高品質なポスターを手軽に

「『PRO-4000』と『PRO-1000』は、クセのない素直な絵を出してくれることが特徴です。今どきのプリンターはメーカー独自の色付けをするのではなく、選択した用紙のプロファイルに沿って色や階調を正確に再現できることが重要なのです。しかも『PRO-4000』と『PRO-1000』の間に、色傾向の違いがありません。2台を併用して、異なる用紙サイズで出力しても、同じ色に仕上げてくれます」

ちなみに「PRO-4000」の本体標準価格は72万8,000円。個人で購入するのは現実的とはいえない。一方で、最大A2ノビ対応の「PRO-1000」は、市場価格10万円台前半と手が届く価格帯だ。A2ノビまでは自宅の「PRO-1000」で、それ以上のサイズはここに来てPRO-4000を借りる、といった使い分けもできる。

そんな話を伺っているうちに「PRO-4000」によるプリントが完了した。出力時間はB0の場合で約8.8分。「PRO-4000」はスピーディかつ静音性に優れることもメリットだ。

大迫力のB1プリント(728×1,030mm)が完成。八ヶ岳の原生林を撮った写真だが、木や苔のディテールが精密に再現され、その場にいるかにような臨場感が伝わるプリントとなった

用紙に困ったら「ソムリエ」にご相談を

こうした大判プリンターで印刷する際は、どんな用紙を選択するかも、仕上がりを左右する重要なポイントになる。トーキヨーライトルームでは、プリンターメーカーの純正用紙はもちろんのこと、サードパーティ製品も含め300種類以上の用紙から好きなものが選べる。

こちらはA2ノビ対応の「PRO-1000」。顔料インクやクロマオプティマイザーを含む12色のインクシステムは上位機「PRO-4000」と共通のものを搭載している

しっとりと落ち着いた雰囲気を狙うならマット系の用紙が、鮮やかさや金属感を強調したいなら光沢紙が適している。被写体や作風、展示方法に応じて最適な用紙をチョイスしたい

同じ写真でも、用紙の面質や紙色、厚みなどによって、まったく違った雰囲気に仕上がる。ここでは各社のプリンターで印刷された膨大なサンプルを実際に手に取り、自分に合った用紙を選択できる

どんな場所でどんな見せ方をするのかを伝えれば、小松氏がそれに適した用紙を提案してくれるので、ビギナーでも心配は無用。300を超える用紙から最適なものを選び出す姿は、まるで「用紙のソムリエ」だ

ありがたいのは、このレンタルラボで使用するディスプレイとプリンターはほぼ完ぺきなカラーマネージメントが行われていること。特に光沢紙の場合、ディスプレイで見たままの色や階調が出せるので、テスト印刷の必要はほとんどないといえる。

いまならおトクなキャンペーンも

なおトーキヨーライトルームでは、11月1日から12月27日までの間、キヤノンの純正用紙が無料になるキャンペーン(※)を実施する。年間会員証発行費5,000円とレンタルラボ利用費(2時間4,000円~)は必要だが、無料で用紙が使えるのは非常におトク。キヤノン以外の他社用紙を使用する場合は、インク代が無料になる。「PRO-1000」と「PRO-4000」による大判プリントを体験したい人は、このチャンスを逃さずに利用するといいだろう。

※「PRO-1000」利用時はインク代、用紙代ともA2換算で10枚まで、「PRO-4000」利用時はインク代、用紙代ともB0ノビ換算で3枚までが無料となります。

⇒詳細はこちらを確認してほしい。

大判プリンターをレンタル利用できるトーキヨーライトルーム。レンタルラボと出力サービスのほか、簡易製本やマットカッティング、額装などにも対応。またギャラリースペースでの個展やワークショップなども可能だ

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