現在のメモ帳はバージョン11.2210.5.0だが、DevチャネルのWindows 11 Insider Previewで使用できるメモ帳は本稿執筆時点でバージョン11.2301.17.0である。ちなみにベータチャネルのWindows 11 Insider Previewもバージョン11.2210.5.0だ。

  • Dev版Windows 11 Insider Previewのメモ帳

バージョン11.2212.33.0以降のメモ帳は、タブ機能を備えている。Microsoft Edgeやエクスプローラーと同様にドラッグ&ドロップによるタブの入れ替えや、ウィンドウの分離にも対応。

  • アイコンこそ「×」だが、このままドロップするとウィンドウが分離する

DOS時代からテキストエディターにこだわりを持つ筆者がメモ帳を使う場面は皆無だが、思い返せばメモ帳で原稿執筆・整理する強者(つわもの)もいた。恐らく次の更新プログラムでタブ付きメモ帳が使用可能になるだろう。その際に現在のウィンドウベースなのか、タブベースなのかは以下の操作で選択できる。タブ付きメモ帳の配信が始まった際の参考にしてほしい。

  • メモ帳の歯車アイコンをクリック/タップする

  • 「ファイルを開いています」のドロップダウンリストを開き、「新しいタブで開く」「新しいウィンドウで開く」のいずれかを選択する

最近は年のせいかVisual Studio Codeによる文章作成環境の構築や、最近の秀丸エディタで発生する不可解な動作を解消するのも面倒になってきた。先輩ライターから教わったクラウドベースのテキストエディターも選択肢の一つだが、コロナ禍で外出しないため、ローカルアプリで十分。極めてシンプルなメモ帳で原稿を書いてもよさそうだ。