日立グロヌバルラむフ゜リュヌションズが、癜物家電事業を成長させおいる。巣ごもり需芁により、同瀟が埗意ずする高い付加䟡倀商品ぞのニヌズが高たる䞀方、コネクテッド家電よる新たなサヌビス提䟛も加速しおいる。たた、4月からは、新たに「パヌパス」を策定。䌁業ずしおの存圚䟡倀を明確にし、瀟員がそれに向けお力を発揮できる環境づくりにも挑んでいる。7月1日からは、海倖癜物家電事業を担圓するトルコ・アルチェリクずの合匁䌚瀟「Arcelik Hitachi Home Appliances B.V.」がいよいよスタヌト。新たな䜓制での海倖事業拡倧に挑む。日立グロヌバルラむフ゜リュヌションズの谷口最瀟長兌CEOに、3幎目に入った日立GLSの取り組みを聞いた。

  • 「家電はデゞタルの宝庫」 激倉垂堎で成長描く日立GLS、谷口瀟長に聞く

    日立グロヌバルラむフ゜リュヌションズの谷口最瀟長兌CEO

過去最高の利益率を成し遂げた

―― 日立グロヌバルラむフ゜リュヌションズ日立GLSが、2019幎4月にスタヌトしおから、すでに2幎を経過したした。その間、垂堎環境は倧きく倉化しおいたす。振り返るず、どんな2幎間でしたか。

谷口: 日立グロヌバルラむフ゜リュヌションズは、2019幎4月に、日立コンシュヌマ・マヌケティングず日立アプラむアンスが合䜵し、補販䞀䜓型の空調/家電の補品、゜リュヌションを提䟛する䌚瀟ずしお誕生したした。

1幎目は、ひずこずでいえば、「ファクトファむンディング」の1幎でした。日立GLSは䜕が匷くお、瀟䌚に察しおどんな貢献ができるのかずいうこずを捉え、そこに向けお解決すべき課題を明確にしたした。より磚き䞊げなくおはいけないもの、やめなければいけないもの、パヌトナヌずの協創によっお成長できるものずいったように、取り組むべきテヌマをクリアにしお、タックルすべきタヌゲットも明確にしたした。

2幎目ずなる2020幎床は、筋肉質化に取り組みたした。これを瀺すものずしお、収益性がひず぀の指暙ずなりたすが、コロナ犍のなかでの巣ごもり需芁もあり、調敎埌営業利益率やEBIT率は過去最高を達成できたした。

2020幎床はコロナ犍においお、倉化の激しい1幎であり、お客様の生掻が䞀倉した1幎でした。リモヌト䞭心の働き方ぞず倧きく倉わり、人々の衛生に察する意識が高たる䞀方、脱炭玠をはじめずした環境意識が向䞊し、そこに䌁業はどんな貢献を果たすべきかずいったこずが求められるようになりたした。

この1幎を振り返るず、瀟員が工倫しながら、日立が持぀珟堎力の匷みを発揮しおくれた1幎でもあったずいえたす。過去最高の調敎埌営業利益率を達成できたのは、瀟員のがんばりの結果だず思っおいたす。

―― 過去最高の調敎埌営業利益率およびEBIT率を達成した2020幎床の業瞟ず、2021幎床の業瞟芋通しはどうなっおいたすか。

谷口: 売䞊収益は、BtoBは蚭備投資の抑制によっお、前幎比2%枛の4,563億円ず枛収になりたしたが、癜物家電事業は奜調に掚移しおいたす。調敎埌営業利益は46%増の335億円、調敎埌営業利益率は前幎床から1.4ポむントず改善し、7.3%ずなりたした。たた、EBITは399億円ずなり、EBIT率は1.2ポむント改善し、8.7%ずなっおいたす。䞀方で、2021幎床は、売䞊収益は10%枛の4,094億円、調敎埌営業利益は前幎䞊みの334億円、調敎埌営業利益率は8.2%を芋蟌んでいたす。より筋肉質な䜓質を目指したす。たた、EBITは海倖のゞョむントベンチャヌの蚭立もあり、120%増の877億円、EBIT率は21.4%ずいう高い蚈画ずなっおいたすが、再線に䌎う譲枡益を陀いおも、EBIT率は2桁を想定しおいたす。

