コロナ禍を機に「テレワーク」などの新しい働き方が浸透したが、最近はより柔軟な働き方を模索する動きも出始めている。テレワークとローテーション勤務を組み合わせた「テレハーフ」もそのひとつ。オフィスでしかできない業務にも対応しやすいため、テレワークが難しい業種・職種での導入や、本格的なテレワーク移行のための足掛かりとして期待されている。
こうした働き方の多様化で、以前と比べて大きく増加したのが「在宅時間」だ。また、業務に不可欠な「PC」に自宅で触れる機会も増えつつある。仕事だけでなくオフの時間もPCを積極的に使うようになったという人も少なくないだろう。
そこで今回は、週に1回以上在宅勤務をしているというマイナビニュース会員220人を対象に在宅時のPCの使い方や悩みについてアンケートを実施。ここでは、そのアンケートの結果とともに、それぞれの用途にあったおすすめのPCを厳選して紹介していこう。
多岐にわたる在宅勤務時のPCの使い方
ひと口に在宅勤務といっても、業種や職種によってその業務内容はさまざま。当然、PCの使い方も変わってくるはずだ。そこでまず、週に1回以上の在宅勤務をしている人に対し「在宅勤務時にどのような用途でPCを使用しているか」を聞いてみた。
もっとも多かったのが、メールの送受信やWebサイトの閲覧などのブラウジング。在宅勤務でも上司・同僚とのコミュニケーションや情報収集は重要になるため、当然といえば当然の結果だろう。
次に多かったのが、WordやExcelなどのOfficeソフトを使用した作業および閲覧で、6割近い人が挙げていた。また、オンライン商談やオンライン会議などのテレカンファレンスも半数以上に上った。対面でコミュニケーションを取ることができない分、共同作業が行いやすいOfficeや、ビデオ会議ツールのZoom、Teamsなどを活用するシーンが増えていると考えられる。
このほか、26.4%に当たる58人が写真・動画編集でPCを使用していると回答した。ここ最近、静止画や動画などのコンテンツを内製化する企業が増えているのを反映してか、思った以上に多くの人がPCでクリエイティブ系の業務をこなしているという印象だ。
では、こうした用途でPCを使用していて、どのようなところに不満を感じているのだろうか。そこで「自宅で作業していて困ったこと」を質問してみた。
その結果、「作業効率が落ちた」と「マルチタスクがしにくい」を挙げた人がそれぞれ3割以上に上った。在宅勤務で使用されるPCはノートPCが多いが、製品によっては画面サイズより省スペース性や機動性を重視したものもある。そういった製品は一覧できる情報量が少ないため、マルチタスクがしづらく、作業効率が上がりにくい傾向にある。
次に多かったのが、パフォーマンスやバッテリー性能に関する悩みだ。在宅勤務ではオンライン会議をしながら文書を作成するなど、負荷の高い作業を同時に行う機会も多い。そうした際に非力なPCだと動作が重くなったり、アプリが落ちてしまったりすることがある。また、必然的に消費電力も多くなるためバッテリー駆動時間も短くなってしまう。
こうした不満を解消するには、ある程度画面が大きく、性能も高く、バッテリー駆動時間の長いPCが必要だが、そのような製品は本体サイズも大きく重くなりがち。アンケートでも「支給PCが持ち運びにくく重い」と回答した人が23.6%に上っており、本体サイズや重量も重要な選定基準となっていることがわかる。
在宅のオフ時におけるPCの使い方
それでは、在宅のうちプライベートな時間はどのようにPCを使っているのだろうか。そこでまず、オフ時にPCを使うことがあるかを聞いてみたところ、8割近い人が「はい」と回答した。
プライベートな時間にPCを使用している人に、その用途を質問してみたところ次の通りになった。
いちばん多かったのが「私用での調べ物などのブラウジング」。ニュース閲覧やWeb検索、ネットショッピングなど、何をするにもブラウジングは必要なので納得の結果だ。次に多かったのが「動画鑑賞」。最近は様々な動画配信サービスが人気を呼んでいるが、オフシーンでこうしたコンテンツを楽しむ人も増えているようだ。
このほか、「写真・動画編集」や「ゲーム」など、マシンパワーが求められる用途を挙げた人もそれぞれ3割以上に上った。
在宅時間を充実させてくれるマウスコンピューターのPC
アンケート結果を見ると、ビジネスシーン、オフシーンともに、さまざまな用途でPCが活用されていることがわかる。それでは、在宅時間を充実させるためには、どのようなPCを選べばいいのだろうか?
