eラーニングシステムは、英語学習にもメリットの多いシステムです。テキストでの学習だけでなく、音声や動画によるリスニングや、ライブ配信によるオンライン英会話授業も可能です。本稿では、英語学習におすすめのeラーニングシステムを紹介。さらに、eラーニングシステムで英語を学ぶメリットと、製品選びのポイントについて解説します。
eラーニングシステムおすすめ17選比較記事はコチラ→eラーニングシステム17選を徹底比較!選ぶポイントも解説【2021年最新】
eラーニングシステムとは
eラーニングシステムとは、オンラインで学習ができるシステムです。教材を登録してパソコンやモバイルデバイスなどの端末を使って学習を進めます。いつでもどこでも学習が可能。さらに反復学習が可能な点や、受講者の進捗状況を管理できる管理者側の機能もオンライン上で完結する点が特徴です。
英語学習にもeラーニングシステムは役立つ場面が多く、従業員の語学スキルを高めるために導入を進めている企業も少なくありません。ここからは、英語学習におすすめのeラーニングシステムを特徴別に紹介していきます。
英語の教材コンテンツがあるeラーニングシステム3選
英語の教材コンテンツが用意されている製品を選ぶと、教材調達にかかるコストを節約できます。そこで英語の教材コンテンツを用意している、おすすめのeラーニングシステムを3製品紹介します。
TOEIC対策やビジネス英語学習におすすめ「KnowledgeC@fe」
株式会社富士通ラーニングメディア
- 参考価格:初期費用176,000円、100IDの場合月額33,000円~導入支援オプション・コンテンツ変換オプションなどその他は別途問い合わせ
- 提供形態:クラウド / SaaS / ASP
- 対象従業員規模:全ての規模に対応
- 英語教材コンテンツ:あり
- 教材の制作サービス:あり
- リスニング:可能
- スピーキング:なし
- ライブ配信:あり(オンライン英海はない)
- スマホ対応:あり
「KnowledgeC@fe」は、1,500もの教材コンテンツを利用できるeラーニングシステムです。英語教材コンテンツも用意しており 、動画配信オプションを付けることで、ライブ配信形式(講義会形式でオンライン英会話はなし)での受講も可能です。
本製品は、双方向のオンライン英会話学習ができない点以外では、英語学習の機能が充実しています。そのため、TOEIC対策やビジネス英語の読み書き学習に力を入れたい場合に適した製品です。
以下は、用意されている英語教材や講義動画コースの一例です。(2021/6/30時点)
- Logical Writing Seminar -英語で学ぶロジカル・ライティング-
- SE・開発者のための実践・英文テクニカルライティング
- 【e講義動画】SE・開発者のための実践・英文テクニカルライティング
- TOEIC(R) L&R TEST 完全達成 730
提供コースの特徴は、特にIT系職種の英語教育が豊富な点です。英語学習をeラーニングシステムで提供したいIT系企業には導入メリットの大きい製品と言えます。
株式会社富士通ラーニングメディアでは教材の制作サービスも提供しているため、英語教材の制作も相談できます。
学習コンテンツが充実していてZoom連携もできる「playse. eラーニング」
株式会社manebi
- 参考価格:初期費用110,000円 月間の利用者30人まで・月額16,500円、月間の利用者31〜500人月額550円(1ユーザー)など
- 提供形態:クラウド / SaaS / サービス
- 対象従業員規模:全ての規模に対応
- 英語教材コンテンツ:あり
- 教材の制作サービス:あり
- リスニング:あり
- スピーキング:あり
- ライブ配信:あり
- スマホ対応:あり
「playse. eラーニング」は、約3,000もの豊富な学習教材コンテンツを提供するeラーニングシステムです。 英語の教材も多く提供しており、さまざまな業種や職種を幅広くカバー しています。以下は提供教材の一部です。(2021/6/30時点)
- ビジネス英文Eメール
- 異文化マネジメントの英語表現
- 交渉の英語
- ビジネス現場の英語表現(マーケティング/財務会計/組織/戦略/ビジョン)