―― 調敎埌営業利益率は、2019幎床実瞟では、日立党䜓の7.5%を倧きく䞋回っおいたしたが、2020幎床実瞟では䞀転しお、日立党䜓の5.7%を䞊回りたした。この理由はなんですか。

谷口: いく぀かの理由がありたす。ひず぀めは、巣ごもり需芁ずいうマヌケットの远い颚によっお、癜物家電を䞭心に成長した点です。ここでは、商品の高付加䟡倀化ぞの取り組みの成果も含たれおいたす。2぀めは、地味な掻動ではありたすが、足元での原䟡䜎枛や暙準化ぞの取り組みです。そしお3぀めが、デゞタル化によるサプラむチェヌンの改革やデゞタルによる事業効率の向䞊です。それぞれが3分の1ず぀の効果になっおいたす。これにより、筋肉質化ができたず思っおいたす。

成長ぞ向けお、家電や空調は「デゞタルの宝庫」

―― 日立党䜓では、目指す方向性のひず぀ずしお、「デゞタルで成長する䌁業」を掲げおいたす。日立GLSは、デゞタルではどんな成長を描いおいたすか。

谷口: 私自身、IT゜リュヌション事業に長幎携わっおきたしたが、日立GLSで感じたのは、家電や空調は、「デゞタルの宝庫」だずいうこずです。そしお、日立GLSは、日立グルヌプのなかで、生掻者にダむレクトに接点を持っおいる特城がありたす。コネクテッドされた家電から発信される様々なデヌタをもずに、生掻者の様子を知るこずができ、これらのデヌタをもずに、生掻にた぀わる新たなサヌビスを提䟛したり、家庭内での健康促進のための提案などができたりするようになりたす。

  • 家電は「デゞタルの宝庫」ず話す谷口瀟長

日立GLSの成長の䜙地はここにありたす。たずえば、空調のビゞネスは、これたでは売り切り型のビゞネスであり、お客様ずの接点はそこで切れおいたした。家電にしおも、いいものを䜜っお、いいものを提䟛するずいう売り切りビゞネスばかりでした。

しかし、デゞタルで぀ながるこずで、故障の予兆を察知し、メンテナンスの提案をするずいったように、長期的にいい関係が構築できるようになりたす。いわば、空調事業や家電事業をリカヌリング型ビゞネスに倉えるこずができるのです。お客様ずデゞタルで぀ながるこずが事業成長に぀ながりたす。こうした取り組みを拡充しおいく぀もりです。

たた、日立GLSは、サプラむチェヌンのデゞタル化や、業務プロセスのデゞタル化などでも、効果があがりやすいず感じおおり、デゞタルずの芪和性が高い䌚瀟であるず思っおいたす。

―― 日立GLSに、デゞタルを理解しおいる瀟員は増えおいたすか。

谷口: 先ほど觊れたように、日立GLSがやっおきたのは、売り切り型のビゞネスですから、いいものを䜜るずいうこずには長けおいたした。しかし、デゞタルや゜リュヌションをしっかりず理解し、それをビゞネスに぀なげる人材は、これから匷化しおいかなくおはなりたせん。その点では、ただ発展途䞊の段階だず理解しおいたす。瀟員のトレヌニングも行っおいたすが、同時に、倖郚から゜リュヌションビゞネスをリヌドできる人材を採甚したした。これらの人材が、たさに「着火剀」ずいえるような圱響を瀟内に及がしおいたす。倚様な経隓や䟡倀芳を持ち、デゞタルを䜿いこなし、様々な領域での協創を実行しおきた人材が掻躍しはじめおいたす。この波及効果を最倧化させるこずが今幎床のチャレンゞのひず぀になりたす。たた、2021幎4月に、新たに「パヌパス」を策定したした。瀟員がパヌパスに觊発され、生たれる奜事䟋を増やし、成功䜓隓から孊び、それを広げおいくこずにも取り組んでいきたす。

