eラーニングシステムの価格は、製品によってかなりの幅があります。本稿では、提供形態や料金体系の違い、eラーニングの価格に含まれる費用について解説し、製品の導入検討時、総コストを見積もる際に役立つ情報をまとめました。さらにeラーニングシステム17製品分の価格を一挙に紹介します。
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提供形態別:eラーニングシステムの価格相場
eラーニングシステムの価格相場は、提供形態がクラウド型かオンプレミス型かによって大きく異なります。まずは提供形態別に、eラーニングシステムの価格相場を確認しましょう。
1、クラウド型の価格相場
クラウド型のeラーニングシステムは、初期費用を無料としている製品が多く、月額料金も1ユーザー月額数百円程度で利用できます。初期費用が必要な場合は、5~40万円が価格相場です。
ただし、年間契約タイプや最低利用人数が設定されている製品もあり、導入時にまとまった費用が必要な製品もあります。導入コストを抑えたい場合は、1ヶ月単位で最低利用人数ができるだけ少ない製品を選ぶといいでしょう。
また、複数の料金プランを提示している製品の場合、プランごとの違いも確認しましょう。プランごとに使える機能が違うケースと、使える機能には差がなくデータ容量や利用人数などが違うケースがあります。
安い料金プランでは自社に必要な管理機能がないというケースもあるため、プランの内容はしっかり確認しましょう。
2、オンプレミス・イントラネット型の価格相場
オンプレミス型はイントラネット(社内ネットワーク)で利用します。専用のサーバを立ててインストールするため、インストールするマシン1台に対し1ライセンスという形で料金がかかります。
オンプレミス・イントラネット型の価格相場は100~200万円で、カスタマイズ費用やサーバーマシンなどのハードウェア価格も別途かかります。今回ご紹介する製品の中では「学びばこ」と「viaPlatz」ですが、どちらも登録可能ユーザー数は無制限で、費用は200万円程度です。
eラーニングシステムの価格に含まれる費用
eラーニングシステムの価格には、どのような費用が含まれているかについて再確認しましょう。
1、導入時の初期費用
eラーニングシステムの導入時に1度だけ必要となる費用です。オンプレミス型の場合はライセンスの買い切り型となり、初期費用は高額になる傾向があります。
クラウド型の初期費用は、製品によってかなり違いがあり、無料の場合から10万円程必要となる製品もあります。ただ、初期費用がかかる製品の場合は、初期設定などに対応してもらえる場合もあり、単純に料金のみを比べるのではなく、サービス内容も含めて比べるのが重要です。
2、月額料金
eラーニングシステムのメインとなる費用です。クラウド型の場合は、利用人数や通信量などによる従量課金と、利用可能な機能が異なる料金プランを組み合わせて選ぶパターンがあります。
注意したいことは、製品によっては年間契約となり、初期コストが高額になるケースがある点です。最低利用人数や最低利用期間が決まっている製品もあるので、見積もり時はこれらの条件も加味して計算を行い、初期コストも忘れずに確認しましょう。
3、運用保守の費用
運用保守の費用も、eラーニングシステムの利用期間中は運用コストとして必要となります。
オンプレミス型の場合は年間保守契約を締結して年単位で支払います。システムの保守運用にかかる人件費も、運用コストとして必要です。クラウド型の場合は、運用保守費用も月額料金に含まれており、オンプレミス型のようにシステムの保守運用にかかる人件費も不要です。
4、カスタマイズ部分の開発費用
プライベートクラウド型やオンプレミス型の場合は、用途に合わせてカスタマイズが可能な場合があります。カスタマイズの内容によっては、100万円単位の費用が必要です。
カスタマイズには開発費用がかかりますので、製品を提供している会社に別途、個別見積もりを依頼しましょう。
5、オプション料金
eラーニングシステムには、製品によってさまざまな機能がオプションとして用意されています。よく見られるオプション内容としては以下のものがあります。
- 動画配信に関するオプション
- 教材制作に関するオプション
- シングルサインオンやIPアドレス制限などセキュリティ関連機能
- データ容量
- 導入支援サービス
総コストを見積もる際は、自社の利用するオプションも含めて計算するようにしましょう。
