米AMDは7月25日(現地時間)、ワークステーション向けの大型プロセッサ「Ryzen Threadripper」シリーズにおいて、Zen 5アーキテクチャの採用で刷新した「Threadripper PRO 9000 WXシリーズ」を発表した。7月31日にも出荷が行われるという。
最大64コア/128スレッドを1ソケットで実現し、最大256MBのL3キャッシュを搭載、4チャネルDDR5-6400メモリのサポートとPCIe 5.0 80レーンをサポートして極めて高い性能・拡張性を備えたプロセッサシリーズ。前世代と同じAMD sTR5ソケットに対応したことで、AMD WRX90とAMD TRX50チップセットで利用可能。様々なワークロードでIntel Xeon W-3500シリーズを圧倒するとしており、Cinebench 2024のレンダリングを最大83%高速化、Adobe After Effectsのパフォーマンスを最大80%向上させられるという。