動画や音声ファイルにも対応しているので、英語のリスニング学習もできます。また、 Zoom連携機能があるためオンライン英会話授業の開催も可能 です。ニーズによってはコンテンツの追加も相談でき、自社コンテンツも追加できるなど、英語学習に必要な機能は網羅している製品です。
学習状況を確認する管理画面では、コース別・会員別・テスト別・教材パック別で表示でき、確認しやすくなっています。
TOEIC対策講座を受講可能「AirCourse」
KIYOラーニング株式会社
- 参考価格:初期費用0円、100~299ユーザーの場合ベーシック月額319円、コンテンツプラス月額462円(月額は1ユーザーあたり)その他は別途問い合わせ
- 提供形態:クラウド / SaaS / ASP / サービス
- 対象従業員規模:100名以上
- 英語教材コンテンツ:あり(コンテンツプラスプランが必要)
- 教材の制作サービス:あり(動画制作サービス)
- リスニング:あり
- スピーキング:なし
- ライブ配信:なし
- スマホ対応:あり
「AirCourse」は、動画に特化した学習コンテンツでのオンライン学習を行えるeラーニングシステムです。 コンテンツプラスプランを選択すると、4種類のTOEIC対策講座を受けられます。
動画教材の制作サービスも用意されているため、必要に応じて英語関連の動画教材作成について相談することもできます。ライブ配信機能はないため、 主にTOEIC対策のリスニング学習を強化したい場合に向いている製品です。
学習状況を確認するレポート機能はグラフ表示で見やすく、eラーニング以外の集合研修など、社員研修全般の管理ができる機能も提供されています。
ライブ配信でオンライン英会話が可能なeラーニングシステム3選
ライブ配信は、オンライン英会話の学習には必要な機能です。前項で紹介した「playse. eラーニング」と同様に、ライブ配信が行えるおすすめのeラーニングシステムを3製品ピックアップしました。
Zoom連携でライブ授業の管理ができる「Moodle(ムードル)」
株式会社FCEトレーニング・カンパニー
- 参考価格:月額88,000円~(スタートアップ教材・サーバー代含む)
- 提供形態:オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / ハードウェア / SaaS / ASP / アプライアンス / サービス / その他
- 対象従業員規模:全ての規模に対応
- 英語教材コンテンツ:要お問い合わせ
- 教材の制作サービス:あり<
- リスニング:あり
- スピーキング:Zoom連携で可能
- ライブ配信:Zoom連携で可能
- スマホ対応:あり
「Moodle」は、世界中で利用されているオープンソース のeラーニングシステムです。株式会社イオマガジンは正式パートナーとして導入・運用支援やカスタイズ開発をサービスとして提供しています。
ライブ配信はZoom連携で可能 になり、出欠管理と連動して管理できます。オンライン英会話授業を行うには、別途講師のアサインなどが必要です。社内教育としてオンライン英会話のコースを準備したいという要望にはじゅうぶん対応できる製品です。
画面表示は120ヵ国語に対応しているため、母国語が日本語以外の従業員も利用可能 です。また、株式会社イオマガジンでは、オリジナル教材の提供や教材の制作サービスも用意しているため、英語教材の調達についても相談できます。
Web会議ツールと連携できる「KnowledgeDeliver(ナレッジデリバー)」
株式会社デジタル・ナレッジ
- 参考価格:100ユーザライセンス275,000円~
- 提供形態:クラウド / オンプレミス / パッケージソフト / ASP
- 対象従業員規模:全ての規模に対応
- 英語教材コンテンツ:要お問い合わせ
- 教材の制作サービス:あり
- リスニング:可能
- スピーキング:ライブオプションで可能
- ライブ配信:ライブオプションで可能
- スマホ対応:あり
「KnowledgeDeliver」は、ライブオプションを追加することで、Web会議ツールとシームレスに連携できるeラーニングシステムです。 Web会議ツールは双方向の会話が可能なため、オンライン英会話の学習にも利用できます。
株式会社デジタル・ナレッジは、動画や映像での学習コンテンツ作成サービスも提供しているため、 英語学習用の教材作成も相談可能です。
