図25: ブックマークを開き、リンクをクリックしていくと、アドレスボックスの右端に[SnapBack]ボタンが表示されます。これをクリックすると、ブックマークを開いた時のページまで戻ります

「SnapBack」は、最初に開いたWebページに1クリックで戻る機能です。

ブックマークを開いたり、アドレスボックスにURLを入力してWebページを開いたりすると、Safariに「SnapBackページ」として記憶されます。その後、リンクをクリックしてページを移動すると、アドレスボックスの右端に[SnapBack]ボタン(オレンジ色の矢印)が表示されます。これをクリック(または[command]+[Option]+[P]キー)すると、SnapBackページに戻れます(図25)。

1ページ戻るだけなら[delete]キーを押す方が早いですが、いくつかのリンクをたどった後で最初のページに戻る時に使うと便利です。

図26: メニューバーから[履歴] - [SnapBackページに指定]と選択すると、表示中のページがSnapBackページに設定されます。以後[SnapBack]ボタンをクリックすると、設定したWebページに戻ります

また、表示中のWebページをSnapBackページに設定することもできます。その場合は、メニューバーから[履歴] - [SnapBackページに指定]を選択(または[command]+[Option]+[K]キー)すればOKです(図26)。サッと見たいだけの記事が多いニュースサイトを読む場合や、RSSフィードを読む場合などで、上手に使えばタブを無駄に開かずに済みます。

SnapBack機能はアドレスバーの「Google検索ボックス」でも有効です。キーワードを入力して検索し、検索結果のリンクをクリックすると、Google検索ボックス内の右端に[SnapBack]ボタンが表示されます(図27)。リンク先のサイトを見て回った後にクリックすれば(または[command]+[Option]+[S]キー)、検索結果ページに戻ります。

図27: 「Google検索ボックス」で検索し、検索結果のWebページを表示すると、Google検索ボックスの右端に[SnapBack]ボタンが表示されます。これをクリックすれば、検索結果ページにすぐ戻れます

なお、アドレスボックスに[SnapBack]ボタンが表示されている時にGoogle検索ボックスで検索を行うと、アドレスボックスのSnapBackページは無効になります。