eラーニングシステムの価格とは別に見積もるべき3種類の費用

eラーニングシステムの価格とは別に、見積もるべき3種類の費用について解説します。
1、教材使用料
教材コンテンツ使用料は、製品によって標準で提供されている場合もあれば、一部有料となっている場合もあります。既存の教材コンテンツがあれば活用すると便利です。ただ費用があまりにも高いと自社で作る方がいいケースもあります。
製品の提供する教材の種類と費用を洗い出し、自社で作成する場合の人件費と比べて、教材にかかる費用を精査しましょう。
2、教材の作成費用
教材を作成する場合は、自社で作成するか教材制作サービスを利用するかによって費用を見積もる必要があります。PPTなどのドキュメントでの教材作成は自社で、動画コンテンツ作成は外注するなど、教材の作成方法も含めて費用を見積もってください。
3、講師にかかる費用
動画コンテンツやライブ配信などでは、講師にかかる費用も見積もる必要があります。自社専属の講師がいる場合は講師の人件費、講師がいない場合は外部から講師を招へいする費用も忘れず見積もりましょう。
ここまでで、eラーニングシステムの価格相場を把握するための情報を整理しました。次に、おすすめのeラーニングシステムの価格について、料金体系や初期費用などにフォーカスして紹介していきます。
おすすめのeラーニングシステム17製品の価格を一挙紹介!
ここからは、おすすめのeラーニングシステム17製品の価格を一挙紹介します。どのような料金体系で、最低利用人数は何人からかなどの注意点も併せてまとめました。以下は、今回ご紹介するeラーニングシステムの価格を比べた表です。
製品名 | 価格 | 備考 |
---|---|---|
SAKU-SAKU Testing | 【サクテスライト30】 【サクテススタンダード300】 |
【サクテスライト30】 【サクテススタンダード30】 |
playse. eラーニング | 【初期費用】 【月間利用者30人まで】 【31〜500人】 【501~1,000人】 【1,001人~】 |
税込・税別不明のため詳しい価格は別途問い合わせ |
Cloud Campus | 【Entry】 【Standard】 【Pro】 |
|
Smart Boarding | 月額29,400円~ | 1ID月額980円(利用人数30名~) 税込・税別不明のため別途問い合わせ |
AirCourse | 【フリー】 【ベーシック】 【コンテンツプラス】 |
基本料金プラン(1~99ライセンス) 100人以上の場合はボリュームディスカウントあり |
KnowledgeC@fe | 【初期設定サービス】 【KnowledgeC@fe】参考:月額33,000円~ 【KnowledgeC@fe for eラーニング】参考:月額13,750円~ |
100ID以上の場合はボリュームディスカウントあり |
GROWING MOBILE | 【~100人】 【101~200人】 【201~300人】 【301~400人】 |
401人以降もボリュームディスカウントあり |
moodle | 月額88,000円~ | 1ユーザーあたりの月額88円 ※ユーザー数1,000人、 想定同時接続数30人の場合 |
学びばこ | 【クラウド価格】 【パッケージ価格】 |
ディスク容量追加や初期設定時の遠隔移動などで別途料金が必要 パッケージの場合は、別途保守契約が必要 |
ハラスメント・情報セキュリティ実力診断 | 【1カテゴリ】 【3カテゴリ】 |
3ヶ月間の限定利用パッケージ |
タレントパレット | 別途問い合わせ | |
学び~と | 【無料トライアル】 【プラン50】 【プラン100】 |
初期費用は無料 ディスク容量は1GBまで、増やしたい場合は別途オプション |
SmartSkill Campus | 別途問い合わせ | |
UIshare | 【スタートアッププラン】 【ベーシックプラン】 【定額プラン】 |
forマーケットプレイス利用の場合、決済金額に対しシステム利用料5%、決済手数料3.6%必要 税込・税別不明のため詳しい価格は別途問い合わせ |
ひかりクラウド スマートスタディ | 【初期費用】 【月額料金】 |
初期費用はインターネット接続サービス初期費用が別途必要 月額料金はインターネット接続サービス+プロバイダサービスの月額利用料が別途必要 |
