マイナビニュースマイナビ マイナビニュースマイナビ
Index square
( Car )
5 クルマのクイズ

エンブレムに見覚えなし! この国産車、正体は?

MAR. 31, 2025 12:35
Share

問題をおさらい!

  • このエンブレムを付けた国産車とは? という問題でした

正解はこちら!

【答え】スバル「アルシオーネSVX」

正解はスバルの「アルシオーネSVX」です。

  • スバル「アルシオーネSVX」

    スバルの高級スポーツカー「アルシオーネSVX」。今見ても古さを感じないクルマですね

アルシオーネSVXはクーペタイプの乗用車です。製造期間が1991年から1996年のわずか5年間と短いので、エンブレムに見覚えがないというのもよくわかります。

スバルには、1987年に登場したイメージリーダーカー(メーカーのコンセプトモデル的な市販車)の「アルシオーネ」がありました。2,672ccの水平対向6気筒エンジンを搭載し、スバル初の3ナンバー車として話題となりました。

そのフラッグシップモデル「アルシオーネ」の後継モデルとして登場したのが「アルシオーネSVX」です。「SVX」は「Subaru Vehicle X」の略で、航空機をイメージしてデザインされたといわれています。全面ガラス張りのようなウインドウデザインは「ミッドフレームウインドウ」と呼ばれ、斬新なデザインを採用したことがこのモデルの特徴でした。

搭載するエンジンは同モデル専用に開発された3,318ccの水平対向6気筒エンジン。最高出力は240PS、最大トルクは31.5kg・m/6000rpmでした。フルタイム4WDシステムとの組み合わせにより、パワフルで力強い走りを実現しました。

  • スバル「アルシオーネSVX」

    スバルお得意の水平対向6気筒エンジン。最高出力240PSを発揮します

ただ、発売当初は、上級グレードの「バージョンL」で価格が399.5万円とかなり高価でした。同年に発売されたトヨタ自動車の高級車「クラウン 4ドアハードトップ ロイヤルサルーンG」の411万円に迫る価格設定です。

個人的な見解ですが、同じ400万円を出すなら、スバルのスポーツモデルよりも、高級車としてのイメージが定着していたクラウンの方が抵抗が少なかったのではないかと思います。もちろん、クーペとセダンということでこの2台は全く違うモデルであり、ターゲットも異なるわけですが、それにしても、アルシオーネSVXは高いと感じる人は一定程度いたのではないでしょうか。

アルシオーネSVXには後継モデルが登場せず、1996年の生産終了とともにその名は途絶えてしまいました。今では、その独特のデザインが逆に新しいといわれていて、中古車市場ではそれなりの台数が流通しているようです。

  • スバル「アルシオーネSVX」

    SVXといえばこの開放的なウインドウが最大の魅力!?

以上、室井大和さんの解説でした。それでは、次回をおたのしみ!


Share

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

Pick Up
Iapp
PR
未経験でも年収1,000万以上! 日本住宅ローンが“おもてなし採用”で求める人材とは?
  • PR
    Index.large
    【PR】黒一色で引き締まる洗練のスタイル - 超軽量ノートPC「FMV Zero」
Weekly Ranking
  • 1

    Large
    メルセデスで最も売れてるSUV「GLC」にエントリーモデル登場! これで十分?
  • 2

    Large
    もはや5ナンバーのエンジン車に乗る意味なし? ヒョンデ「インスター」の圧倒的な完成度
  • 3

    Large
    「パトロール」日本導入を検討中! 再出発を切った日産の今後は?
  • 4

    Large
    アイルトン・セナがアラン・プロストと因縁の対決を繰り広げたマシンの名前は?
  • 5

    Large
    アストンマーティンのSUVなんて、選ぶ意味ある? 乗ってみた人の回答は…