンタック総合研究所」はこのほど、花粉症シーズン到来に先駆けて「異性に対する自分の魅力」に関する調査の結果を発表した。同調査の対象となったのは、花粉症である20歳~39歳のビジネスパーソン618人(男性 : 309人 / 女性 : 309人)。

花粉症期間中の異性に対する自分の魅力をどう感じる? という質問では、女性の約7割が魅力が「下がる」と回答。「マスクをしていると話しかけにくいと言われた」や、「口紅がマスクにべったりと移っていて恥ずかしい思いをした」等の具体的なエピソードも寄せられている。

「花粉症の期間、異性に対する自分の魅力をどう感じる?」コンタック総合研究所調べ

男性では、約6割が魅力は「変らない」と回答しているものの、「下がる」と感じている人の中には、「風邪と勘違いされて女性に避けられた」「目が腫れていると指摘されてバツの悪い思いをした」等のエピソードもあったという。

異性に対して一番魅力が下がると感じるシーンを複数回答で尋ねた調査では、「鼻水が出てしまったとき」が87.6%で1位となり、2位は「鼻の皮がむけてしまったとき」(58.2%)、3位は「すごい豪快なくしゃみをしてしまったとき」(37.2%)という結果となり、トップ3が"鼻"にまつわるシーンが占める結果となった。

「下がる」魅力をカバーする花粉症対策をを複数回答で尋ねた調査では、「外出時はマスクを着用」が55.8%で1位。続いて2位が「市販の薬を購入して自分で対処」(42.6%)、3位が「空気清浄機の使用」(30.7%)となっている。

また、同調査結果発表では『京都 舞子と芸妓の奥座敷』(文春新書)などの著者である作家・写真家の相原恭子氏監修による「コンタック平成花粉仕草」の提案も行われている。「コンタック平成花粉仕草」は、花粉症であっても周りを不快にしない配慮ができれば、逆にマナーの良さと気配りが評価されて好印象を得られる機会になるという考えによって、五カ条の仕草が推奨されている。

「コンタック平成花粉仕草」

第一条 平成"ひねりがみ" くしゃみや鼻水をかむ際、鼻に手を当てるだけではなく、上半身を左右に傾ける
第二条 平成"懐紙"使い 人前で薬を飲む際は、横を向いて懐紙から薬を流し込むと上品に見える
第三条 平成"隠し袋" 使用済みティッシュやマスクなどを隠す袋を携帯すると好感を持たれる。袋はジップ付きポリ袋などを用意
第四条 平成"用意周到" 花粉症に欠かせないティッシュなど多めに用意しておくと、余裕と自信が持てる
第五条 平成"思いやり心得" 花粉症の人と同席中の場合は中座できる雰囲気を作り、相手に恥をかかせない思いやりを持つ