「Rise of the Tomb Raider」ベンチマーク

それでは実際に、ゲームのベンチマークテストを試してみよう。初めに試したのは、DirectX 12に対応したサバイバルアクションゲーム「Rise of the Tomb Raider」。ベンチマークテストは、ゲーム内のメニューから実行できる。今回はDirectX 12を有効、規定プロファイルを"最高"に設定し、テストを行った。

「Rise of the Tomb Raider」ベンチマークテスト中の画面

Rise of the Tomb Raiderベンチマーク (DirectX 12有効 / 規定: 最高)

GTX 1080/1070は2560×1440ドットまで平均FPSがしっかりと60FPSを超えるが、GTX 1060(3GB)では1920×1080ドットでも60FPSを上回ることができない。「LITTLEGEAR i310SA7-SP2」で遊ぶならば、グラフィックス設定を落とした方が現実的だ。解像度が上がるほど差は縮まっていくが、GTX 1080を搭載した「NEXTGEAR i650PA7-SP2」が最後までその優位性を保っている。3840×2160ドットでは、「NEXTGEAR-MICRO im570GA5-SP2」はかなり設定を変更しなければ60FPSは難しそうだが、「NEXTGEAR i650PA7-SP2」ならばある程度の変更で到達可能だろう。

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」

続いて、国産MMOの定番タイトル「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を試す。DirectX 11にチェックを入れ、最高品質に設定してテストを行った。

ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク (DirectX 11 / 最高品質)

こちらは、3モデルとも2560×1440ドットまでは"非常に快適"評価をキープ。インスタンスレイドにおいても、遅延によるミスを気にすることなくプレイできそうだ。3840×2160ドットでは3モデルとも評価を下げるが、"非常に快適"評価はスコア7000以上。GTX 1080を搭載した「NEXTGEAR i650PA7-SP2」は、ちょっと設定を変えるか、知識のあるユーザーならオーバークロックを行うことですぐにでも到達できそうだ。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」

負荷が軽めのタイトルも確認してみよう。今年30周年を迎えた、国民的RPG「ドラゴンクエスト」のオンラインタイトルをベンチマーク。「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」だ。こちらは解像度設定に2560×1440ドットが存在しないため、2つの解像度でのチェックとなる。グラフィック設定は最高品質。

ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k(最高品質)

すべての結果で、最高評価"すごく快適"を確保しているが、注目は3840×2160ドットの結果だ。GTX 1080を搭載した「NEXTGEAR i650PA7-SP2」は、「NEXTGEAR-MICRO im570GA5-SP2」の1920×1080ドットの結果に迫るスコアを叩き出しているが、「NEXTGEAR-MICRO im570GA5-SP2」と「i310SA4」は大きくスコアを下げている。ゲームに影響を与えるわけではないが、テスト結果としては有意差が伺える。