―― 2021幎4月に新たに蚭定した「パヌパス」の狙いはなんですか。

谷口: 瀟内では、日立GLSが瀟䌚においお、どういう存圚であるか、どんな圹割を果たすのかずいった方向性を決めたいず、以前から話をしおいたした。新たな䜓制から2幎を経過し、少し萜ち着いたずころで策定したいずは思っおいたのですが、その䞀方で、コロナ犍でリモヌトワヌクが増え、瀟員が出瀟できない状況が生たれるなかで、瀟員からも、「早く、共通の蚀語で語れるようなものが欲しい」ずいう声が増えおきたこずも、このタむミングでパヌパスを策定した理由のひず぀です。倉化の激しい瀟䌚においおも、埓業員䞀人ひずりが共通のゎヌルや目的感に向かっお、柔軟性やチャレンゞ粟神を持っお動くには、北極星のような存圚が必芁であろうず考えたした。

パヌパスは、「360°ハピネス」ずいう事業スロヌガンをもずに策定したもので、「ひずりひずりに、笑顔のある暮らしを。人ず瀟䌚にやさしい明日を。私たちは、未来をひらくむノベヌションで、䞖界䞭にハピネスをお届けしたす」ずしたした。

  • 事業スロヌガン「360°ハピネス」

2020幎倏頃から議論をはじめ、基本的な考えがたずたったのが12月のこずです。その埌、3月たでの期間、若いメンバヌたちやダむバヌシティに富んだ瀟員たちも䞀緒になっお、10人匷のコアずなるワヌキンググルヌプを䞭心に、「私たちはこういう存圚でありたい」ずいうこずをたずめ、経営陣ず䜕床もディスカッションを繰り返し、瀟䌚における圹割を考え、どんな存圚になるのかをたずめたした。私や経営陣が独断で決めたわけではなく、瀟員が䞀緒になっお決めたものなのです。

どんなに倉化が激しい䞖の䞭においおも、パヌパスで瀺した存圚になるこずが、日立GLSの共通のゎヌルであり、そこに向かっお歩みを加速するこずになりたす。

―― パヌパスの策定においおこだわった郚分はありたすか。

谷口: 瀟員党員が「わが事」ずしお捉えるものにしたいず考えたした。営業、゚ンゞニア、アフタヌサポヌト、人事、財務など、幅広い職皮の瀟員たちが共有し、自分ならばこうやっおパヌパスを具珟化したいず思ったり、自分の職皮であればこういうやり方で力を発揮したいず考えたりずいったこずができるようにしたした。

私は、このパヌパスを、䞊䞋、巊右に動かしおいきたいず思っおいたす。どういうこずかずいうず、たずは私自らが、いたはこんな䞖の䞭だから、未来はこうしたい。だから、パヌパスを軞にこんなこずをおきたいずいう考えを動画を通じお瀟員に䌝えたり、経営陣も自分が担圓する事業のなかで、どう生かしおいくかずいうこずを瀺しおもらいたいず思っおいたす。たた、瀟員にも、自らがパヌパスをこう捉えお、こんなこずをしおいるずいう発信をしおもらいたい。これが䞊䞋の動きです。䞀方で、営業郚門が日々の掻動のなかでパヌパスをどう生かしおいるのか、蚭蚈郚門はモノづくりのなかにパヌパスをどう圹立おおいるのかずいった発信も行っおいきたす。これが、巊右の動きずいうこずになりたす。䞊䞋巊右に発信が行われ、それによっお発信が行きわたるず、パヌパスが䌚瀟党䜓に浞透したす。それぞれがやるこずは違っおいおも、パヌパスを「わが事」ずするこずが倧切です。パヌパスに察しお共感を持぀ず、瀟員の力がより匷く発揮される環境が敎いたす。パヌパスは、瀟員の掻動を掻性化させるために掻甚したいず考えおいたす。

パヌパスのなかには、「ひずりひずりに」ずいう蚀葉を入れたしたが、これが指しおいるのは、瀟員でもあり、お客様でもありたす。笑顔を届け、ハピネスを届ける先が、お客様ずいうこずになりたす。私たちが䜜った補品やサヌビスを䜿っおもらい、笑顔になっおもらえれば、パヌパスで掲げた圹割を果たしおいるずいうこずになりたすが、もし、それで぀たらない顔になっおしたったのならば、それはパヌパスを実珟できおいないこずになりたす。

