「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ」

カスペルスキーがWindowsとMac、Androidに対応する個人向けの統合セキュリティソフトの最新版「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ」の販売を開始した。本稿では、カスペルスキーの特徴を改めて紹介するとともに、同製品の最新版が"どう進化したのか"を詳しく解説していく。

パソコンやスマートフォン、タブレットと、家庭で利用するデバイスも増えてきている。インターネットを利用する限り、これらのデバイスで常につきまとうのがセキュリティの脅威だ。コンピュータウイルスのほか、オンラインバンキングやショッピングサイトを装ったフィッシングサイトなど、様々な脅威があり、すべてのデバイスにセキュリティ対策は欠かせない。

カスペルスキーは、これら複数のデバイスのセキュリティを1本で守ることができる総合セキュリティソフト。Windows、Mac、Androidに対応し、ライセンスに応じて複数のデバイスで利用できるほか、自身だけでなく家族のデバイスもまとめて保護することが可能だ。

カスペルスキーのセキュリティ性能の高さは、第三者機関の評価でも証明されており、2013年にはAV-Comparativesが選定する「Product of the Year(年間最優秀賞)」を受賞。2011年に続き通算4回目の受賞となり、各セキュリティベンダーの受賞回数としては最多となる。ユーザーからの評価も高く、防御力の高さ、動作の軽快さ・スキャンの速さ、使いやすさの総合面において、92.1%のユーザーが「満足」と評価しているという(同社調べ)。

Webカメラのぞき見防止、無線LAN安全診断機能を新搭載

「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ」は、新機能を搭載した最新バージョンのWindows版「カスペルスキー インターネット セキュリティ」に加え、Mac版の「カスペルスキー インターネット セキュリティ for Mac」、Android版の「カスペルスキー インターネット セキュリティ for Android」という3製品で構成されている。

最新バージョンのカスペルスキー インターネット セキュリティでは、新機能として「Webカメラのぞき見防止機能」「無線LAN安全診断機能」を搭載。さらに危険なWebサイトをブロックする機能が強化されたほか、ユーザビリティの改善や、さらなる高速化・最適化が図られている。まずは、新機能からチェックしていこう。

Webカメラのぞき見防止機能は、パソコンに内蔵されたWebカメラを悪用した新たな脅威に対抗する機能。米国では、パソコンを乗っ取り、Webカメラで私生活を盗み見たり、盗撮して脅迫するといったサイバー犯罪が問題になっている。

Webカメラへのアクセスを検知できる「Webカメラのぞき見防止機能」

同機能では、何らかのプログラムがWebカメラにアクセスしようとすると、それを検知して、ポップアップで通知が行われる。意図しないアクセスであれば、ワンクリックでアクセスをブロックでき、悪意のある第三者のWebカメラの悪用を阻止することが可能。「Skype」などのビデオチャットも安心して利用することができる。

また、無線LAN安全診断機能は、無料で利用できる公衆無線LANスポット(Wi-Fiスポット)などで便利な機能。カフェやファストフード店、空港や駅などに設置されている公共のWi-Fiスポットには、暗号化のレベルが低かったり、暗号化されていないアクセスポイントも存在し便利な反面、情報を読み取られるリスクがある。

リスクのあるWi-Fiスポットを自動判定できる「無線LAN安全診断」

同機能では、暗号化の強度や"パスワードを平文で送信していないか?"といったWi-Fiスポットの安全性を自動的に判定し、知らせてくれる。同機能を利用することで、リスクのあるWi-Fiスポットでは、機密情報のやりとりは控えるなどの対策を行うことが可能だ。

ランサムウェアやフィッシングの対策機能を強化

セキュリティの新たな脅威として注目されているのが、"ランサムウェア(身代金型ウイルス)"だ。ランサムウェアとは、パソコンやファイルを"人質"にとり、元に戻すための"身代金"を要求するというサイバー犯罪に使われるウイルス。欧米ではたびたび発生しているほか、今年になって日本語化されたウイルスが登場し、国内でも見過ごせない脅威となっている。

セキュリティの新たな脅威である"ランサムウェア(身代金型ウイルス)"

カスペルスキーでは、このランサムウェアに複数の方法で対抗。まず、ウイルス対策の基本となる多層防御により、Webサイトやメール、USBなど、あらゆる経路から侵入するウイルスを検知して駆除するほか、OSやアプリケーションのぜい弱性攻撃なども遮断し、ウイルスの侵入・感染を阻止する。

