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ノートン 360は重い?実測値とディスクやCPUの重さ対策を解説

ノートン 360は、現在の市販されているセキュリティソフトの中で最も多機能と言える製品です。

その他機能性ゆえか、一部の口コミで「ノートンは重い」といった意見を見かけることも。

この記事では、ノートン 360が本当に重いソフトなのかを実機を用いて検証していきます。

ノートン 360を導入することでデバイスが重くなることが推定できるシーンや、その対処法についても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

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Norton

メジャーなセキュリティソフトの中で、最も多機能なノートン 360

中でも、以下の2つの機能に注目が集まっています。

  • セキュアVPN
  • ダークウェブモニタリング

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実測値を公開!ノートン 360は重いセキュリティソフトなのか?

ネットの口コミで「重い」との評価が見受けられるノートン 360ですが、実際の所はどうなのでしょうか。

詳細な評価を以下の記事で行なっていますが、ここではその中から実測データを引用して、実際の性能がどんなものかを検証していきます。

ノートン 360利用時の実測値

今回は、軽さを計測するためのベンチマークとして、「スキャン速度」に着目しました。

ノートン 360と、Windowsに標準搭載されているWindows セキュリティの結果を、比較してみます。

セキュリティソフトの性能差をより顕著に把握するため、テストに使用したPCはエントリークラスで、性能的にミニマムになるぐらいのレベルのものを使用しています。

カスタムスキャンの実測値

ノートン 約26秒
Windows セキュリティ 約50秒

カスタムスキャンの対象は、いくつかの種類のデータを含む約10GBのフォルダです。

ノートンが約26秒で処理を終えたのに対し、Windows セキュリティは約51秒。カスタムスキャンではノートンが圧倒しました

フルスキャンの実測値

ノートン 約1時間40分
Windows セキュリティ 約30分

フルスキャンでは、ノートンが1時間40分を要したのに対しWindows セキュリティは30分弱で処理を終えており、単純な処理時間ではWindowsセキュリティの方が大幅に短い時間でスキャンを完了させました。

ただ、検査を行なったオブジェクトの数はノートンの方が大幅に多くなっており、処理の過程を見ているとノートンは単なるファイルのスキャンだけではなく、メモリに展開されているイメージやレジストリなど様々な要素のチェックも合わせて行なっていることが確認できました。

時間をかけた分、じっくりとより詳細なスキャンを行なっていたイメージです。

検査機関の数値からも十分な軽さを実現していることが伺える

セキュリティソフトの評価を行なう第三者機関AV-TESTによる性能評価では、以下のようなデータが公開されています。(2023年4月のデータ)

ノートン 360 Windows セキュリティ
Webサイトの表示遅延 27% 19%
メジャーアプリのDL速度低下 2% 3%
一般的なアプリ起動速度低下 3% 4%
メジャーアプリのインストール速度低下 24% 22%
ファイルコピー性能低下 4% 1%

2023年4月のテスト結果では両者とも似た傾向のデータを示しました。

ただし、数値的には使い勝手上カギになりやすい項目でノートン 360がWindowsセキュリティを下回る結果となりました。

数値的にはノートン 360のWebサイトの表示遅延の大きさが少し気になる結果ですが、実使用シーンで明確な重さを感じるかは微妙です。

実際の使用感も良好

ノートン 360は機能が豊富な分、メモリの消費量はやや多めです。

しかし、OSが通常運転に入ってからノートンの存在感を感じるシーンはほぼなく、快適に使用できています

PC立ち上げ時の重さも軽めな印象ですし、基本的には他機能と軽さを高いレベルで両立したセキュリティソフトと言って良いのではないでしょうか。

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ノートン 360が重くなるケースとは?