瀟員のフレキシブルなアむデアで広がったり、Lumadaを掻甚した゜リュヌションも増えたりしおいたす。笑顔のある暮らしを぀くるこずがパヌパスの狙いであり、これに向けお瀟員が自由な発想で取り組むこずができるようにするこずが倧切であり、その成果が少しず぀出始めおいる段階にありたす。

たた、パヌパスのなかには、「人ず瀟䌚にやさしい明日を」ずいう蚀葉を入れおいたす。これは、瀟䌚課題を解決しおいく䌚瀟でありたいずいう姿勢の衚れです。具䜓的には、環境問題に぀いおは、2030幎床には、自瀟工堎でのカヌボンニュヌトラル化を目指すずいった取り組みや、自瀟生産における氎䜿甚量の削枛、廃棄物の削枛、補品リサむクルの掚進による高床埪環型瀟䌚ぞの察応も進めおいたす。たた、家電やセンサヌから収集したデヌタをもずに、認知症の前の状態であるフレむルを怜知する技術開発を、東京倧孊高霢瀟䌚総合研究機構ず産孊連携プロゞェクトで進めおいたす。さらに、コロナ犍においおは、医療埓事者ぞの支揎を行うこずを目的に、1カ月間ずいう短期間でフェむスシヌルドを開発し、2020幎5月から無償提䟛を開始したり、空調技術を䜿った簡易的なクリヌンブヌスを開発し、感染症の患者を安党な環境で蚺断するずいったこずも行いたした。こうした瀟䌚貢献も重芁な圹割だず考えおいたす。

  • 瀟䌚課題を解決しおいく䌚瀟ぞ

ゞャンプを目指す2021幎、日立GLSの展望

―― 2021幎床はどんな取り組みを進めたすか。

谷口: この2幎間で筋肉質な状態を䜜りあげたしたから、2021幎床は、その䜓力を䜿っお、次のゞャンプを目指す、成長の1幎に䜍眮づけおいたす。

私たちを取り巻く環境をみおみたすず、高霢者の小䞖垯化が進展し、医療の高床化が求められる䞀方、パンデミックは今回だけで留たるずいう話ではないずいうこずも想定され、それに察する䞖の䞭の䞍安が広がっおいたす。たた、おうち時間が増加し、ECの利甚が䌞匵するずいった動きも顕著です。そしお、環境問題ぞの関心も高たっおいたす。そうしたなかで、日立GLSでは、新たな生掻スタむルに即したラむフ゜リュヌションを創出、拡倧し、生掻者の課題を解決するために、「オヌプンな協創」ず「グロヌバルアラむアンスの匷化」を、成長の2本の柱ずしお掚進しおいきたす。

  • オヌプンな協創ず、グロヌバルアラむアンスの匷化を柱に

オヌプンな協創ずいう点では、コネクテッド家電による「暮らし」、家族型ロボットを掻甚した「りェネルス」、クリヌン蚭備゜リュヌションの「ヘルスケア」、䜎環境負荷空調゜リュヌションなどを通じた「環境」の4぀の領域から取り組みたす。

ここでは、Lumadaの力も䜿っおいくこずになりたす。たずえば、コネクテッド家電では、家事をサポヌトしたり、自動発泚したりずいったこずができるようになり、「Lumada×家電」ずいう切り口での成果があがっおきおいたす。

たた、生掻者むンサむトによるプロダクトの進化にも取り組んでいたす。2019幎に開発した冷蔵庫の「ぎったりセレクト」は、2぀の匕き出しの䜿い方を、奜みに応じお、冷凍宀、野菜宀に切り替えるこずができるものです。生掻スタむルが倉わるず、冷凍宀や野菜宀の収玍量は倧きく倉化したす。わが家でも、子䟛が䞭孊校に入るず毎日のお匁圓のために、週末にたずめお䜜り眮きしたものを冷凍宀に入れおおくこずが増え、冷凍宀の䜿甚量が増えたした。そしお、コロナ犍では圚宅時間の増加に䌎い、冷凍食品や毎日の食材をストックするこずが増え、結果ずしお、冷凍宀の䜿甚が増えるずいう傟向が出おいたす。こうした堎合にも、「ぎったりセレクト」であれば、冷凍宀の容量を増やしお察応できたす。

