ケンウッドは7日、コンパクトHi-Fiシステムの新モデル「SZ-3MD」を発表した。発売は8月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は3万7,000円前後。

SZ-3MD ホワイト、シルバー

同製品は、2005年に発売された「SV-3MD」の後継機となるコンパクトHi-Fiシステム。CD/MD/チューナー/カセット/FM/AM/デジタルオーディオプレーヤーなどの幅広い音楽ソースに対応したモデルとなっている。機能面では「デジタルオーディオ・リンク機能」の搭載で、同社対応のデジタルオーディオプレーヤーを専用の接続コードでつなぐと、同製品本体やリモコンで「再生」「一時停止」などの操作が可能となる。また、3つのラジオ番組が録音可能な「タイマー機能」や、MDLPとグループ機能に対応した「CD→MD最大5倍速録音機能」を搭載。音質面では、中音域の音楽信号を補正する「リラックスサウンドモード」や、音楽のジャンルに合わせて選択できる「サウンドモード」を採用。また、迫力のある重低音を実現する「EX.BASS」と大口径10cmコーン型ウーファーを搭載した。

実用最大出力は20W×2。消費電力は55W。サイズは本体が165(W)×207(H)×327(D)mm、スピーカーが134(W)×206(H)×215(D)mm(1本)。質量は本体が4.8kg、スピーカーが1.9kg(1本)。

なお、AMループアンテナ、FM室内アンテナ、リモコン、リモコン用単3形乾電池が付属する。