レポート作成やイベントなどでパソコンを短期間しか使用しない場合、購入するのを躊躇する方は多いのではないでしょうか。
そのようなときは、パソコンを購入するのではなくレンタルすると安い金額で使えます。
この記事では、個人でも使えるパソコンレンタルサービスの価格やレンタル期間などを比較して、おすすめのパソコンを紹介します。
パソコンレンタルの上手な選び方やメリット・デメリットも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
パソコンをレンタルできる個人向けの3社を紹介
パソコンは機種により性能が様々なため、使用する用途に合ったパソコンを選ぶことが大切です。
ここではパソコンをレンタルできる「ゲオあれこれレンタル」などのサービスの概要や、各レンタルサービスの料金や期間を解説します。
サービス名 | パソコンの レンタル最安値(税込) |
送料(税込) | 対応エリア | 最低レンタル期間 | 公式サイト |
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5,040円/2泊3日 | 3,000円以上で送料無料 | 全国エリア | 2泊3日〜 | 詳細をみる | |
5,800円/月 | 無料(北海道と沖縄は有料) | 全国エリア | 3泊4日〜 | 詳細をみる | |
![]() パソコンレンタルマン |
5,000円/週 | 無料 | 全国エリア | 1週間 | ー |
高性能PCを法人でもレンタルできるAPEX RENTALS
公式サイト | https://www.apex106.com/ |
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パソコンの レンタル最安値 |
5,040円(税込)/2泊3日 |
レンタル期間 | 1ヶ月〜 |
対象エリア | 東京/神奈川/千葉/埼玉 大阪/京都/兵庫 (一部提供外の地域あり) |
送料 | レンタル3ヶ月目から往復分の送料なし |
補償・サービス | ・実店舗あり ・レンタル料金の10%上乗せで安心補償サービスに加入可能 |
APEX RENTALSは、一眼レフカメラのレンタルをメインとするレンタルサービスです。
高性能のパソコンレンタルに対応しているため、高いスペックが要求されるAdobeのソフトウェアなども使用可能です。
またノートパソコンだけでなくデスクトップパソコンも借りられるため、モニターと一緒にレンタルすれば大画面で作業ができます。
一眼レフカメラやビデオカメラなどと一緒に借りれば、動画や写真の撮影から編集まで対応可能です。
相談次第で複数台での利用も可能で、法人で業務用にパソコンをレンタルしたい事業者にも向いています。
APEX RENTALSでレンタルできるおすすめのパソコン
商品名 | Dell XPS 8950 |
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CPU | Core i7 12700 |
メモリ | 32GB |
レンタル料金 | 21,360円/2泊3日 |
1日あたり料金 | 約7,120円 |
3D制作ソフトやゲームなどに対応できるDellのゲーミングPCをレンタルで利用できます。
CPUは2021年11月に発売されたCore i7 12700を搭載。
レンタル品の中ではかなりハイスペックな部類なので、処理が早く負荷がかかる作業をしてもスムーズに作動します。
また、映像処理を担当するGPUはGeForce RTX3060 Tiが積まれているため、4Kなど高解像度の動画編集もサクサクです。
一般的なレンタルパソコンにはGPUが付いていないことが多いため、大きなアドバンテージと言えるでしょう。
動画編集や写真編集・ゲームなど、パソコンに負荷がかかる作業をする方におすすめです。
商品名 | DELL ALIENWARE 17 R4 プレミアム VR RAM |
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CPU | Core i7-7700HQ |
メモリ | 32GB |
レンタル料金 | 14,400円/2泊3日 |
1日あたり料金 | 約4,800円 |
DELLのALIENWAREは、ハイスペックのノートパソコンです。
一般的なノートパソコンのメモリは8GB・16GBが主流ですが、このノートパソコンは32GBが搭載されています。
メモリが多ければネットサーフィンをしながら動画閲覧や、ゲームをしながらWeb配信など同時に多くの作業が可能です。
また、GPUはGTX 1070を搭載しているため、ゲーミングノートパソコンとしても使用できます。