集合研修管理や学習状況管理など運用管理面の機能も揃っており、自社で英語学習を進める際にも利用できます。
動画配信型のオンライン学習向け「viaPlatz」
NTTテクノクロス株式会社
- 参考価格:パブリッククラウドサービス初期費用50,000円、月額40,000円・80,000円・120,000円の3プラン、プライベートクラウドサービス初期費用300,000円~、月額125,000円、オンプレミス型ライセンス1,600,000円など、細かい条件は別途問い合わせ
- 提供形態:オンプレミス / クラウド
- 対象従業員規模:全ての規模に対応
- 英語教材コンテンツ:要お問い合わせ
- 教材の制作サービス:要お問い合わせ
- リスニング:可能
- スピーキング:要お問い合わせ
- ライブ配信:ライブオプション選択で可能
- スマホ対応:あり
「viaPlatz」は、動画配信によるオンライン学習に適したeラーニングシステムです。提供形態は3種類ありますが、 英語学習には、いつでもどこでも学習できるパブリッククラウドまたはプライベートクラウドが適しています。
ライブ配信オプションを付けることで、オンラインでの英語講義も可能です。オプションにより学習教材に書き込みも可能で、 視聴者同士の書き込みによるディスカッションができる 仕組みも提供しています。英語学習をライブ配信したい場合は、英語講師を別途アサインする必要はあります。
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英語専門のeラーニングサービス3選
番外編として、英会話教室を開いている会社の提供している、英会話専門のeラーニングを3サービス紹介します。
1、法人・教育機関向けで学習効果を確認しやすい「TOP ESLオンライン英会話」株式会社ジージー
「TOP ESLオンライン英会話」は、法人・教育機関を対象とした、オンライン英会話授業を配信しているサービスです。オンライン英会話専門サービスなので講師のレベルも高く、1授業は25分という比較的短時間で構成されています。
オンライン会議アプリとしては「Skype」「Zoom」「HangOut」などに対応。また、独自開発のスピーキング・コミュニケーション能力測定テストによるアセスメントにより、英会話力がどこまで身に付いたかの確認も可能です。
2、17コースでスキルレベルに合わせた学習が可能「Reallyenglish」株式会社EdulinX
英語のeラーニングサービスを提供する「Reallyenglish」。企業向けには、従業員のスキルレベルに合わせた17コースを用意して、効果的な英語学習を進めるカリキュラムを用意しています。
学習開始時にスキルレベルの診断テストがあるため、無理なく適切なコースを選べる仕組みも用意。学習期間中レベルアップすると、学習の難易度も変化し、効率の良い英語学習を実現できます。
3、TOEIC対策とビジネス英語の両方が学習できる「アスクオンライン for business」株式会社アスク出版
「アスクオンライン for business」は、企業の英語学習に求められるTOEIC対策とビジネス英語コースの両方が用意されているサービスです。TOEIC対策は、目標レベル別に3コースを用意し、模試も受験できます。また、外国人社員のための日本語教育コースもあるため、グローバル企業にもおすすめです。
eラーニングシステムで英語を学ぶ8つのメリット
eラーニングシステムを導入して、英語を学習できる環境を整えることにより、受講者である従業員と管理者・会社側双方に大きなメリットがあります。具体的なメリットは以下の8点です。
1、いつでもどこでも研修できる
eラーニングシステム製品のほとんどは、モバイルデバイスに対応しており、受講者がいつでもどこでも研修できる仕組みを整えています。受講者は、受講期間内ならいつでも自分の都合がいいタイミングで受講可能です。通勤電車の中やカフェなど、好きな場所でスキマ時間を活用して、効率的に学習できます。
ライブ配信の場合は日時が決まっていますが、受講場所の制約を受けないという点はメリットです。対面の英会話教室に通う場合は、受講場所に行く移動時間なども必要になりますが、eラーニングなら移動時間も節約できます。
2、何度も学習できる
