ベントレーモーターズ ジャパンは、2025年内に日本発売予定の第4世代コンチネンタルGT/GTCおよびフライングスパーに、新たな「アズール」および「ベース」モデルを追加した。両モデルは最高出力680PS・最大トルク930Nmの新開発「ハイパフォーマンスハイブリッド」パワートレインを搭載している。
第4世代新型コンチネンタル GT/GTC「ベース」モデル
コンチネンタルGT/GTCの「ベース」モデルは、2003年の初代モデルから続くクラシックなデザインを踏襲。象徴的なマトリックスグリルはクローム仕上げとブラックアクセントで統一し、フロントバンパーやリアディフューザーは光沢ブラックでまとめた。「ハーモニー」ヘッドランプとテールランプのアニメーションにも注目。
インテリアでは、クルー工場の職人が仕立てたストレートフルーテッドデザインのシートを採用。ドアハンドルやスイッチ類の仕上げはブライトクロームまたはダーククローム(オプション)を選択可能で、トレッドプレートには「Handcrafted in Crewe, England」の文字を刻む。
パワートレインは4.0L V8エンジンと電気モーターを組み合わせた「ハイパフォーマンスハイブリッド」だ。0-100km/hを、GTは3.7秒、GTCは3.9秒で加速し、EV走行はそれぞれ最大85kmと82kmとなっている。
参考価格は、コンチネンタル GT ベースが3,367万円、コンチネンタル GTC ベースが3,685万円。
新型コンチネンタル GT/GTC「アズール」モデル
「アズール」モデルは、ベースモデルと同じ基本構成を持ちつつ、快適性とウェルネスにフォーカスした仕様。専用のウェルネスシーティングは、マッサージ機能、姿勢補正、自動温度調整などを装備し、長時間のドライブも快適に過ごせる。
エクステリアには専用デザインのホイールやディテールが加えられ、内外装ともに上質な空間を演出。新型コンチネンタルGTC「アズール」はパノラミックサンルーフを備え、首元を暖めるネックウォーマーも搭載。季節を問わずオープンドライブを楽しめるとしている。
参考価格は、コンチネンタル GT アズールが4,040万円、コンチネンタル GTC アズールが4,422万円。
新型フライングスパー「ベース」モデル
フライングスパーの「ベース」モデルもまた、ハイパフォーマンスハイブリッドパワートレインを搭載。0-100km/h加速は3.9秒と、4ドアラグジュアリーセダンを超えるパフォーマンスを実現している。
インテリアは上質なウッドパネルとレザーが組み合わされ、ベントレーらしい高級感を提供する。広い室内空間も魅力のひとつで、後席の快適性も高い。参考価格は2,950万円。
新型フライングスパー「アズール」モデル
「アズール」仕様のフライングスパーは乗員にも快適性を提供する設計。リアシートには独立シートを採用し、マッサージや冷暖房機能、パーソナルインフォテインメントも完備している。
足回りにはベントレーダイナミックライドと電子制御リミテッドスリップデフが組み込まれており、重量のある車体ながらスポーティな走行性能を発揮。EVモードでは最大80kmを走行できる。参考価格は3,540万円。