ノートパソコンでもデスクトップパソコンのように本格的な作業をしたい、という方におすすめです。
パソコンのレンタルが1ヶ月1,800円からのゲオあれこれレンタル
公式サイト | https://geo-arekore.jp/ |
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パソコンの レンタル最安値 |
5,800円(税込)/月 |
レンタル期間 | 1ヶ月〜 |
対象エリア | 全国 |
送料 | 無料(一部地域を除く) |
補償・サービス | ・通常利用状況下での修理費負担なし ・徹底したクリーニングと品質管理 ・商品そのまま購入サービス |
ゲオあれこれレンタルは、全国にレンタルCD・DVD店を展開しているゲオによるレンタルサービスです。
レンタルできるパソコンで最安値の『富士通 LIFEBOOK』は、1ヶ月のレンタル料金が1,800円とリーズナブル。
1日辺りで計算すると60円ほどの安い料金で、パソコンをレンタルできます。
パソコンはWindowsだけでなくMacをレンタルできるなど、多くの機種の中から選定が可能。
Webカメラやワイヤレスマウス・モバイルモニターなどの周辺機器も揃っているため、レンタル品だけで作業環境を確立できます。
レンタル期間は1ヶ月間なので、出張で短期間だけ使いたい方や、興味がある機種を購入前に試してみたい方におすすめです。
ゲオあれこれレンタルでレンタルできるおすすめのパソコン
商品名 | MacBook Pro 13インチ (Mid 2020) MWP52J/A |
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CPU | Core i5 |
メモリ | 16GB |
レンタル料金 | 13,000円/月 |
1日あたり料金 | 約433円 |
クリエイター用途として人気があるMacBook Proの13インチです。
CPUは第10世代のCore i5、メモリは16GBなので、動画編集にも使用可能。
エクセルやワードなどのOfficeソフトはもちろん、動画鑑賞などもサクサクとした動作で快適です。
キーボードはシザー式のバックライト「Magic Keyboard」を採用。
打ち心地を追求した1mmのストロークで安定した打鍵感を得られるため、プログラマーなどキーボードの使用回数が多い方にもおすすめです。
商品名 | 東芝 dynabook R634/M |
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CPU | Core i5 4310U |
メモリ | 4GB |
レンタル料金 | 5,800円/月 |
1日あたり料金 | 約193円 |
学生や新社会人など、若い方に人気の東芝dynabookです。
液晶画面は13.3型と操作しやすいサイズでありながら、重量はたったの1.2kg。
簡単に持ち運びできるのでカフェや図書館などで、レポートなどの課題提出に取り組むことができます。
CPUは第4世代のCore i5が搭載されているため、今となっては高スペックとは言えません。
ただし、エクセルやワード、インターネットサーフィンなどの基本的な作業をする分には、まったく問題ないでしょう。
ストレージはSSDなので、起動にも時間がかかりません。
いろいろなところに持ち運んで、自宅以外でも作業をしたい方におすすめのパソコンです。
パソコンレンタル専門店ならではの品ぞろえパソコンレンタルマン
公式サイト | https://www.rakuten.ne.jp/gold/rentalman/ |
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パソコンの レンタル最安値 |
5,000円(税込)/1週間 |
対象エリア | 全国 |
最短レンタル期間 | 1週間 |
送料 | 無料 |
補償・サービス | ・平日12時までの注文で当日出荷 ・1台につき550円の補償料を支払うと保険で修理費をカバー |
パソコンレンタルマンは、パソコンレンタル専門店なので商品が豊富に取り揃えられています。
WindowsやMacはもちろんのこと、プロジェクター・プリンター・モバイルWi-Fiルーターなど周辺機器も豊富です。
急にパソコンが必要になった場合でも、平日12時までに手続きを完了させれば即日発送されます。
発送元は福井県なので、関東圏や大阪・四国・九州地方には翌日着が可能です。
公式ホームページでは、パソコンや周辺機器の使い方などが詳しく解説されているので、パソコンに詳しくない方でも安心して利用できます。
