“働くクルマ”として大活躍するトヨタ自動車の商用車「プロボックス」は、カスタム車のベース車両としても大人気だ。先日の「東京オートサロン2025」では、大阪府のラブラーク(LOVELARK)という会社が作りたてほやほやのカスタム車を展示していたので、観察してきた。
レトロな丸目のプロボックスはどう?
プロボックスは安くて広くて意外と速いトヨタの商用車だ。そんな特徴からか、カスタム車のベースとしてもよく選ばれる存在になっている。やり方によってはオラオラ系にもカワイイ系にも変身する懐の深いクルマである。
普段は主に「ハイエース」のカスタム商品を手掛けているラブラークが、今回の東京オートサロンで初公開したのが「415サファリ」だ。大きな特徴はオリジナルのヘッドライトを装着したフロントマスク。レトロな雰囲気をまとった丸目の表情がいい感じだ。レトロでもありアウトドアっぽくもあるカスタム車に仕上がっている。
そのほかには前後のフェンダー、サイドシル、テールランプなどもカスタムしてある。ホイールもオリジナルのものを装着している。
ラブラークによれば、プロボックス向けカスタム商品の生産体制はすでに整っているものの、まだ完成したばかりということで、現在は価格を含む販売方法について詳細を詰めているところだという。415サファリがカッコいい、欲しいと思った人は、ラブラークからの続報を待とう。