文書作成やブラウジングなどには必要十分なパフォーマンスを発揮

今回試用している「N141J-300A/SH」(販売価格49,980円)は、シリーズ中で最も安価なモデルだ。CPUにIntel Core i3-3120M(動作周波数2.50GHz)を採用し、4GBのメモリと500GBのHDDを組み合わせている。グラフィックス機能は、CPU統合のグラフィックス機能であるインテルHDグラフィックス4000だ。OSがWindows 7 Home Premium 64ビット版なのは大きな特徴だろう。

Windowsエクスペリエンス インデックスの結果を見てみると、非常に中庸な結果が出ているのがわかる。全体にバランスが取れており、Windows 7は十分快適に利用できるはずだ。PCの総合的な力を見るPCMARK7の結果も悪くない。文書作成やメール、ブラウジングなどで利用するなら、必要十分なパフォーマンスを発揮できるだろう。

Windowsエクスペリエンス インデックス。ビジネス利用なら申し分ない値といえる

PCMARK7の結果

バッテリー駆動時間については、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で「BBench」を利用して計測した。"3時間16分27秒"使うことができたので、会議のために持ち出して利用するといった用途なら十分対応してくれるだろう。

Windows XPからの乗り換えなどビジネス用途に最適

基本的な作業がしっかりできる力を持ちながら安価なマシンというと、ビジネス用途が考えられる。もちろん家庭での利用や学生の利用にも、しっかり対応してくれるが、個人ユーザー向けのユーティリティなどが何も入っていないさっぱりした作りも、ビジネスユーザーには打ってつけだ。

特に今、Windows XPを利用している企業ならば、ちょうど狙いめのマシンだといえる。サポート期限切れが間近に迫っており、どの企業でもPCの入れ換えを検討していることだろう。しかし最新のWindows 8は、あまりにもWindows XPと使い勝手が違う。乗り換えるなら使い勝手が似ていて、十分な市場評価も出ているWindows 7搭載マシンがいい。

性能的にも、Windows XPの現役時代に購入したマシンを利用している環境や、Windows VistaやWindows 7の初期に購入したマシンでダウングレード権を行使してWindows XPを使っている環境には、十分対応できるものを持っている。最新のPCと並べると抑えめなスペックに見えるが、そうした環境で利用されているマシンと比較すれば十分過ぎる力を持っているのが「N141J-300A/SH」だ。

それでいて、価格は49,980円と手頃だ。ビジネス用途の場合、Microsoft Officeはボリュームライセンスで購入するなど、プリインストールではないほうが都合がいいことも多いだろうし、仮にWindows XPからの乗り換えならば周辺機器の中で買い換えが必要になるものも出てくるはずだ。PC本体はシンプルな構成で安価な価格であるのが望ましい。さらに安価ではあるが、ハイグレードな製品のようにスタイリッシュな外観なのもうれしい特徴だ。

シンプルで安価なマシンを求めるユーザーの声に応える

最近のPCには、付加価値をたくさん付けたものが増えている。ツクモの場合もゲーミングPC「G-GEAR」などは、ハイエンドであることを追求したモデルだ。しかし、すべてのユーザーがそうした高性能を求めているわけではないだろう。ゲームはしない、テレビは大型テレビで見る、PCに求めているのはブラウジングやドキュメント作成の快適さだ、という人にとって、「N141Jシリーズ」はかなり手頃なマシンだ。

先に紹介したように、ビジネス用途にもピッタリだ。もちろん家庭でも利用しやすいマシンになるだろう。多機能を盛り込むのではなく、PCはPCとしてシンプルに役割を果たしてくれればいいという人にとって、この無駄のなさは大きな魅力になるはずだ。

今回試用したのは最も安価な「N141J-300A/SH」だが、このほかにもCPUにIntel Core i5-3230M(動作周波数2.60GHz、ターボ・ブースト機能利用時最大3.20GHz)を採用して8GBのメモリを搭載することで基本性能を底上げした「N141J-510A/SH」と、「N141J-300A/SH」と同様のハードウェア構成に、8GBメモリとOSにWindows 7 Professional 64ビット版を採用した「N141J-320A/SP」も用意されている。いずれも価格は59,980円とお買い得感は高い。

(マイナビニュース広告企画)

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