今年も夏休みシーズンがやってくる。お盆には実家に帰省される方も多いことだろう。しかし、2016年夏は猛暑になるといわれており、うだるような暑さが予想されている。無理に外出して熱中症の危険にさらされるより、クーラーの効いた部屋の中でゆっくりとゲームを楽しみたい。そんな帰省時に欲しくなるのが、ゲーミングノートPCだ。今回は、マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」の中でも、持ち運びに便利な小型14型ノート「NEXTGEAR-NOTE i4600SA1」をご紹介しよう。

GTX 965MとSSDを搭載し、持ち運びも苦にならない14型ゲーミングノート「NEXTGEAR-NOTE i4600SA1」

14型で持ち運びやすいゲーミングノート

「NEXTGEAR-NOTE i4600SA1」は、フルHD(1920×1080ドット)の液晶パネルを搭載した、14型のゲーミングノートPCだ。G-Tuneらしい樹脂製のシンプルなブラックの筐体は、W349×D247×H25.4mm(折り畳み時)とゲーミングPCとしては小型・薄型に仕上げられている。また本体重量も約2kgと無理のない重さで、カバンに入れての持ち運びが考慮されていることがわかる。ACアダプタは多少大きめになってしまうものの、厚さは本体と同程度に抑えられており、そのサイズはW165×D80×H25mm。交通機関を利用することを考えれば、現実的な大きさだ。

黒い樹脂に「G-Tune」のロゴを配した天板。マットな質感で、反射が気にならないのがうれしい

本体底面の開口部は主に背面側に集中しており、ファンでCPUとGPUの冷却のための空気を取り入れている

ACアダプタはそこそこの大きさがあるが、厚みは本体とほぼ同じ25mm。ちゃんと持ち運びが考慮されたサイズといえる

確かな処理能力のCPUとミドルレンジGPU

CPUには、インテルのモバイル向けCPU「Core i7-6700HQ」を採用しており、4コア/8スレッドで動作する。定格で2.60GHz、ターボ・ブースト機能利用時には最大3.50GHzという高い動作クロックを誇り、GPUの性能をしっかりと引き出してくれるだろう。またそのCPUパワーは動画や画像の編集にも有効なため、帰省時に撮った映像や写真もすぐに編集可能だ。

CPU-Zにて確認した、インテルの4コア8スレッドCPU「Core i7-6700HQ」

GPUに採用されているのは、NVIDIAの「GeForce GTX 965M」。"Maxwell"アーキテクチャを採用したモバイル向けミドルレンジGPUとなり、消費電力と性能の優れたバランスを見せる。このGPUは負荷に応じてCPU内蔵グラフィックスと切り替わりながら動作するため、ゲーム以外ではバッテリーの消費を抑えながら動作させることが可能だ。メモリはDDR4-2133の8GBモジュールを2枚デュアルチャネルで搭載しており、計16GBもの容量が利用できる。プリインストールされているWindows 10 Home 64ビットも快適に動作させることができるだろう。

GPU-Zにて確認した、NVIDIAのミドルレンジGPU「GeForce GTX 965M」

電源ボタンはヒンジ部の中央に搭載されており、電源投入時には青いLEDが点灯する。ステレオスピーカーも同じくヒンジ部に用意されており、付属アプリ「Sound Blaster X-Fi MB5」により音響効果を付与することで、臨場感のあるゲームサウンドを体験できそうだ。液晶ディスプレイ上部には200万画素のWebカメラとデジタルマイクが搭載されているため、別途周辺機器を用意せずともチャットが楽しめる。

電源ボタンとステレオスピ―カーは、液晶と本体をつなぐヒンジ部に搭載されている

液晶ディスプレイ上部のWebカメラは200万画素となり、左右にマイクも搭載する

サウンドの入出力にさまざまなエフェクトを加えることができる付属アプリ「Sound Blaster X-Fi MB5」