NEC、デザイン一新で偏光板式3Dモデルも用意した「VALUESTAR W」秋冬モデル

NECは13日、液晶一体型デスクトップPC「VALUESTAR W」にデザインを一新した秋冬モデルを発表した。価格はオープンで、店頭予想価格はGeForce GT 330M搭載の3Dモデル「VALUESTAR W VW970/CS」が260,000円前後、3色のカラーバリエーションが用意された3D非対応モデル「VALUESTAR W VW770/CSシリーズ」が220,000円前後。

両機種とも、23型ワイドのフルHD表示に対応したスーパーシャインビューEX IPS液晶ディスプレイを採用。さらにウーファ付きのYAMAHAサウンドシステム搭載と、映像や音にこだわったAV機能を誇る。3波対応ダブルチューナーを搭載して、テレビパソコンとしての機能も充実した。

新デザインは、"Functional & High-Grade"をコンセプトとし、高級感と機能性の両立を目指したもの。ノートアーキテクチャを採用したスリムなボディ、無段階の高さ調節機構というのが使いやすさのあらわれ、ベゼル部のハーフミラー加工や台座のシボ加工&UV塗装などが高級感の表現といえる。フロントのスピーカ部はデザインによって外付けタイプのようにセパレートに見せ、音質をアピールしている。

「VALUESTAR W VW970/CS」

「VW970/CS」は、グラフィックスにNVIDIA GeForce GT 330Mを搭載し、偏光板方式の3D表示に対応。HDMI端子/D端子の映像入力インタフェースを装備しており、これらはパソコンの電源がオフの状態でも利用できる(HDMI端子経由の3D映像表示は非対応)。

主な仕様は、CPUがIntel Core i5-460M(2.53GHz)、チップセットがモバイル Intel HM55 Express、グラフィックスがNVIDIA GeForce GT 330M、メモリがPC3-8500 4GB(2GB×2、最大8GB)、ストレージが1.5TB SATA HDD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能付き)、ディスプレイが23型ワイドスーパーシャインビューEX IPS液晶(偏光板方式3D、1,920×1,080ドット)、OSがWindows 7 Home Premium 64bit版。Microsoft Office Home and Business 2010がインストールされる。

インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、USB 3.0×2、USB 2.0×6、IEEE1394×1、HDMI入力×1、D端子入力×1、S/PDIF出力×1、マイク/ライン入力×1、ヘッドホン/ライン出力×1、メモリーカードスロット、3波対応デジタルチューナーなど。サイズはW573×D253×H467mm(ディスプレイ最小傾斜/高さ最低時)、W647×D337×H530mm(ディスプレイ最大傾斜/最大回転/高さ最高時)。重量は約19kg。

「VALUESTAR W VW770/CSシリーズ」

3D非対応の「VW770/CSシリーズ」には、クランベリーレッド、ハニーブラウン、ファインブラックの3色のカラーバリエーションが用意される。

主な仕様は、CPUがIntel Core i5-460M(2.53GHz)、チップセットがモバイル Intel HM55 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、メモリがPC3-8500 4GB(2GB×2、最大8GB)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能付き)、ディスプレイが23型ワイドスーパーシャインビューEX IPS液晶(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 7 Home Premium 64bit版。Microsoft Office Home and Business 2010がインストールされる。

インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、USB 3.0×2、USB 2.0×6、IEEE1394×1、S/PDIF出力×1、マイク/ライン入力×1、ヘッドホン/ライン出力×1、メモリーカードスロット、3波対応デジタルチューナーなど。サイズはW573×D253×H467mm(ディスプレイ最小傾斜/高さ最低時)、W647×D337×H530mm(ディスプレイ最大傾斜/最大回転/高さ最高時)。重量は約19kg。