東芝クライアントソリューションは14日、2016年夏モデル新製品として、LTE対応のSIMフリーモデルを追加した12型タブレットPC「dynaPad N72/V」を発表した。発売日は4月22日。価格はオープンで、店頭予想価格は税別130,000円前後から。
12型Windowsタブレットで世界最軽量クラスのタブレットPC。ワコムと共同開発したアクティブ静電結合方式によるデジタイザーペン入力が行えるほか、キー入力用のキーボードドッグも付属する。
夏モデルでは、従来ゴールドのみだったきょう体カラーを変更し、キーボード部のベースをゴールド、キー部分をホワイトとした、ツートンカラーキーボードを採用。また、通常モデルに加え、LTE対応のSIMフリーモデルを追加した。
対応するSIMカードはmicroSIM。対応バンドは、LTEが1/3/19/21、3Gが1/6/19で、NTTドコモやOCN、IIJ、U-NEXTの4社のSIMカードで動作確認済みという。なお、LTEモデルでは通常モデルで搭載する近距離無線通信機能「TransferJet」が、モジュール搭載スペースの関係で省かれている。
LTEモデルの主な仕様は、CPUがIntel Atom x5-Z8300(1.44GHz)、メモリが4GB、ストレージが128GB、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、OSがWindows 10 Home 64bitなど。通信機能がIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0、LTE/3G。
インタフェースがmicroUSB 2.0×2、microHDMI、microSIMスロットなど。カメラ機能は前面が約200万画素、背面が約300万画素。
本体サイズと重量はW299.4×D203×H6.9mm、約588g。キーボードドック接続時はW299.4×D203×H14.9mm、約999g。バッテリ駆動時間は約7時間(JEITA 2.0)。OfficeはPowerPoint 2016搭載のMicrosoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスが付属する。店頭予想価格は税別140,000円台半ば。
通常モデルは、LTEモデルの仕様から、通信機能がIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0、TransferJetに変更される。本体サイズは同等だが、重量はタブレットのみで約579g、キーボードドッグ接続時で約990g。店頭予想価格は税別130,000円前後。
東芝製PC「dynabook」2016年夏モデル | ||||
製品カテゴリ | モデル名 | 価格 | 店頭予想価格(税別) | 発売日 |
15.6型ノートPC | dynabook T95/V | オープン | 230,000円台半ば | 4月22日から順次 |
dynabook T75/V | 190,000円台半ば | |||
dynabook T55/V | 160,000円前後 | |||
dynabook T45/V | 130,000円前後 | |||
17.3型ノートPC | dynabook T67/V | 180,000円台半ば | ||
13.3型ノートPC | dynabook RX73/V(SSDモデル) | 190,000円前後 | ||
dynabook RX73/V(ハイブリッドモデル) | 180,000円前後 | |||
dynabook RX73/V(HDDモデル) | 160,000円前後 | |||
12.0型タブレットPC | dynaPad N72/V(通常モデル) | 130,000円前後 | ||
---|---|---|---|---|
dynaPad N72/V(LTEモデル) | 140,000円台半ば | |||
11.6型モバイルノートPC | dynabook N51/V | 100,000円台半ば |