筆者はこれまで、無理矢理Windows 11に更新したデスクトップPC、ノートPC「Surface Laptop 4」、Windows 11 Insider Preview検証用となった「Surface Pro 7」の3台を用途に応じて使い分けていた。しかし、デスクトップPCはエクスプローラーが五つ六つ起動していると、CPU使用率が100%に張り付いてしまう。
そこでデスクトップPCは母艦のまま、ソフトウェアKVMであるInput Director(1台のキーボードやマウスで複数のPCを操作する)でノートPCをつなぎ、これまでと同じ入力環境ながらノートPCのテキストエディターを使えるようにした。
だが、気になるのはノートPCのバッテリーだ。少々神経質だが、使いながら充電(給電)するとバッテリー劣化につながってしまう。そのため使用時はACアダプターの接続を外し、電源モードを「高パフォーマンス」に切り替えて使用している。必然的に稼働時間は短くなるため、バッテリーを消費しているアプリをチェックするようになった。
アプリによってはバックグラウンドの動作も変更できるが、大半のデスクトップアプリや「設定」などは指定不可能である。この「アプリごとのバッテリー使用量」は既定の「全体の使用量」の他、「使用ユーザー」「バックグラウンド」「名前」で並び替えが可能だ。
原稿はOneDrive for Businessのフォルダーに格納しているため、OneDriveクライアントは排除できないが、Microsoft Edgeはスタートアップブーストやバックグラウンドの拡張機能実行許可など見直せる設定は多そうだ。
利用環境はユーザーによって異なるため、「○○アプリは無効」と断言できないが、使用頻度も低く利便性が低下したアプリは削除していいかもしれない。ご自身の環境をチェックしてほしい。