E-learningASP | 【データ通信量課金プラン】 【受講者ID課金プラン】 【教材制作料金】 |
データ通信量課金プランは動画音声配信料金が別途かかる 受講者ID課金プランは上限人数を超えると別途課金される どちらのプランも管理者IDは1ID月額330円 |
viaPlatz | 【パブリッククラウドサービス】 【プライベートクラウドサービス】 【オンプレミス】 |
オンプレミスの場合別途以下の費用も必要 ・サーバなど各種ハードウェア ・各種ソフトウェア ・インストール費用 ・現地作業 ・サポート費用 |
1、提供されるコンテンツが豊富「SAKU-SAKU Testing」株式会社イー・コミュニケーションズ
【価格関連の特徴】
- プラン数:2
- 最低利用人数:30人
- 最低利用期間:3ヶ月
- 30日間のトライアル可能(利用人数5人まで)
「SAKU-SAKU Testing」は、利用できる動画・ドリルコンテンツが豊富で高機能なeラーニングシステムです。利用できるコンテンツは、コンプライアンスやビジネス知識など、多くの企業で必要な教育科目があります。
料金プランは30人以上からの「サクテスライト30」と300人以上からの「サクテススタンダート300」の2種類。管理サイトを利用したい場合は「サクテススタンダート300」を選びましょう。
利活用できるコンテンツが豊富で操作しやすいeラーニングシステムをお探しの場合におすすめの製品です。
2、IDの有効・無効切替で使った分だけ課金「playse. eラーニング」株式会社manebi
【価格関連の特徴】
- プラン数:4
- 最低利用人数:なし(最安プランは30人まで一律料金)
- 無料で試用可能
「playse. eラーニング」は、約3,000ものコンテンツを活用でき、自社教材やテストの作成も可能なeラーニングシステムです。本製品の料金体系は利用人数に合わせた従量課金制で、どのプランでも全機能を利用できます。
また、IDの有効・無効を切り替える機能があり、無効にしたIDは課金対象外に。有効なIDのみ課金される、分かりやすい仕組みです。比較的小規模の企業で、管理機能なども全て利用したいという場合に、本製品は適しています。
3、受講者登録者数は無制限!「Cloud Campus」株式会社サイバー大学
【価格関連の特徴】
- プラン数:3
- 最低利用期間:1年間(年間契約のみ)
- 無料トライアルあり(3週間)
「Cloud Campus」は、受講者登録者数が無制限という料金体系が特徴的なeラーニングシステムです。プランの差はコンテンツ制作者数とデータ容量、機能にあり、Proプランは大企業向けのプランとなっています。
年間契約のみのため、3週間の無料トライアルを活用して操作性などを確認しましょう。受講者数が多いと予測される場合におすすめの製品です。
4、利用人数で決まるシンプルな価格体系「Smart Boarding」株式会社FCEトレーニング・カンパニー
【価格関連の特徴】
- プラン数:1
- 最低利用人数:30人
- 無料トライアルあり(14日間)
「Smart Boarding」は、1IDごとの月額料金に初期費用やサポートも費用に含まれている、シンプルな料金体系のeラーニングシステムです。契約ID数によってはボリュームディスカウントもあり、従業員数30人以上の企業から大規模な企業まで利用できます。
eラーニングシステムの機能としては、特にアウトプット重視の教育が可能な点が大きな特徴。複数人でのディスカッションや座談会形式の講座も開催できます。厳選した研修プログラムなどの教材コンテンツの提供はもちろん、自社コンテンツの作成にも対応しています。
5、コンテンツを利用するかどうかでプランを選べる「AirCourse」KIYOラーニング株式会社
【価格関連の特徴】
- プラン数:3
- 最低利用期間:1年間(年払いと月払いに対応)
- フリープランあり(お試し5コースのみ受講可能など機能制限あり)
「AirCourse」は、自社コースの作成や動画コンテンツとして用意されている標準コースを利用できるeラーニングシステムです。研修管理機能や、管理レポート機能など、研修全体を管理する機能もあり、社内研修制度に必要となる機能はひととおり揃っています。
本製品は、自社コースのみ利用できる「ベーシック」と、標準コース全てを利用できる「コンテンツプラス」という2種類の有料プランを提供。自社の研修制度に合わせて必要なプランを選べます。