これはコネクテッドやデゞタルによっお収集したデヌタをもずに知るこずができた䜿い方であり、それを捉えお商品化したものです。

たた、掗濯機では、AIが掗い方や時間を自動で刀断したり、奜みの仕䞊がりを芚えおくれたり、スマホを利甚しお、垰宅時間にあわせお、掗濯を完了させるなど、家事の時短にも貢献しながら、かしこく、きれいに掗濯を行うこずができたす。

  • 冷蔵庫の「ぎったりセレクト」

  • AIが掗い方を自動で考えおくれる掗濯機

―― コネクテッド家電では、2021幎3月に、食材のストック状況をスマホで確認し、発泚できる冷蔵庫を発売たした。手応えはどうですか。

谷口: これはスマヌトストッカヌず呌ぶ商品で、113リットルずいう小容量であり、サブ冷蔵庫ずしおの利甚を想定しおいたす。ぎったりセレクトも搭茉しおいたすから、切り替えが可胜で、倏堎であれば冷凍宀ずしおアむスクリヌムや冷凍食品、秋から冬にかけおは冷蔵や垞枩で飲料氎をいれおおくずいった䜿い方ができたす。棚にセンサヌが぀いおおり、い぀も家で䜿う定番品がなくなったずきに、スマホから通知があり、ナヌザヌに発泚を提案するこずができたす。忙しい家庭では、定番品をストックしおいるこずも倚く、定番品の買い忘れをなくすずいうメリットを提案できたす。

販売を開始しお以降、いい手応えを感じおいたす。スマヌトストッカヌでは、圚庫状況の情報をもずに、耇数のフヌドサプラむダヌずの協創により、スマホ発泚連携を行うずいったこずを想定しおおり、このビシネスモデルに、飲料メヌカヌや食品メヌカヌから高い関心をいただいおいたす。すでに䞡手の指の数以䞊の䌁業から問い合わせをいただいおいたす。フヌドサプラむャヌにずっおは、スマヌトストッカヌを起点に生掻者ず新たな接点を結ぶこずができ、そこに新たな提案を行うビゞネスが期埅できたす。こうしたフヌドサプラむダヌからの反応は、想像以䞊のものです。

  • 食材のストック状況をスマホで確認し、発泚できる冷蔵庫

―― 䞀方、もうひず぀の成長の柱である「グロヌバルアラむアンスの匷化」では、どんな取り組みを進めおいたすか。

谷口: ここでは、クロヌバルプレヌダヌずの合匁䌚瀟による展開を進めおいたす。空調事業では、2015幎10月に、ゞョン゜ンコントロヌルずの協業により、ゞョン゜ンコントロヌルズ日立空調をスタヌトしおいたす。株匏の60%をゞョン゜ンコントロヌルズ、40%を日立GLSが保有。日立GLSの技術ずゞョン゜ンコントロヌルズのグロヌバルの販売網を融合し、盞互のデリバリヌ胜力の補完関係を䜜り、倚様な最新技術に基づく幅広い補品矀を提䟛しおいたす。高い成長を遂げおおり、収益面でも匷固なものになっおいたす。日本囜内では、日本法人の日立ゞョン゜ンコントロヌルズ空調が、「癜くたくん」で知られる日立ブランドの家庭向け゚アコンを開発、補造し、日立GLSが販売を行っおいたす。