また、楽天市場内に店舗があるため、レンタルすれば楽天ポイントを貯められます。
パソコンレンタルマンでレンタルできるおすすめのパソコン
商品名 | 富士通 LIFEBOOK A5510/E |
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CPU | Core i3 |
メモリ | 8GB |
レンタル料金 | 13,800円/30日 |
1日あたり料金 | 約460円 |
富士通のLIFEBOOK A5510/Eに、ワードやエクセル・パワーポイントなどのOfficeソフトをインストールしたレンタル品です。
Webカメラが標準搭載されているため、Web会議にも対応可能。
テレワークなど自宅で仕事をするのに必要な機能が揃ったノートパソコンです。
また、ウィルス対策ソフトもインストールした状態で届くため、仕事上の重要な資料などを扱う場合でも安心です。
商品名 | NEC UltraLite VJ22T/GG-S |
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CPU | Core i5 |
メモリ | 4GB |
レンタル料金 | 8,600円/1週間 |
1日あたり料金 | 約1,228円 |
NECのUltraLite VJ22T/GG-Sは、今回紹介する中で最軽量である779gのノートパソコンです。
カバンに入れているのを忘れてしまうくらいの軽さなので、女性でも簡単に持ち運びが可能。
大学の授業やカフェでの自習・自宅での作業など、いろいろな場所でノートパソコンを使用する方におすすめです。
CPUはCore i5、メモリ4GB、GPUは無しなのでハイスペックではありませんが、エクセルやワードなどのOfficeソフトの利用・動画鑑賞などは快適に動作します。
パソコンをレンタルする際の上手な選び方
パソコンを上手に選ぶには、性能も重要ですがレンタル期間や周辺機器・破損させた場合の補償などもチェックしましょう。
ここからは家電レンタルサービスでパソコンを借りる前に知っておきたい、選び方や注意点について解説します。
クリエイター用途はパソコンの性能が重要
エクセルやワード・インターネットサーフィン・動画鑑賞など一般的な用途で使用する場合は、それほどパソコンの性能を気にする必要はありません。
最近のパソコンであれば、上記のような作業は低スペックマシンでも快適に動作するためです。
しかし、写真や動画編集・3D作成などクリエイター用途で使用する場合は、ハイスペックなパソコンを選ばないと動きが遅くなりストレスを感じてしまいます。
パソコンの性能を決める主なパーツは、CPUとメモリ・GPUの3点です。
CPUはパソコンの演算処理を担当するパーツであり、性能が高ければ動作がカクつくことなくスムーズに動きます。
インテル製のCPUにはCore i3、Core i5、Core i7などがあり、数字が大きくなるほど性能が高くなります。
クリエイター用途であればCore i7以上の性能が欲しいところです。
次にメモリは、容量が多いほど同時に作業できる量が増えます。
動画編集によく使われるAdobeのソフトウェアなどはメモリの消費量が大きいため、16GBや32GBが必要です。
最後に、GPUは映像の処理を担当するパーツなので、動画編集や3D制作には欠かせません。
多くのレンタルパソコンにはGPUが搭載されていないため、動画編集の処理などにとても時間がかかります。
クリエイター用途で使用するのであれば、GPUが搭載されているパソコンを選びましょう。
利用シーンに合わせてレンタル期間を設定する
レンタルパソコンは、サービスを展開している会社や機種によりレンタル期間が異なります。
イベントなど短い期間しか利用しないのであれば、1泊2日や2泊3日などでレンタルできるサービスがあります。
テレワークなどで長期間利用するのであれば、数か月単位でレンタルできるサービスを選びましょう。
レンタルできる周辺機器の充実度もチェックする
パソコンをレンタルする際は、本体だけでなく周辺機器が充実しているかも重要なポイントです。
例えば、自宅にインターネット環境がなければ、モバイルWi-Fiも一緒にレンタルしないとインターネットに接続できません。
また、レポートなどを印刷して提出するのであれば、プリンターがあると便利です。
その他にも、Web会議用のカメラやマイク・作業効率をアップするデュアルモニター・プレゼン用のプロジェクター・操作性がアップするワイヤレスマウスなど、必要に応じてレンタルしましょう。
レンタルPCを万が一破損させた場合のサポート体制
パソコンは精密機器なのでデリケートに扱わなくてはいけません。