ここでは、アンケート内容をもとに4つのケースに分け、豊富なラインナップを擁するマウスコンピューターのPCから最適なモデルを厳選してその特徴やメリットを紹介していこう。
作業効率をアップしてビジネスシーンを快適にしたい人には
「mouse X4-R5」
アンケートでは自宅で作業していて「作業効率が落ちた」「マルチタスクがしにくい」などの悩みを持つ人が多くみられたが、それを解決するのが画面の大きさやCPUの処理性能。「mouse X4-R5」は14.0型という比較的大きな画面サイズを採用しており、表示が見やすいだけでなく、複数のウインドウを並べて作業しやすいのが特長のひとつになっている。
また、CPUに複数のタスクを並行処理する能力が高いAMDのRyzen 5 4600Hプロセッサーを搭載しており、マルチタスクも快適に行える。ビデオ会議をしながら文書作成を行うような場合でも動作が重くなりにくいので、テレワークにはまさにピッタリ。
本体重量が約1.2kgと軽く、室内はもちろん、出先で使いたい場合も気軽に持ち運んで使用できるのもポイント。またバッテリー駆動時間も約10時間と長いので、近くにコンセントがない場所で使う場合も安心だ。薄型軽量ノートPCとしてはインタフェースが充実しており、USB Type-Aが3基のほか、USB Type-CやHDMI、LANなどのポートも備えているので、ストレージや外部ディスプレイなどの周辺機器をつないで生産性を上げたい場合も簡単に実現できる。
このほか、顔認証に対応したWebカメラを搭載しており、顔を向けるだけでログインできるなど、セキュリティ対策も万全。ビジネスシーンを中心に活用したい人には、とくにおすすめできる製品だ。
テレハーフをメインとした働き方が多い人には「MousePro NB5」
午前中は出社して午後から在宅勤務というように、テレハーフがメインの働き方の場合は、搭載する機能を柔軟にカスタマイズできるビジネス向けスタンダードノートPC「MousePro NB5」シリーズがおすすめ。
カスタマイズでメモリやストレージ容量の変更、LTE通信モジュールの搭載、内蔵の光学ドライブは非搭載にできるなど細かく選択することができ、使う場所やビジネススタイルに柔軟に合わせられるのが大きなメリットだ。
15.6型という大型ディスプレイを搭載しているにもかかわらず、ナローベゼルの採用などでフットプリントが幅361×奥行き256mm、重量が約2.03kgに抑えられており、カバンなどに入れて持ち運ぶことも可能。CPUは処理性能の高いインテルのCoreプロセッサーを採用しているため、メールやブラウザはもちろん、Officeや写真編集アプリなども軽快に動作する。
キーボードはタイピングのしやすさを重視して設計されているため、長時間文字入力する場合でも疲れにくくなっている。またテンキーを標準搭載しており、Excelで表やグラフを作成する際の数値入力もスムーズ。ビジネス向けラインというだけあり、在宅勤務だけでなく、移動先でも頼りになる一台となっている。
オフには動画鑑賞やPCゲームも楽しみたい!という人には「mouse K7」
仕事の効率アップだけでなく、オフ時の動画鑑賞やPCゲームもめいっぱい楽しみたいという人におすすめなのが「mouse K7」。ノートPCとしては最大クラスの17.3型の大型液晶ディスプレイを搭載しており、迫力ある映像を臨場感たっぷりに味わうことができる。
CPUにマルチタスク性能に優れた6コア12スレッドの第10世代インテル Core i7-10750H プロセッサーを搭載しているほか、描画用チップに3Dグラフィックス性能の高いNVIDIA GeForce GTX 1650を採用しており、美麗なグラフィックを多用したオンラインゲームも快適にプレイ可能。また4K UHD解像度に対応したHDMIとmini DisplayPortを搭載しており、外部ディスプレイをつなげば最大3画面の同時表示が可能。マルチディスプレイで作業効率を上げたい場合も容易に対応できる。
このほか、15色から発光色を選べるLEDバックライト内蔵のキーボードや、Windows Helloに対応した指紋センサーなど、使い勝手を高める機能が数多く搭載されている。これだけ高性能なのにもかかわらず重量は約2.36kgに抑えられており、自宅の好きな場所に気軽に持ち運んで使用できるのもメリット。仕事とオフの切り替えも、これならスムーズにできそうだ。
写真・動画編集などマシンパワーを求める人には「DAIV 4P」
写真編集や動画編集などのクリエイティブ系の業務にも使いたいと考えている人におすすめなのが「DAIV 4P」だ。マルチタスクに強い4コア8スレッドの第11世代インテルCore i7-1165G7プロセッサーと、描画性能の高いインテルIris Xeグラフィックスを搭載しており、マシンパワーが必要な動画のエンコードや写真のエフェクト処理なども効率的に行うことができる。
また、PCIe Gen4×4ストレージに対応しカスタマイズで対応SSDを選択できる。これまでのPCI Gen3×3搭載製品とデータ転送速度を比較した際、約43%高速データ転送が可能になった。つまり、容量の重たいファイルを開いたり、アプリケーションの起動がより高速・快適になるということ。クリエイティブ系の業務や作業をする際には心強いだろう。
液晶ディスプレイは解像度がWUXGA(1920×1200ドット)で、メニューバーなどを表示した状態でもフルHDの作業領域が確保できるのが特長。またコンピューターの一般的な色域であるsRGBを100%カバーしており微妙な色の違いを見分けやすく、写真や動画の編集作業がしやすいのも大きなメリットだ。このほかHDMI、USB Type-C、Thuderbolt 4の3種類の映像出力端子を搭載しており、内蔵ディスプレイを合わせると最大4画面の同時表示に対応している。
これだけの性能を持ちながら、ボディにマグネシウム合金を使用することで、厚みが約16.4mm、重量が約985gと非常に薄型軽量になっている。気軽に持ち歩けて場所を問わず作業できるのも大きな魅力になっている。
テレワークやテレハーフなど働き方が多様化し、自宅でPCに向かう時間が増えたという人は少なくないだろう。そうした在宅時間を充実させるには、自分の使い方にあったPCを吟味して選ぶことが大切だ。
ここで紹介した製品は、いずれもオーダー時にメモリやストレージなどを変更して、より自分に合った1台にカスタマイズすることができる。新しい働き方やライフスタイルをサポートしてくれるPCを探しているなら、ぜひ一度はチェックしてみてほしい。
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