ノートン 360に限らず、セキュリティソフトを入れたパソコンやスマートフォンの動作が重くなるシーンは、それぞれのセキュリティソフトがなにがしかの「仕事をしている時」です。

基本的にこの手のソフトは「裏方」ですから、通常はユーザーの目に見えないところで仕事をしています。新しいファイルをダウンロードしたらそのファイルのリアルタイムスキャンを行なったり、新しい脅威情報をサーバから取り込んだり、ユーザーの操作がなくなったと判断したらバックグラウンドスキャンを起動したり。

ユーザーが操作を行うなどの明示的なタスクを起動した場合を除き、こういった処理がユーザーの目に見えないところで行われているため、まれに逆に重さを感じてしまうことがあるのです。

以下では、具体的にノートン 360の処理が原因となってデバイスの動作が重くなりうるケースをまとめます。

スキャン処理が走っている時

ノートン 360の処理が原因でパソコン・スマホの動作が重くなる最大の原因となり得るのが、「スキャンの実行」です。

スキャン処理が行われると、スキャンの対象となるハードディスクなどのストレージには、大きな負荷がかかります。そのため、スキャン実行中のストレージをユーザーが利用しようとすると、レスポンスがかなり悪くなるのです。

データだけ保存してあるディスクがスキャン中の場合には影響範囲はかなり限られますが、OS本体やアプリが入っているシステムドライブのスキャンが行なわれている間は、アプリの起動やOSの操作などの基本的な操作全般の使用感が悪くなります。

Windows Updateなどでマイクロソフトからダウンロードした更新プログラムもリアルタイムスキャンの対象になりますから、Windows Update自体の処理速度も低下します。

ちなみに、CPUの稼働率が100%になるとPCの処理速度は低下しますが、ノートン 360などのセキュリティソフトが原因でCPUの稼働率が100%になることはありません。

あくまで、HDDなどのストレージに負荷がかかることが、重さを感じる原因です。

ライブアップデート実行中

ノートン 360の「ライブアップデート」中も、デバイスに負荷がかかるため重くなりやすいシチュエーションです。

ライブアップデートには、ウイルスやマルウェアのパターンファイルなど新たな脅威情報をノートンのサーバからダウンロードする処理と、ノートン 360本体のバージョンアップ処理が含まれます。

毎日起動しているようなデバイスならライブアップデートもこまめに実行されているため、一度に大きな更新データを取り寄せる大きなアップデート処理が行なわれません。

しかし、たまにしか起動しないパソコンなどでは、大量の更新データの取得とその適用のため、処理に時間がかかる大きなアップデートとなってしまいます。これが原因で、パソコンのレスポンスが悪くなる時間が延びることになるのです。

また、ライブアップデートの処理では、取得した更新内容をストレージに記録するところ以外の部分でCPUの使用率も上がりやすくなっています。

ノートン 360が重い場合の4つの対策

ノートン 360をインストールしたデバイスの動作が重く感じるなら、以下の工夫をすることで軽さを取り戻すことができるかもしれません。

  • スキャンのタイミングを調整する
  • ライブアップデートを先に行なっておく
  • Windows Updateを先に行なっておく
  • Macの場合にはタイムマシンのデータ領域をスキャン対象外に

それぞれの詳細は、以下の通りです。

スキャンのタイミングを調整する

ノートン 360が「稼働中のデバイスがアイドル状態になった」と判断して自動実行するバックグラウンドスキャンに関しては、ユーザー側は特に気を使う必要はありません。何らかの操作を行なうと自動で停止しますので、基本的にユーザーがデバイスを使う邪魔はしないようになっています。

これに対し、手動で実行するスキャンやスケジュールを設定して実行するスキャンは、処理が始まるとユーザーがマニュアルでその処理を止めない限りはバックグラウンドで動き続けます。処理が完了するまで、操作感に悪影響を与えてしまうのです。

そのため、このタイプのスキャン実行はタイミングを見計らうことが重要です。具体的には、パソコンやスマートフォンを利用する時間帯を避けて実行するよう設定します。

スキャンにかかる時間にもよりますが、寝る前にフルスキャンを起動して寝ている間に処理してもらう、という方法が、一番影響を受けにくいです。

スキャン完了後にパソコンの電源が入りっぱなしになるのは嫌な方は、スキャン終了後のパソコン挙動を指定するオプションを利用し、電源をオフにする設定がおすすめです。

スケジュールスキャンも、ユーザーがデバイスを使わない時間を見定めて起動する時刻を設定するようにしましょう。

スキャン実行中にマシンが重くなるのは避けられませんので、できるだけ時間をズラす工夫が必要です。

ライブアップデートを先に行なっておく

ノートン 360のライブアップデートは放っておいても自動で実行してくれるものですが、手動で先に行っておくと、しばらくの間は「いつの間にか処理が実行されていてなんとなくデバイスのレスポンスが遅くなる」といった事態を避けることができます。

