今回のテーマは「お金持ちが絶対にやらない5つのNG習慣」です。
銀座のクラブに通うお客様に「絶対にやらないと決めていることはありますか?」と尋ねてみたところ、様々な答えが返ってきました。出世の近道なんてものはなく、当たり前のことを当たり前にできる方が、信頼を勝ち取っていくものなのだな、と感じました。
では、さっそく解説します。
NG習慣(1)遅刻
今回はお客様約10名にアンケートを実施しました。統計、市場調査だとしたら不十分なボリュームですが、あくまで「とあるクラブのとあるお客様のケース」として楽しんでいただけましたら幸いです。
お客様からお寄せいただいた回答の中で最も多かったNG習慣は「遅刻」でした。
理由としては
- 食事や打ち合わせを「すみません」からスタートするのはイヤだから
- 時は金なりだから
- 約束時間を守るのは社会人としては基本中の基本
- 相手を待たせたくないから
といったものがあげられました。
また、仮に交通機関のマヒや遅延などで約束の時間に間に合わない場合は「遅刻する前にその旨を連絡し、到着予定時刻を伝えることが大切」と、お答えになった方もいらっしゃいました。ごくごく当たり前のことですが、これができない方もいるようです。
私はお客様に同伴していただく際は、30分前には約束の場所にスタンバイするようにしています。私よりずっと忙しく、時間給にしたら私よりずっとお稼ぎになっている方が、私と食事をするためにその貴重な時間を割いてくださっているわけです。遅刻なんてできるはずがありません。
また、遅刻する=マネジメント能力不足と見られ、相手からの信用を失ってしまう原因にもなりえます。当たり前のことですが、約束の時間はしっかり守るようにしましょう。
NG習慣(2)迷惑行為
お客様からお寄せいただいた回答の中で2番目に多かったNG習慣は「迷惑行為」でした。
またもや当然すぎる回答でしたが、近年は特に迷惑行為を迷惑行為と捉えていない方が多いように感じます。
お客様が「迷惑行為」としてあげていたのは
- 公共の場で大声をあげる・はしゃぐ
- キャバクラやクラブなどお触り厳禁のお店でお触り行為をする
- 周囲に配慮しないで咳やくしゃみをする
- 香水のかおりが強すぎる
- 歩きたばこ
などでした。
お酒を飲んでボリューム調整機能が壊れてしまったのか、クラブ=大人の社交場に相応しくないはしゃぎ方をしていらっしゃる方を度々見かけます。また、ホステス等に過剰なボディタッチをしているおじさんは、はたから見て単純にみっともないです……。
どこで誰が見ているかわかりません。足をすくわれないためにも、迷惑行為は避けましょう。
NG習慣(3)時間を無駄にする
時間は失ったら最後、取り返すことのできないものであり、誰にとっても有限なものです。お忙しい方にとってはなおのこと、時間は貴重なものです。
お客様が「時間の無駄」としてあげていたものの一つは「喫煙」でした。理由は「喫煙場所を探す手間も、喫煙時間そのものも時間の無駄でしかないから」でした。
東海道新幹線の車内での喫煙ルームが2024年3月をもって廃止された、というニュースを耳にした友人は「これからは新幹線には乗らず夜行バスで移動する」なんてことを言っていましたが、これこそ喫煙のせいで無駄になっている時間だと感じました。
とはいえ、喫煙には「ストレス発散」「気持ちを和らげる」などの効果があるとも言われていますね。
その他にお客様が「時間の無駄」としてあげていたものには
- ギャンブル
- 進捗がないのに行われる定例会
- 特に議題がなく、ただの報告会みたいになっている会議
- SNSの長時間の閲覧
- つまらない口喧嘩
などがありました。
貴重な時間を無駄にすることなく有意義なものにしたいですね。