契約は1年単位ですが、年払いと月払いに対応しているため、導入コストは低く抑えられる点も特徴です。
6、原則年間契約だがスポット利用も可能「KnowledgeC@fe」株式会社富士通ラーニングメディア
【価格関連の特徴】
- プラン数:2
- 最低利用期間:原則1年間(スポット利用可能)
- 無料プランやトライアル期間なし
「KnowledgeC@fe」は、eラーニングに特化したプランと集合研修管理など全機能を使えるプランの2種類を提供する製品です。原則は年間契約ですが、3ヶ月などのスポット利用もできます。
また、初期費用はかかりますが、1週間程度で初期導入ができるサポートを受けられるので、スムーズな運用開始が期待できます。また、別途導入支援オプションやコンテンツ配信サービスなどのオプションメニューもあり、自社の使い方に応じたオプションが選べる点も魅力です。
7、利用人数により11段階の料金体系「GROWING MOBILE」株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパン
【価格関連の特徴】
- プラン数:1
- 最低利用期間:1年間(年間契約のみ)
- 無料トライアル(2ヶ月間)
「GROWING MOBILE」は、サービス業に特化した教育コンテンツの利用および自社独自コンテンツ作成もできる、eラーニングシステムです。提供コンテンツと作成コンテンツを自由に組み合わせた期限付きの研修プログラムを作成し、学習の進捗度を管理できます。
料金体系は100人単位での利用人数による価格となっており、プランによる機能差はありません。100人までは月額33,000円で、1人あたり月額330円と利用しやすい価格です。
8、オープンソース利用で低コストを実現「Moodle(ムードル)」株式会社イオマガジン
【価格関連の特徴】
- さまざまな提供形態があり基本は個別見積もり
- 無料プランやトライアル期間なし
「Moodle」は、世界的に利用されているオープンソースのeラーニングシステムです。株式会社イオマガジンは、「Moodle」の正式パートナーとしてオンプレミス型やクラウド型などさまざまな提供形態で「Moodle」を提供しています。毎年のように機能が追加され、120ヶ国語に対応している点は本製品の大きな特徴です。
価格は基本的に個別見積もりが必要です。例示された料金はユーザー数1,000人・同時接続数30人の場合、月額料金は1ユーザーあたり88円。他社製品と比べてもリーズナブルな価格です。
9、同時接続人数単位で価格が決まる「学びばこ」株式会社テクノカルチャー
【価格関連の特徴】
- プラン数:8
- 無料試用版あり(2週間)
「学びばこ」は、クラウド型とパッケージソフト(オンプレミス型)2種類の提供形態があるeラーニングシステムです。
クラウド型の場合は、ID登録数は無制限、料金体系は同時接続人数により決まる点が大きな特徴となっています。クラウド型の場合、専用サーバを用意するためカスタマイズできる点も特徴的です。
パッケージソフトは買い切り型で年間保守契約を結ぶため、同時接続人数の規模を見積もり、クラウド型にするかパッケージソフトにするかを検討しましょう。
10、8パターンのパッケージプランがある教材コンテンツ「ハラスメント・情報セキュリティ実力診断」株式会社イー・コミュニケーションズ
【価格関連の特徴】
- プラン数:2
- 最低利用期間:3ヶ月
- 無料プランやトライアル期間なし
「ハラスメント・情報セキュリティ実力診断」は、「SAKU-SAKU Testing」が提供する研修プログラムです。どの企業にも必要なセキュリティ、コンプライアンス、ハラスメントの3種類を用意。教材とチェックテストがセットになっているので、そのまま社内研修に利用できます。
料金体系は、1カテゴリか3カテゴリかの2プラン、100人単位の利用人数別で4パターン、合計8パターンから選べます。
11、タレントマネジメントシステムにeラーニング機能を包含「タレントパレット」株式会社プラスアルファ・コンサルティング
【価格関連の特徴】
- 個別見積もり
「タレントパレット」は、人材育成を目的とするタレントマネジメントシステムで、システム内にeラーニングの機能を包含しています。
eラーニングの機能は、自社コンテンツ作成タイプで、研修のレコメンド機能などが特徴のある機能です。eラーニングシステムだけの利用はできない点には注意しましょう。