しかし、不注意で落下させて破損したり、使用環境が悪くて不具合を起こしたりする可能性があります。
そのようなときに思わぬ出費が発生しないように、補償やサポート体制を確認しておきましょう。
通常の利用の範囲で故障してしまった場合は、基本的には利用者は修理代などを支払う必要はありません。
ただし、故意ではなくても不注意で落下させたり、汚れや臭いが付着した場合は修理費用が発生する可能性があります。
レンタル申込時に「安心レンタル制度」など、各社が提供している保険に加入しておけば、落下や汚れなども修理費がかからないサービスが用意されています。
補償の範囲はレンタルサービスごとに異なるため、事前に確認してください。
パソコンをレンタルするメリットは自由に期間を選べること
パソコンをレンタルするメリットは、利用期間を自由に選べることです。
また、最新モデルを利用できる・情報漏洩のリスクを低減できる、などのメリットもあります。
使用したい期間に合わせてレンタルできる
パソコンのレンタルは、使用したい期間が決まっているときに便利です。
パソコンを購入するには、性能にもよりますが10万円以上は必要になります。
そのため、イベントや出張などで数日しか使用しないケースでは、パソコンの購入をためらってしまいます。
パソコンレンタルではレンタル期間を1日から選べるサービスもあり、機種によっては数千円で借りられるので、購入するよりも経済的です。
最新モデルのパソコンを利用できる
レンタルパソコンにはさまざまなモデルが用意されていますが、中には発売されたばかりの最新モデルもあります。
パソコンは最新モデルの入れ替わりが激しく、常に最新モデルを使うのは金銭的に厳しいです。
レンタルであれば最新モデルでも安価に利用できるため、性能を確かめたい方や購入前に試したい方などにおすすめです。
ただし、レンタルパソコンの中には何年も前に発売されたモデルもあるので、古いパソコンを使うのは心配という方は、事前にスペックを確認しておきましょう。
レンタルしたパソコンから情報漏洩するリスクを低減できる
レンタルパソコンで仕事をする場合、返却時の情報漏洩を心配する方がいます。
返却前に自分でデータを消去すれば問題ありませんが、基本的にはレンタル会社がデータ消去や初期化を行い、出荷時の状態に戻してくれます。
そのため、レンタル期間中に作業した内容が外部に漏れることはありません。
また、ウィルス対策ソフトが標準付属しているレンタルパソコンを選べば、レンタル期間中の情報漏洩リスクも減らせます。
パソコンをレンタルする3つのデメリット
パソコンのレンタルは良いことばかりではなく、割高になる可能性や希望の機種を借りられない可能性などのデメリットもあります。
長期間のレンタルは割高になる可能性がある
パソコンのレンタル期間は、数日~3ヶ月ほどが主流です。
レンタル期間を延長すれば半年や1年など長期間のレンタルも可能ですが、レンタル期間が長くなるほど割高になります。
購入した方が安くなるケースもあるため、長期間のレンタルを検討しているのであれば、新品の価格も調べるようにしましょう。
WindowsのレンタルがメインでMacは少ない
一般的な事務作業など仕事でパソコンを使用する場合、汎用性が高いWindowsが向いているため、レンタルのラインナップもWindowsが主流です。
Macも取り揃えているレンタルサービスもありますが、人気が高く常に貸し出し状態が続いています。
どうしてもMacを使ってみたい方は、レンタル可能なサービスを見つけたらすぐに手続きをしましょう。
新品のパソコンが届くわけではない
レンタルのパソコンは、利用者から返却されたら次の利用者に貸し出すため、基本的には中古品が届きます。
他人が使用したキーボードを触りたくない方や、少しの傷や汚れが気になる方は利用しない方がいいでしょう。
ただし、レンタルパソコンは利用者から返却されると、専門の作業員による徹底したクリーニングが行われるため、常に綺麗な状態が保たれ衛生状態に問題はありません。
また、衛生状態だけでなく動作確認も行うため、不具合が少なく安心して使うことができます。
パソコンのレンタルとリースの違い
パソコンを借りるにはレンタルだけでなく、リースで借りる方法もあります。
リースはパソコンを借りる点ではレンタルと同じですが、希望する機種をリース会社が購入して、それを借り受ける点で違いがあります。
また、最適なリース期間は税法で定められていて、パソコンの場合は2年以上です。
レンタルのように、1日など短い期間では借りられないため注意が必要です。
リースは長期間のレンタルとなるため、基本的に法人でないと契約できません。
レンタルは個人でも法人でも短期間から借りられるのに対して、リースは法人が業務で長期間使用するためのものと言えるでしょう。