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インビ続出のJCBザ・クラス、年会費5.5万円は高い? 保有7年の本音

Updated FEB. 16, 2026 22:58
Text : 池田星太
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JCBの最高峰ステータスを誇るJCBザ・クラスのインビテーションが届いたという情報がSNSを中心に多数報告されました。せっかく手に入れたからには、徹底的に使いこなしたいと思うもの。筆者は2019年からJCBザ・クラスを保有しており、かれこれ7年ほど保有し続けています。

その実体験に基づいて、(1)目玉特典のメンバーズセレクション、(2)持ったら使いたい注目のサービス、(3)ポイントとコスパの考え方、という3つの視点からザ・クラスの活用すべきポイントを解説します。

目玉はメンバーズ・セレクション

ザ・クラス最大の目玉といえば、年に一度の「メンバーズセレクション(通称メンセレ)」と呼ばれる、厳選された商品の中から好きなものを選べるサービス。

お酒、食品、家電、旅行など、さまざまな商品が選べるのが魅力。商品によって価値に差がありますが、およそ2万円~2.5万円相当額の商品がラインナップされています。

メンバーズセレクションは、ここ2~3年は高額利用者には専用の商品が選べるようになっています。2025年には年間利用額300万円以上が一つの区切りとして設定されており、年間300万円以上利用するユーザーであれば、さらに厳選された商品が選べる形でした。2026年も同様に300万円が区切りになるようです。

山崎・白州の限定ウイスキー、ディズニー貸切イベントへの応募……などなど、数量限定や抽選制の商品の数々がラインナップされていました。

メンバーズ・セレクションには、抽選タイプの商品も多くありますが、はずれても後から他の商品が選べるので、気楽に申し込める点は安心できます。

持ったら使いたい注目のサービス

東京ディズニーリゾート、USJの会員専用ラウンジ

ザ・クラスの体験として真っ先に利用したいのが、東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)にある、会員専用のラウンジです。

パークの喧騒を離れ、飲み物を楽しみながらのんびりとくつろぐことができます。休憩後、行列を横目に優先的に搭乗できるのもうれしいポイントです。

ザ・クラス限定の東京ディズニーランド貸切イベント

東京ディズニーランド関連でもう一つ注目したいのが、メンバーズセレクションの商品の1つにJCB主催の東京ディズニーランド・プライベートイブニングパーティーのペアチケットという商品が選べること。

参加は抽選制ですが、特定日の夜の東京ディズニーランドを貸し切って楽しめる希少なイベントとして人気があります。

JCBスターダイニング by OMAKASE

グルメサービスの一つであるJCBスターダイニング by OMAKASEは、まだまだあまり知られていない注目の特典ではないでしょうか。

高級レストランを空き状況も含めて検索できるサービスで、通常、月額4,980円(税込)のプレミアムグリーン会員相当が無料で提供されます。予約困難なミシュランの星付きレストランでも空きがあれば予約できるなど、検索のしやすさ、予約のしやすさで使い勝手のよいサービスです。

事前に気になるレストランを登録しておくと、予約に空きが出たタイミングで通知してくれる機能も便利です。実際にほかのコンシェルジュデスクでも予約不可と言われたレストランでも、予約が可能だったことも。過去にはミシュラン店貸切イベントや、ファミリー向けのイベントも開催されています。

こちらは自身でサービス登録が必要ですので、カードが届いたら、忘れずに登録するようにしましょう。

ザ・クラスでポイントは貯まる?

ザ・クラスといったステータスカードでポイントは貯まらないのではないかと、疑問を持つ方も多いと思いますが、実は使い方によって貯まりやすいカードでもあります。まず押さえておきたいのは、2026年1月からJCBのポイントシステムはOki DokiポイントからJ-POINTに変更されていることです。

今まではOki Dokiポイントが1,000円につき1ポイントたまり、1ポイントは約5円相当で使える……と分かりづらいシステムだったのですが、変更後はJ-POINTと名称も変わり200円につき1ポイントがたまり、1ポイントが1円相当で使える、という形でわかりやすくなりました。

また、マクドナルド、Starbucksといった人気店などで最大10%還元が得られるようなアップデートもあり、使い所によってはかなりの高還元率カードとして利用できます。

高還元を得るには対象店舗をMyJCBから事前に登録が必要なので、忘れないようにしましょう。

J-POINTボーナスで利用額に応じてポイント付与

利用額に応じてポイントが付与されるJ-POINTボーナスという仕組みもあります。従来のJCBスターメンバーズという仕組みをリニューアルしたものです。

J-POINTボーナスでは、年間利用額50万円ごとに、ボーナスポイントが付与されます。

  • 50万円達成で+1,000Pt

以降50万円ごとに(~250万円)+2,000Pt

  • 300万円達成で+6,000Pt

以降50万円ごとに(上限なし)+2,500Pt

このように50万円達成ごとにボーナスポイントが積算されていきます。300万円達成時に6,000ポイントが付与されるので、利用金額の目処として300万円は一つ区切りになります。ボーナスポイントを実質還元率に換算すると以下のようになります。

利用額 ボーナスポイント累計 還元率換算
50万円 1,000Pt +0.20%
100万円 3,000Pt +0.30%
150万円 5,000Pt +0.33%
200万円 7,000Pt +0.35%
250万円 9,000Pt +0.36%
300万円 15,000Pt +0.50%

JCBの基本還元率は0.5%ですので、300万円以上の利用額があると、+0.5%されて合計1%の還元率となります。

ポイントで年会費の元はとれる?

ザ・クラスの基本還元率は0.5%ですので、J-POINTボーナスを考慮して還元率1%と計算しても、年間550万円を利用して、ようやく年会費55,000円の元が取れる形になります。ポイント還元だけで元を取る、というよりは、さまざまなサービスや特典を活用しながら楽しむカードと考えた方がよいでしょう。

コスパ視点で見たザ・クラスの満足感

ザ・クラスは招待制を貫いており、招待にはそれなりの金額の利用が必要という点で、所有できた時の満足度はあるのではないでしょうか。招待制の中でも年会費が55,000円と、高級クレジットカードと言われる中では比較的抑えられた金額設定になっています。さらにメンバーズセレクションの価値も大きく、その他のサービスの利用やポイント還元を考えれば、実はかなりコスパのよいカードとも言えます。

地味に嬉しい空港ラウンジ同伴無料

ザ・クラスには国内空港ラウンジ特典がついていますが、実は同伴者無料というのが高級クレジットカードならではのこと。一般的なゴールドカードでは、同伴者有料であることがほとんどで、空港ラウンジに同伴者無料で入れるのはアメックス、ダイナースクラブカード、LUXURY CARDといった年会費が高めのクレジットカードに限られてきます。地味ではありますが、そういった特典も隠れた魅力として、感じてもらえればと思います。

サービス利用時は登録を忘れずに

今回紹介したサービスの中でもJ-POINTパートナーや、JCBスターダイニング by OMAKASEのように事前に登録しなければ特典が得られないサービスが多くあります。毎年もらえるカレンダーや定期刊行されるOnly On THE CLASSという冊子の送付も登録が必要です。MyJCBアプリからサービスの利用条件を確認するようにしましょう。

ザ・クラスは、ポイント還元といったお得感よりも、年1回のメンバーズセレクションと、テーマパークやグルメ、旅行での体験価値を楽しむカードと言えます。ぜひさまざまなサービスを使い倒してみてください。


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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