JCBは2025年12月26日、招待制プレミアムカード「JCB ザ・クラス」会員向けの新メディア『Only On THE CLASS』を発足した。ステータスを彩る“オンリーワン体験”の情報を、ウェブと冊子で届けるのが特徴。創刊号は同日ウェブ公開、冊子は12月末に発送し、2026年1月から会員の手元に届く予定だ。
“読む”だけでなく、“特別な体験”をセットに
担当者によると、新しいメディアには「情報を届けるだけで終わらせず、実際に体験できる機会までをセットにする」狙いがあるという。記事コンテンツと連動する形で、パートナー各社と相談しながら体験企画を作り上げていく流れを採った点も特徴になっている。
また新メディア発足の背景として「最高位カードを持つメリットを、より強く実感してもらいたい」と説明する。ザ・クラスには多彩なサービスがある一方で、“使いこなし切れていない”会員もいるとみており、誌面づくりでは「このテーマなら、このサービスが使える」といったガイド要素も意識した。
各クレジットカード発行会社における会員向け冊子媒体が縮小傾向にある中で、あえて冊子でも届ける。手に取る体験そのものや、従来よりゴールドカード以上のプレミアム会員に向けて発行している情報誌についても「棚に並べて残したい」というニーズが一定あることを踏まえ、ウェブと冊子の両輪で提供する方針だ。
創刊号テーマは「2026年に特別なことが起こる場所」
創刊号のテーマは「2026年に特別なことが起こる場所」。巻頭では、エリザベス女王生誕100年となる2026年を切り口に、王室御用達(ロイヤルワラント)をはじめとする、女王縁の品々を紹介し、その世界を“体験できる機会”もあわせて掲載する。
体験例として挙げられているのが、「バッキンガム宮殿別館」とも称されるホテル『クラリッジス』の宿泊を含む英国ツアー。さらに、ロイヤルワラントを2つ保有するブランド「スマイソン」のレターセットを、今回の企画にあわせて復刻し特別販売する。担当者によれば、現在は通常展開されていない仕様を、ロンドンで製造して日本に届ける形で用意したという。
国内企画では、徳川家の菩提寺として知られる増上寺での非公開文化財をめぐる特別拝観ツアー、ピンチョスとスペインワイン、カヴァを楽しむ1日限りのイベントなどを用意している。
このうち、この日のためにサンセバスチャンで修行した一流シェフを招いて開催するスペインワインのイベントは、大使館とも連携しながらJCBがオリジナルで企画したもの。本場のピンチョスと特別なスペインワインやカヴァ、原木切り出し高級生ハムなどがフリーフローで楽しめる、ここでしか味わえない贅沢な体験だ。
創刊号では『Only On THE CLASS』のために、計8つの体験イベントを掲載する。特典の開発に至っては、価格帯からイベントの開催場所、ジャンルに至るまで、幅広いニーズに応えられるようバラエティに富んだラインナップを意識しているのだとか。今後も同様の形で、コンテンツと連動した体験イベントを企画していくという。
冊子は創刊号のみ全員配布、以降は希望制に
体験企画は先着制のものが多い見込み。冊子は創刊号をザ・クラス会員全員へ送付するが、2号目以降は希望者のみ配布(会員専用WEBサービス「MyJCB」で申し込み)。ウェブ版はMyJCBから最新情報を随時確認できる。
発行タイミングは年4回で、基本は1月・4月・7月・10月を軸に、ウェブ公開と発送はその少し前倒しで行う計画だ。
「JCB ザ・クラス」もサービス拡充を継続
JCB ザ・クラスは1990年に誕生した招待制の最高位カード。24時間365日のコンシェルジュデスクをはじめ、「JCB スター・ダイニング by OMAKASE」のプレミアムプログラム提供、HoteLuxの上位会員へのステータスマッチ、メタルカード発行(2024年10月~)、「THE GINZA LOUNGE(MATSUYA GINZA JCB)」(2025年7月~)など、サービス強化を続けている。
新メディアは、こうした“使える特典”をより立体的に体験へ接続する役割も担いそうだ。




