米カルフォルニア州・サンフランシスコにて、Intelによる報道関係者ならびに開発者向けイベント「Intel Developer Forum(IDF) 2010 San Francisco」がまもなく開幕する。今年の会期は北米時間で9月13日から15日の3日間。例年通りMoscone Center Westをメイン会場に、基調講演、技術講演、テクノロジー・ショーケースなどが豊富な内容で実施される。
もっとも注目されるのは、何と言っても新アーキテクチャ「Sandy Bridge」だ。同アーキテクチャ採用のCPUは来年前半にいよいよ登場予定で、今回のIDFでは、ほぼ間違いなく詳細情報が公開されると見込まれている。Sandy Bridgeはグラフィックスコアの統合など元々話題が豊富なうえ、最近では関係筋から予想以上にハイ・パフォーマンスであるという好意的な評価も漏れ伝わってきており、期待感は非常に高い。
基調講演の予定は、初日がCEOのPaul Otellini氏と、IA GroupトップのDadi Perlmitter氏で、デスクトップとモバイルの両セグメントにわたってSandy Bridgeの話題が語られると考えられる。2日目はSoftware and Services GroupのRenee James氏と、Embedded and Communications GroupのDoug Davis氏で、特にアプリ配信のAppUp Center構想や先日のMcafee買収でもスポットライトが当たったRenee James氏(McafeeはIntelでRenee James氏のグループに入る)の講演には注目が集まる。ラスト3日目はCTOのJustin Rattner氏が登場し、未だ見ぬ先進研究開発の成果を披露するだろう。
日本時間では9月14日頃になるIDF開幕以降、現地よりこれらのレポート記事を随時お届けする。是非ご期待いただきたい。