ライブアップデートによる情報の配信タイミングはかなり細かいため、この対応だけで完全にライブアップデートによる重さを解消できるわけではありません。ですが、気づいたときに手動実行しておくことで、不意の重さからくるストレスは減らせます。

Windows Updateを先に行なっておく

Windows Updateでダウンロードされる更新プログラムも、リアルタイムスキャンの対象です。

Windows Update自体の処理の重さもありますが、こちらもライブアップデートと同じようにユーザーがあらかじめ手動で実行させておけば、その後しばらくはこれが原因の重さを回避できます。

Macの場合にはタイムマシンのデータ領域をスキャン対象外に

MacOSの機能であるタイムマシン、このデータ記録領域に対してセキュリティソフトのスキャンが動くと、Macの動作が重くなる事象が知られています。

定期的なスキャンの対象からこの部分を除外して、無用な使用感悪化を抑える設定にしておきましょう。

ただし、スキャン対象外にしたあとは、不定期にでも構いませんので、折に触れてタイムマシンのデータ領域まで含めた手動スキャンも行なうと、安心です。

ノートン 360はMacユーザーにもおすすめ

MacOSは、セキュリティ面も優れた基本ソフトウェアとして知られています。その安全性を示すポイントは、以下の通り。

  • OSそのものの素性、出来が良い
  • 最初からセキュリティ機能を内蔵している
  • 公式アプリストアの審査が厳格
  • 元々Macを狙うウイルス・マルウェア作成者が少ない

ですが、MacOSのセキュリティも100%完璧ではなく、ウイルスやマルウェアに入り込まれてしまう可能性はゼロではありません

また、今のネットが関わる脅威の主流は、ウイルスなどの不正なプログラムではなく、個人情報を狙うフィッシング系などの危険なサイトです。そして、この脅威に対するブロック機能は、MacOS本体には備わっていないのです。

このセキュリティ面の穴を埋める役割を果たしてくれるのが、ノートン 360をはじめとしたセキュリティ製品です。

中でも、ノートン 360は非常に多彩な機能を備えた総合セキュリティソフトで、パスワードマネージャー機能や独自VPN機能などを標準搭載。ダークウェブへの個人情報流出を監視してくれるダークウェブモニタリング機能も、追加料金なしで利用できます。

「ウイルス対策」機能はMacOSに最初から備わっていますが、それ以外の多様なセキュリティリスクからMacデバイスを守るためにも、多機能なノートン 360はおすすめです。

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まとめ

「ノートン 360が重い」といった口コミを見かけることはありますが、実際の使用感は快適で、最高峰の機能と使いやすさを両立させたセキュリティソフトと言って良い製品です。

手動スキャンなど、一部の機能を実行中にデバイスに負荷がかかり、重さを感じることも事実ですが、これらに関しては実行タイミングをコントロールすることで、回避できます。

今はパソコンの性能も上がり、デスクトップPCのエントリークラスでも4つのコア(プログラムを処理するブロック)を持ち、完全に並行して8つのプログラムが動かせるようになっています。

内蔵ストレージもハードディスクよりもずっとレスポンスが良いSSDへの転換が進んでおり、ハードウェアの性能面からもセキュリティソフト由来の重さを感じるシーンは、どんどん減ってきているわけです。

通常使用をしている限りノートン 360は快適に使用できますので、ぜひ上手に使いこなしてください。

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この記事を監修した人

元某大手電機メーカーのプログラマ。
MS-DOS時代からのPCヘビーユーザーでデジタルガジェット大好き人間です。写真、音楽、読書、ゲームなどすべての趣味がPCを中心に回っています。実体験も交えたノウハウでセキュリティソフトの実際をご紹介します。

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