また、この多層防御をすり抜け、万が一、ウイルスが侵入した場合の対策も用意されている。ランサムウェアのうち、画面をロックして、パソコンを"人質"にとるタイプの"デスクトップロッカー"に対しては、従来製品から搭載されている「不正ロック対策機能」により、特定のキーボード操作を行うことでロックを解除することが可能。

「多層防御」「不正ロック対策」「システムウォッチャー」でランサムウェアに対抗できる

一方、ファイルを勝手に暗号化して"人質"にとるタイプの"クリプトマルウェア"に対しては、「システムウォッチャー」で対抗できる。同機能は、パソコンのあらゆるプログラムの動作を常時監視し、ウイルスによる改ざんを元に戻せる機能。最新バージョンでは同機能が強化され、システムファイルやレジストリに加え、個別のファイルも復元することが可能になった。そのため、万が一、ランサムウェアが侵入して、ファイルが勝手に暗号化されたとしても、同機能によって元の状態に戻すことができる。

このほか、現在、日本で最も問題になっているのが、オンラインバンキングなどを装うフィッシングサイト(詐欺サイト)だ。フィッシングによるオンラインバンキングでの不正送金の被害額は、2014年上半期で18億5,200万円を突破し、過去最悪だった2013年の年間被害額を上半期だけで上回っている。また、ショッピングサイトの偽サイトなどの被害も急増している。

コンテンツでフィッシング判定が行えるようになるなど、フィッシングサイト対策も強化

カスペルスキーでは、フィッシングサイト対策として、既知・未知のフィッシングサイトを検知し、アクセスする前に自動的にブロックする機能を搭載。さらに、未知のサイトに対しては、URLをもとにフィッシングを検知する機能に加え、新機能として、Webサイトのコンテンツを検証し、フィッシングかどうかを見分ける最新技術を搭載している。

また、ネット決済の保護については、フィッシングサイトをブロックする多層防御や、SSL証明書でネットワーク接続を検証するという従来の対策に加えて、最新バージョンでは「クリップボードの盗み見防止機能」が搭載されている。同機能では、コピー&ペースしたパスワードを読み取られたり、重要な情報の入力中にスクリーンショットを撮られることを阻止でき、安心してネットショッピングやオンラインバンキングを利用することが可能になる。

ユーザーインターフェイスが刷新され、さらに使いやすく

最新バージョンでは、ユーザビリティの改善も図られており、ユーザーインターフェイス(UI)が刷新された。初期設定のままでも安全に利用できるが、高度な機能を使いこなしたい場合は、新UIによって簡単にこだわりの設定にすることが可能となっている。

最新バージョンでは、ユーザーインターフェイスも刷新

また、前述の通り、カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティにはWindows版だけでなく、Mac版とAndroid版も含まれている。Mac版は、OX X 10.10(Yosemite)にも対応。また、Android版は、Android 4.4(Kitkat)に対応しており、定期的にプログラムが更新されている。なお、Windows版を含めてすべての製品は、ライセンス有効期間中であれば、バージョンアップは無料で適用可能だ。

Windows版のほか、Mac版、Android版も利用可能

製品ラインナップは、パッケージ版、ダウンロード版のそれぞれで、ライセンスの年数と台数に応じて複数種類が用意されている。6台以上の機器を所有するユーザーのために、プレミアライセンス版(ダウンロード版のみ) (※)もある。こちらは、同一世帯のメンバーの端末を台数問わず保護できる。ラインナップは以下の通り(金額は税込)。

※ プレミアライセンス版は10台までインストール可能なライセンスが含まれている。11台以上で利用する場合も電話でカスペルスキーインフォメーションセンターに連絡することで、追加ライセンスを入手可能

カスペルスキー2015 マルチプラットフォームセキュリティ

■ パッケージ版のラインナップ
ライセンス 価格
1年1台 4,860円
3年1台 9,720円
1年5台 6,080円
3年5台 12,960円
■ダウンロード版のラインナップ
ライセンス 価格
1年1台 3,980円
2年1台 6,480円
3年1台 8,480円
1年5台 4,980円
2年5台 8,800円
3年5台 11,800円
1年プレミアライセンス 6,980円
2年プレミアライセンス 10,800円
3年プレミアライセンス 13,800円

新機能搭載と機能強化により、さらに進化した「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ」。Windows、Mac、Androidで利用でき、パソコンやスマートフォン、タブレットを所有しているような方には最適だろう。ぜひ、無料で30日間試せる体験版を使い、性能や軽快さなどをチェックしてみてはいかがだろうか。

(マイナビニュース広告企画)

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