CP+には、国内外の主要カメラメーカー、レンズメーカーに加え、さまざまな撮影アクセサリーメーカーや、それを取り扱う商社なども多数ブースを構えます。それらを細かく見ていくと、1日では会場内すべてを回り切れないほどで、その数に圧倒されます。
ここ数年で幅を利かせるようになったのが東アジア、特に中国系のメーカーです。明らかに中国メイド、あるいは中国ブランドとして展開しているところもありますが、サプライヤーに近い立ち位置とすることもあり、その場合中国企業のものと知らずに使っているアイテムもあるはずです。特に、三脚やストロボ、LEDライト、スタンドなどのライティングを補助する機材、光学フィルターなど、あくまでも筆者(大浦タケシ)の肌感からとなりますが、多いように思われます。ここでは、私が気になったそのようなメーカーのブースやアイテムを紹介したいと思います。
あれに似ているジンバルカメラを発見!
ブース入り口に「創造せよ、今こそ」と何やら勇ましい標語を掲げたのがTOKQI。中国深センの企業で、カタログを見る限りメインとするのはスマートフォン用のスタビライザーのようです。そのブースで私が注目したのが、ハンドヘルドスタイルのカメラ。試作機のようで撮影はできないとのことでしたが、液晶モニターにはスルー画が写し出されており、今すぐにでも使えそうに思えました。同社が長年培ったスタビライザーの技術で、安定した動画撮影が楽しめそうです。
USB-Cで直接充電できる互換バッテリー
Newellは中国のアクセサリーメーカー。製品カタログを拝見すると、LEDライトやソフトボックスなどライティング関連の機材が多数掲載されていましたが、ブースのテーブルの上を占めていたのはカメラ用互換バッテリー。バッテリー自体にUSB Type-C端子が備わっており、ケーブル1本で充電できるなど、純正バッテリーにはない特徴を備えているものも。このところカメラが受け付けないこともある互換バッテリーですが、どのような対策を行なっているのかとても気になるものでした。
ミラーレスに最適な小型ストロボを発見!
ZENIKOも中国深センのメーカー。扱っている製品は、ストロボやLEDライト、リグ、マイクロフォン、カメラ用バックパックと多岐に渡ります。今回初めての出展とのことでした。ブースでのメインの展示は小型のストロボで、エントリークラスやミドルレンジのミラーレスに最適なサイズ感でした。また、少数ながらバックパックやチューブライトなどの展示も行なっていました。
カメラ用品も見た目が大事!
URTH(アース)は、カメラアクセサリーでは珍しいオーストラリアのメーカー。CP+は昨年に引き続き2回目の出展となります。代表的なアイテムはレンズフィルター、マウントアダプター、バックパックなど。ブースはシンプルかつ整然とまとまっており、おしゃれ。展示されているアイテムも見やすく思えました。
スマホ関連アクセサリーもユニークな商品が続々
GiAi フォトニクスも中国深センのメーカー。おもにレンズフィルター、スマートフォン用アクセサリーなどを扱っています。今回の展示方法を見ると、エンドユーザー向けというよりは、日本でのビジナスパートナーを探すために出展したような雰囲気でした。それでもレンズフィルターをはじめ多くのアイテムを展示しており、見ていて飽きないブースでした。
ドローン、防水や360度撮影など新顔が話題に
ドローンの展示および飛行実演を行うブースも元気でした。写真は深センのHOVER Air社で、水上から飛び立てる防水設計のドローン「AQUA」を展示。法令などで制限が多いためか、ドローンの話題はこのところめっきり少なくなりましたが、根強く頑張っているメーカーを見ると、まだまだその可能性はあるように思えてなりません。
Insta360とブースを共同とするANTIGRAVITY。ドローンをフライトさせるコーナーをつくり、デモンストレーションを行っていました。Insta360と直接のコラボレーションはなかったようですが、相乗効果で多くの来場者が訪れていました。フライトコーナーには背景に富士山の写真を配置し、フライトの状況をイメージさせるのに一役買っていました。
Leofoto、圧倒的物量で日本市場に本気
最後は中国の三脚メーカー、Leofoto。勢いあるメーカーで、現在多くの日本人プロ写真家が愛用しています。注目度も高く、多くの来場者が訪れていました。ブースも広く、交換用のパーツなども含め、すべてのアイテムが展示されているのではないかと思われるほど充実した内容でした。