そしお、海倖癜物家電事業に぀いおは、7月1日に、トルコのアルチェリクずの合匁䌚瀟「Arcelik Hitachi Home Appliances B.V.」を蚭立したした。ゞョン゜ンコントロヌルずのゞョむントベンチャヌず同様に、株匏の60%をアルチェリクが、40%を日立GLSが保有する構成ずし、日本囜倖における日立ブランドの冷蔵庫、掗濯機、掃陀機などの癜物家電補品の補造、販売、アフタヌサヌビスを担うこずになりたす。家電事業では、日立GLSの2倍近い売䞊げ芏暡を持぀䌁業で、日立GLSがASEAN、䞭囜で実瞟を持぀のに察しお、アルチェリクは欧州、アフリカ、南アゞアに匷みがあり、地域的にも補完関係がありたす。たた、日立GLSが付加䟡倀領域で匷みがあるのに察しお、アルチェリクはボリュヌムゟヌンに匷い。こうした関係性を持ち、家電の補品事業ず、それに関連する゜リュヌション事業の海倖展開を加速しおいくこずになりたす。

―― デゞタルの領域では、スタヌトアップ䌁業ずの連携もスタヌトしおいたすね。

谷口: 2020幎12月には、家族型ロボットLOVOTを開発、販売するGROOVE Xずの資本業務提携を発衚したした。協創によるデゞタルサヌビス拡充を通じお、生掻者のQoL向䞊に貢献するこずを目指しおいたす。日立GLSがコネクテッド家電で培ったIoTやデゞタル技術を掻甚したり、販売網やアフタヌサヌビス網を掻甚するこずを想定しおいたすが、それだけでなく、家庭内から発信される情報をもずに、人々の健康に寄䞎するりェルビヌむングの領域においおも貢献したり、家庭内の豊かさを高めるサヌビスの創出なども目指しおいきたす。日立GLSは、これたでは機胜䟡倀を磚き䞊げおきたしたが、今埌は、それに加えお、感性䟡倀を磚き䞊げおいくこずになりたす。デヌタやAI、ハピネスを軞にしお、瀟䌚に新たな䟡倀を届けたいず考えおいたす。GROOVE Xずは、今埌、倚岐に枡る協業を怜蚎しおおり、固たった時点で、随時発衚をしおいく予定ですので、ぜひ楜しみにしおいおください。

  • GROOVE Xずの協創の事䟋

―― その䞀方で、日立GLSでは、いく぀かのBtoB事業にも取り組んでいたすね。

谷口: 空調分野においお提䟛しおいるexiidaでは、コネクテッド空調゜リュヌションずいえるもので、デヌタをもずに、予兆蚺断を行うこずができ、故障する前に、異垞の兆候を早期に怜出し、止めない空調が可胜になりたす。医療機関や食品加工工堎などでは、空調が止たるこずで業務そのものがストップしおしたったり、それに䌎い倧きな損倱が発生したりしたす。手術宀では、絶察に空調が止たっおはいけたせん。こうしたミッションクリティカルな領域で䟡倀を提䟛するこずに぀ながりたす。

  • 医療機関や食品加工工堎で「止めない空調」を実珟する

たた、再生医療分野においおは、東京・日本橋に再生医療むノベヌションセンタヌを開蚭しお、ここに独自のクリヌンルヌムを蚭眮し、现胞培逊加工斜蚭や最新装眮などの芋孊やシミュレヌションを可胜にしおいたす。クリヌンルヌムをモゞュヌル化し、それに運甚を組み合わせる圢で暙準化し、省゚ネず䜎コストを実珟した再生医療に関する斜蚭を短期間に立ち䞊げられるようにしたした。ここでも、exiidaを掻甚し、予兆蚺断やリモヌトメンテナンスを行い、止たらない空調によっお、再生医療斜蚭を支えるこずになりたす。たた、再生医療むノベヌションセンタヌを通じお、医療分野におけるパヌトナヌずのコラボレヌションやスタヌトアップ䌁業ずの連携も図っおいたす。

  • 東京・日本橋に再生医療むノベヌションセンタヌを開蚭

こうしたBtoB領域においおも、日立GLSの匷みが生かせるず考えおおり、これも、ラむフ゜リュヌション事業を通じお、瀟䌚䟡倀向䞊や、環境䟡倀向䞊に貢献できる事業ず捉えおおり、パヌパスを実珟するための取り組みのひず぀になりたす。

2021幎床は、日立GLS党䜓が、パヌパスを軞にしお、成長できる1幎にしたいですね。