英語学習の場合は、反復学習が重要です。多くのeラーニングシステムでは、何度も繰り返し学習ができるため、英語学習に向いています。何度も復習できる環境を整えることで、従業員全体の英語力アップが期待できる点も大きなメリットです。
また、学習だけでなく確認テストを何回も繰り返し行い、理解度の進み具合が確認できる点も見逃せない特徴です。反復学習をただ行うだけでなく、成果を測定できる点もeラーニングシステムの魅力と言えます。
3、音声や動画教材でリスニングも簡単
ビジネス英語では、読み書きだけでなくリスニングも重要になります。英会話力の基礎として、耳を英語に慣れさせるリスニングの学習は欠かせません。
eラーニングシステムは、PowerPointなどのテキスト・グラフィック教材だけでなく、音声や動画教材も利用可能です。イヤフォンさえあればいつでもどこでもリスニングの学習ができるので、反復学習をすることで英語のリスニング力を高められます。
4、ライブ配信でオンライン英会話も可能
eラーニングシステムの中には、ライブ配信による授業も可能な製品があります。オンライン会議機能を使って双方向のやり取りができるため、オンライン英会話教室も可能です。ライブ配信の場合は講師をアサインする必要がありますが、会場確保が不要で数千人レベルでの受講もできます。
受講者は、自宅など好きな場所でオンライン英会話を受講できます。近年では、オンラインで英会話のレッスンを受講できる外部サービスもありますが、eラーニングシステムなら会社側で受講料を負担するため、費用面でも受講者にはメリットがあります。
5、社内全体の英語力を効率的に上げる
会社がeラーニングシステムでの英語学習を取り入れることにより、従業員側に金銭的な負担はなく、気軽に英語学習を進められる環境を用意できます。
さらに、従業員が英語学習に対して前向きに取り組めるような施策を工夫することで、従業員全体の英語力アップを効率的に進められます。従業員が自主的に英語学習を進めたくなる施策の例は以下のとおりです。
・成績目標を目標管理制度に組み込む
・英語学習の進捗状況を従業員自身も確認できる仕組みを整備する
これらの施策も、eラーニングシステムを活用することで手間をかけることなく実現できます。
6、 教材・講師・会場の準備が不要
eラーニングシステムの教材を用意すれば、集合研修のように紙の教材印刷や講師・会場のアサインが不要になります。ライブ配信の場合は、講師と配信場所の確保は必要ですが、受講人数に合わせた広い会場を確保する必要はありません。受講人数を気にすることなく開講できるため、人事部門の負担も軽くなります。
7、学習状況をリアルタイムに把握できる
eラーニングシステムでは、研修プログラムの学習状況を一覧形式かつリアルタイムで確認できる管理画面を提供しています。進捗の遅延や確認テストの成績はすぐに確認できるため、学習状況が思わしくない従業員をいち早く確認して、フォローなどの対策をとることも簡単です。
製品によって見せ方に細かな違いがあるため、どのような形で学習状況を確認できるかについては、実際にeラーニングの画面を確認しましょう。
8、均一レベルの教育を提供できる
対面授業では、受講タイミングにより違う講師が授業を担当するため、どうしても講師のレベル差により授業の品質は左右されてしまいます。eラーニングシステムは、講師によるレベルの差を気にすることなく、同じ教材を使って全従業員に同じ教育を提供できます。
eラーニングシステムを英語学習に利用するメリットは以上です。次に、英語学習のためにeラーニングシステムを選ぶ際に確認するべきポイントを紹介します。
英語学習用にeラーニングシステムを選ぶポイント8つ
従業員の英語学習のためにeラーニングシステム製品を選ぶ場合は、以下の8つのポイントを確認し、目的に合わせた製品を絞り込んでください。
1、英語教材コンテンツの有無
英語教材コンテンツを自社で準備すると、かなりコストがかかります。利用できる英語教材コンテンツが準備されていれば、英語教材コンテンツの調達コスト削減が可能です。
eラーニングシステム製品の中には、英語教材コンテンツを豊富に用意している場合もあります。製品によって提供教材の内容は大きく異なるため、英語学習用材がどれだけ充実しているかは、重要な確認ポイントです。
また英語教材コンテンツを自社で準備する予定の場合は、教材作成機能の使いやすさもチェックしましょう。
