NECディスプレイソリューションズは18日、印刷・写真・アート・DTP・映像といったプロフェッショナル用途向けの23型フルHD対応液晶ディスプレイを発表した。ホワイトモデルの「MultiSync LCD-PA231W」とブラックモデルの「MultiSync LCD-PA231W-BK」が用意されている。価格はいずれもオープンで、店頭予想価格は90,000円前後。出荷開始は9月16日の予定。

「MultiSync LCD-PA231W」(左)、「MultiSync LCD-PA231W-BK」(右)

この製品は2010年2月に投入された「MultiSync PAシリーズ」の23型モデルとして、フルHD(1,920×1,080ドット)対応、3次元ルックアップテーブル搭載、カラーエミュレーション機能搭載など、高度なカラーマネジメント機能を継承した製品。「SpectraViewエンジン」による正確な色表現、専用ソフトによる高精度なキャリブレーションなどを特徴としている。

また、アップストリーム×2/ダウンストリーム×3のUSBハブを搭載。本機に接続したキーボードやマウスを、2台のパソコンを切り替えて利用することができる。

主な仕様は、最大解像度が1,920×1,080ドット、画素ピッチが0.265mm、視野角が左右178度/上下178度、コントラスト比は1,000:1、最大輝度は270cd/平方メートル、応答速度は14ms(G to G:8ms、RESPONSE IMPROVE ON時)。

入力インタフェースはDisplayPort(HDCP対応)、DVI-D×2(HDCP対応)、D-Sub。チルトは上30度/下5度、スイーベルは左右90度。サイズはW543.6×D227.6×H338.0~488.0mm、重量は約10.2kg(スタンド含む)。