クリエイティブワークにもゲームにも活躍してくれるディスプレイ

G-Tune E5-165」のディスプレイには、15.6型WQHDノングレアパネル(LEDバックライト、2,560×1,440ドット、sRGB比100%、165Hz)を採用。2,560×1,440ドットの高解像度はクリエイティブ系アプリを利用する際に威力を発揮する。

また、165Hzの高リフレッシュレートは3Dゲームをプレイする際にはぜひ注目したい点だ。というのも、リフレッシュレートが高いと、高速に動くシーンで残像が少なくなめらかに表示できる。そのため、FPSや格闘系など1秒にも満たない瞬間を競う、瞬発性が求められるゲームでは、より優位に進めることができるだろう。

ちなみに、144/240Hzなどもっと高リフレッシュレートのパネルを採用したモデルもあるが、ここは価格と性能を考慮した結果と思われるので、バランスの良い選択といえる。

表面はノングレア(非光沢)仕様で、照明などの映り込みを低減。環境を選ばず利用できるディスプレイだ。

Webカメラは100万画素で、Windows Hello顔認証カメラとしても利用可能。特に後者の顔認証カメラは、パスワードを入力しなくても視線を向けるだけでOSのロックを解除できるので便利だ。ゲーム、ビジネスのどちらに使うとしても重宝する装備といえる。

キーボードはテンキー付きの日本語配列仕様。キーピッチは実測19mm、キーストロークは実測1.5mmが確保されている。Enterキーとテンキーが密着しているが、Enterキーの横幅が広いので誤入力の心配は少ない。打鍵感は適切で、打鍵音も比較的低めに抑えられている。また、全体が沈み込むダイビングボード構造のタッチパッドも、ストロークが浅く、また押圧力も低めに設定されており、操作しやすく感じた。よほど長時間、細かな操作をしない限りは、マウスを用意する必要はなさそうだ。

  • ディスプレイの解像度は2,560×1,440ドット。表面はノングレア(非光沢)仕様で、照明などの映り込みを低減してくれる

  • ディスプレイのデフォルトのスケーリングは「150%」。100%に設定すればデスクトップをさらに広く活用できる

  • ディスプレイのリフレッシュレートは165Hz。バッテリー駆動時間を延ばしたいのなら、リフレッシュレートを下げるのも有効的だ

  • ディスプレイ上部には100万画素Webカメラ(Windows Hello顔認証カメラ対応)、デュアルアレイマイク、LEDカメラインジケーターを内蔵

  • キーピッチは実測19mm前後、キーストロークは実測1.5mm前後

  • パームレストが広いので、しっかりと手を預けて快適にタイピングできる

  • 4つのゾーンに分かれたRGB LEDバックライトを内蔵。色や点灯方法をカスタマイズ可能だ

  • タッチパッドの面積は実測117×72mm。3本指ジェスチャーなども快適に操作できるスペースが確保されている

  • Windows 10の「高精度タッチパッド」に対応。Windows 10の全ジェスチャーを利用できるほか、バージョンアップで新たなジェスチャーが実装されても、すぐ利用できる可能性が高い