2、英語教材の制作サービスの有無
自社で英語教材を用意する人的リソースがない場合は、英語教材制作の外注も視野に入れる必要があります。eラーニングシステムを提供する会社の中には、教材制作サービスを展開している場合もあるため、利用したい場合はサービスの有無や、制作サービスの料金体系も確認してください。
3、音声や動画でリスニング可能か
音声や動画によるリスニング学習は、英語学習に欠かせない要素です。ほとんどの製品では音声や動画によるリスニング学習は可能ですが、念のため音声や動画の教材が利用できるかどうかも確認してください。
英語能力の目安として利用される英語検定「TOEIC」も、リスニング問題が出題されるため、対策講座ではリスニング問題があるかどうかも要チェックです。
4、ライブ配信でオンライン英会話ができるか
ライブ配信による授業が可能な製品は限られます。オンライン英会話も可能にしたい場合は、ライブ配信機能を提供している製品の中から選ぶようにしましょう。
また、ライブ配信によるオンライン英会話を開催するためには、講師の確保も必要です。講師の選定もサポートしてくれる製品や、研修コース作成支援メニューのある製品なら、スムーズに自社に合わせた英語学習コースを作成できます。
5、自社の利用規模に合っているか
eラーニングシステム製品は、製品によって対応する従業員規模が異なるケースがあります。例えば、最低利用人数が100名以上となっている場合、従業員数が30人程度の会社にとっては月額料金の負担が大きいかもしれません。自社の利用規模で、大きな料金の負担がなく利用しやすいかも忘れず確認しましょう。
6、予算に合った費用か
製品によって料金体系は異なり、ボリュームディスカウントのある製品も見られます。また、ライブ配信の場合は、別途配信時間によって従量課金制を採用している製品もあります。製品選定前には自社の利用人数を精査しておき、その人数で利用する場合に総コストはいくらかかるのかも確認しましょう。
7、進捗管理機能が充実しているか
進捗管理機能は、人事部門や講師など管理者側にとって確認しやすい表示か、検索項目は必要じゅうぶんかも確認したいポイントです。進捗管理機能の充実度で、管理を効率化できるかどうかが決まります。従業員の学習状況の確認だけでなく、必要に応じてフォローする場合のメッセージ機能の有無もチェックしましょう。
8、モバイル対応か
ほとんどのeラーニングシステム製品は、クラウド型サービスとして提供されているため、モバイルデバイスでの受講は可能です。ちなみに、オンプレミス型は社外秘に関する学習など、社内に限定したオンライン学習を行いたい場合に利用します。
モバイルデバイス対応となっている場合も、どの機種が対応しているか忘れず確認してください。サポート対象機種は製品により違いがあるためです。
また、動画配信やライブ配信の場合、モバイルデバイスだと利用できる機能が制限されるケースがあるため、どこまで使えるかは忘れず確認しましょう。特にライブ配信によるオンライン英会話を実施したい場合は、モバイルデバイスで双方向のやり取りができるかどうかは重要な確認ポイントです。
eラーニングシステム製品を選ぶポイントについて解説しました。次は、英語の教材コンテンツがある・ライブ配信でオンライン英会話が可能という2つの観点からおすすめのeラーニングシステム製品を紹介します。
eラーニングシステム導入で従業員の英語力アップを目指そう
eラーニングシステムは、従業員の英語力アップにも役立つオンライン学習ツールです。いつでもどこでも学習でき、学習の進捗状況を確認しやすいことから、進捗状況をフォローしながら効率の良い英語学習を実現します。
自社で英語教材を用意するには初期コストがかかりますが、長い目で見るとリーズナブルに従業員の英語学習を進められます。製品によっては英語教材を用意しているものもあるため、上手に活用して英語学習のカリキュラムを作成しましょう。
また、英語学習は、読解力や文章作成力、リスニング、スピーキングなど、鍛えたい能力によって必要となる講義形式が異なります。ビジネス英語を身に付けたいのか、英検の点数底上げを目標とするのか、会話の能力も鍛えたいのか、英語学習の目的を明確にして、製品選びを進めましょう。
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