プリント、コピー、スキャン、ファクス、電話。ビジネスの現場に欠かせない用途を1台に集約した「MFC-J1605DN」だけに、使いやすさは重要なポイント。店舗やスモールオフィスなど、さまざまなシーンでの使い勝手をチェックしていきたい。

「MFC-J1605DN」はSOHOユーザーに最適

扱いやすいカートリッジ方式

複合機の大容量インクモデルといえば、プリンター本体にボトルからインクを継ぎ足す方式が多い。しかしブラザーの「ファーストタンク」モデルは、交換のしやすいカートリッジ方式を採用している。本体正面からワンタッチで交換でき、手も汚れにくいというわけだ。

  • 本体正面からワンタッチで交換

    ユーザーが使いなれたカートリッジ方式を採用

また、「ファーストタンク」モデルのインクは、インクカートリッジから本体に内蔵されているサブタンクに充填される。カートリッジのインクが空になっても、約200枚印刷※1が可能。インクを買い忘れていても、急な印刷に十分に対応できる仕組みとなっている。

  • サブタンクで約200枚印刷可能

    カートリッジのインクは本体内部のサブタンクに移され、そこから印刷される

※1 ISO/IEC 24711準拠の目安枚数。使用状況に異なります。

多目的トレイとADF

「MFC-J1605DN」は通常の用紙トレイのほか、背面に多目的トレイを搭載している※1。用紙トレイにはA4用紙最大150枚、多目的トレイには最大80枚給紙できるのもポイントだ。用紙トレイには日常的に利用するA4用紙を入れておき、多目的トレイで厚紙、封筒、ハガキなどを印刷するという使い方ができる。

  • MFC-J1605DNの多目的トレイ

    DMに使う封筒やハガキ、厚紙を用いたPOPやメニューを印刷するのに便利な多目的トレイ

また、スキャン機能としてADF(自動原稿送り装置)を標準搭載し、最大20枚の用紙を連続で読み取れる。いまや店舗やオフィスはもちろん、家庭でも複数枚の原稿を一度にスキャンできる機能は欠かせない。原稿のコピーやPDF化にも活躍してくれるだろう。

  • MFC-J1605DNのADF

    最大20枚の原稿を一度にスキャンできるADFを搭載

※1 搭載モデル:MFC-J1605DN、MFC-J998DN/DWN

豊富なテンプレートで簡単プリント

ブラザーのWebページ「Print Terrace(プリントテラス)」では、年賀状やグリーティングカードなどのテンプレートや、名刺、宛名ラベル、のし、見積書などのビジネステンプレートも用意されている。

  • Print Terraceのイメージ

    領収書やお会計伝票など、店舗利用に適したテンプレートが多数

これらのデータはPCだけでなく、iOS端末やAndroid端末で利用できる「Brother iPrint&Scan」を使えば、スマートフォンやタブレットからも印刷可能。さらに「Brother いつでもはがき・年賀状プリント」には、はがき向けテンプレートが用意されており、写真を追加するだけでダイレクトメールを作れる。

  • Brother いつでもはがき・年賀状プリントのイメージ

    年賀状やグリーティングカードなどをスマホで印刷できる「Brother いつでもはがき・年賀状プリント」

  • テンプレートのイメージ

    ビジネスダイレクトメールのテンプレートも充実しており、作成から印刷までスマホで行える