「カーキ フィールド」は時計ブランド「ハミルトン」の代名詞的なコレクションの1つ。1940年代にアメリカ陸軍用の軍用時計を供給していたハミルトンのウォッチを祖としつつ、シンプルで強靭なフィールドウォッチを多くのバリエーションで展開している。
そんなカーキ フィールドの機械式モデル「カーキ フィールド オート」に、新しい文字盤としてブルーとグリーンが加わった。実機の写真を中心に紹介する。
フィールドウォッチでありながらどこか都会的なこの文字盤は、中央のサンレイと同心円状のアワーリングという異なる仕上げを施し、光と影の上品なコントラストを演出している。シンプルな3針ということもあって、オンタイムでもオフタイムでも着用しやすく、さまざまなスタイルとマッチするだろう。
サンドフィニッシュのケースは光の反射を抑え、ダイヤルではアラビア数字の24時間インデックスで時刻を読みやすい。3時位置にはデイト表示を配置。針にはスーパールミノバ(蓄光塗料)を加工し、先端がレッドの秒針もいいアクセントになっている。
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左から、グリーンダイヤル(42mm/ステンレススチールブレスレット)、ブルーダイヤル(38mm/ステンレススチールブレスレット)、ブルーダイヤル(42mm/ブラウンレザーストラップ)、グリーンダイヤル(38mm/ブラウンレザーストラップ)
ケースサイズとして38mmと42mmの2種類、そしてステンレススチールブレスレットとブラウンカウレザーストラップの組み合わせ(計4通り)をラインナップ。ステンレススチールブレスレットモデルは11万2,200円、ブラウンレザーストラップモデルは10万1,200円となる。
ケース素材はステンレススチール、ケースの厚さは11mm、風防は反射防止加工のサファイアクリスタル、防水性能は10気圧(日常生活用強化防水)だ。自動巻き機械式ムーブメントの「H-10」は、約80時間という長いパワーリザーブを備える。