ファーウェイ・ジャパンはクラムシェル型ノートPC「HUAWEI MateBook X」、および2in1ノートPC「HUAWEI MateBook E」を発表した。ファーウェイといえばスマートフォンメーカーとしておなじみだが、MateBookシリーズはそんな同社がスマートフォンで培った技術を惜しみなく投入して開発した"本気"のノートPCなのである。
その特徴を紹介する前に、ひとつ聞いてみたい。皆さんは、現在お使いのノートPCに不満を持っていないだろうか。持っているとすればそれはどんなことだろうか。マイナビニュースでは、同様の質問をアンケート形式で募集。773名から回答を得た。
その結果わかったのは、HUAWEI MateBook X/Eこそが多くの人が持っている不満点を解消できるノートPCだということだ。
アンケートの結果を見ていきながら検証していこう。
「重い」「遅い」「低い」に悩み……
まずは「現在使っているノートPCに対して不満に思っていること」について質問。
回答者の3割前後が不満点として挙げたのが「重い」「起動が遅い・ログインが煩わしい」「スペックが低い」「バッテリーが持たない」であった。
HUAWEI MateBook Xは13インチクラスのノートPCとしては軽量コンパクトで、重さは1.05kg。13インチクラスのノートPCでは軽さを追求したものも多く存在するが、メタルボディのデザイン性と持ち歩く際の堅牢性を十分に保ちつつ、通常持ち歩くノートPCとしては十分な軽さとなっている。また、スマートフォン製造メーカーとして培った狭額縁デザインのおかげで13インチとは思えないほどコンパクトで薄いため、手に持ったときの感覚は数字以上に軽い。一方、2in1タイプのHUAWEI MateBook Eをタブレットとして使うなら640gとさらに軽量だ。
「起動が遅い・ログインが煩わしい」という点については、電源ボタンを兼ねた指紋センサーを搭載することで解決。スリープ状態から指を置くだけで瞬時にログインが完了する。これは言うまでもなくスマートフォンで培った技術である。もういちいちスリープを解除する際にパスワードを打ち込む必要はないのだ。タブレットであるHUAWEI MateBook Eも当然、指紋センサーを内蔵している。ちなみに、スリープ状態から指紋認証でのログインで、HUAWEI MateBook Xなら約1.9秒、HUAWEI MateBook Eなら約1.7秒で立ち上がる。
スペックについても、HUAWEI MateBook Xはファーウェイがフラグシップに位置づけるノートPCだけあって実に高性能。第7世代 インテル Core i7およびi5プロセッサーを搭載しており、ノートPCとしては十分すぎる性能を持っている。もちろん、バッテリーの持ちも問題なしだ。加えてHUAWEI MateBook Eの方は、外出している際の緊急時にはスマホやタブレット用のACアダプターでも充電可能となっているので安心である。