12、登録人数によるプランに加え豊富なオプション「学び~と」エスエイティーティー株式会社
【価格関連の特徴】
- プラン数:14
- 無料トライアルあり(2ヶ月)
「学び~と」は、無料トライアルが2ヶ月とゆっくり試せるeラーニングシステムです。プランは登録人数により14パターンあり、全プラン全機能利用できます。
本製品は、動画配信オプションやディスク容量の追加、IPによるアクセス制御などオプション機能が豊富です。学習教材はビジネスマナーの初級編のみ無料で、中級編は別途購入します。
検討する際は、プランに加えてオプションをどれだけ利用するかも含めた総コストを計算しましょう。
13、大企業向けの多機能型「SmartSkill Campus」株式会社レビックグローバル
【価格関連の特徴】
- 個別見積もり
「SmartSkill Campus」は、グローバル展開している大企業も利用可能な機能を豊富に提供しているeラーニングシステムです。本社・各社・各部門を一元管理でき、集合教育も管理できる点が大きな特徴です。
料金については個別見積もりとなっているため利用を検討する場合は、見積依頼を出して総コストを確認しましょう。
14、選択可能な3種類のプラットフォーム「UIshare」株式会社ユイコモンズ
【価格関連の特徴】
- プラン数:3
- 無料トライアルあり(7日間・延長も可能)
「UIshare」は、3種類の料金プランと、利用方法の違う3種類のプラットフォームを選択して利用するeラーニングシステムです。プラットフォームは、社内教育用・不特定多数への配信用・動画販売用の3種類あり、社内教育用としては「UIshare for チーム」を選択します。
料金プランは、10人まで月額固定のスタートアッププラン、登録人数による従量課金制のベーシックプラン、大人数で利用する場合にお得な定額プランの3種類。自社の利用人数や使い方に合わせ、柔軟に選べます。
15、1ユーザー月額198円のシンプルな料金体系「ひかりクラウド スマートスタディ」東日本電信電話株式会社
【価格関連の特徴】
- プラン数:1
- 無料トライアルあり(2週間)
「ひかりクラウド スマートスタディ」は、少人数から低コストでeラーニングを開始できるクラウド型のシステムです。
初期費用は1契約で5,500円とリーズナブル。月額料金も1ユーザー198円で最低利用人数もありません。ただしライブ配信による授業を行う場合は、別途1時間あたり220円必要です。ライブ配信の使用予定がなく、できる限り低コストでeラーニングシステムを導入したい場合に、検討したい製品です。
16、データ通信量課金と受講者ID課金が選べる「E-learningASP」株式会社大宮商会
【価格関連の特徴】
- プラン数:7
- データ通信量課金プランに無料プランあり(ただしデータ通信料はかかる)
「E-learningASP」は、データ通信量課金プランと受講者ID課金プランの2系統の料金体系を提供するeラーニングシステムです。大まかな特徴として、少人数で あるいは特定期間のみ利用する場合はデータ通信量課金プラン、利用人数が多い場合は受講者ID課金プランが適しています。
また、映像などを利用した教材制作料金も別途提供しているため、自社で動画教材を作成するのが大変な場合は利用すると便利です。
17、3種類の提供形態で拡張性あり「viaPlatz」NTTテクノクロス株式会社
【価格関連の特徴】
- プラン数:5
- 最低利用期間:パブリッククラウド6ヶ月・プライベートクラウド1年間
- 無料試用可能(1ヶ月)
「viaPlatz」は、パブリッククラウド・プライベートクラウド・オンプレミス3種類の提供形態があるeラーニングシステムです。他システムとの連携や自社独自のカスタマイズを行いたい場合はプライベートクラウドやオンプレミスが適しています。
eラーニングシステムは多くがクラウドサービスとして提供されていますが、カスタマイズをしたい場合には貴重な選択肢となる製品です。
eラーニングシステムは価格と機能のバランスで確認を
eラーニングシステムの価格は、選択する提供形態・利用人数・配信したい教材の種類などにより大きく異なります。eラーニングシステムの導入を検討する際は、自社の利用方法や利用人数を見積もって製品ごとに総コストを算出しましょう。
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