アプリのインストールやアップグレードなどをまとめて管理できるパッケージ管理システム「Windows Package Manager」(winget)は、インストールするアプリのソースに、Microsoft Storeを加えている。そのため、同じアプリがwingetとMicrosoft Storeで重複することがある。
どちらのソースを選択するのがベストか断言できないが、「wingetでもMicrosoft Storeでも更新できるソースを選択した方が楽」と言えるだろう(というのも筆者はCUIで操作したい日もあれば、GUIでノンビリと操作したい日もある)。すべてのパッケージがwinget、Microsoft Storeに用意されているわけではないが、以下の方法でMicrosoft Storeをパッケージ入手先として指定できる。
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まずは検索方法から。プロンプトに「winget search Teams --source msstore」と入力して「Enter」キーを押す。これでMicrosoft Storeをソースとし、「Teams」にヒットしたパッケージを検索できる
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次はインストール。「winget install "Microsoft Teams" --source msstore --accept-package-agreements」と入力して「Enter」キーを押す。今度はパッケージ名を正しく指定し、パッケージの使用許諾契約に同意するオプションを追加している
ただ、初回は「winget search {パッケージ名}」とソースを指定せずに実行し、アプリが各ソースに存在するか確認した方が確実だ。その上でアプリが両者にあればMicrosoft Storeを、なければwingetをソース先として選択するとよい。