7月26日10時、Apple 梅田がオープンしました。開店を待つ人の長い列は、実に2,000人を超えるほどに。アップルが考えるApple 梅田への思いは「Apple 梅田オープンの狙い、アップル幹部に聞く」の記事で紹介しています。

Apple 梅田は、これまでのアップルストアにはない要素もいろいろ散見され、新しいストアの姿が垣間見えました。改めて、Apple 梅田に足を運んで分かったお店の特徴を振り返ってみたいと思います。

  • 7月26日のApple 梅田オープン時には、2,000人を超える来店者が開店前に長い列を作った

ぜいたくなほど広々とした店内、車いすでも窮屈さを感じない

Apple 梅田ですが、各地のアップルストアに通い慣れた人ほど「あれ? なんか違う!」と驚くはず。その源となっているのが、ユニバーサルデザインの理念にもとづいて設計された新たなデザインの店内です。

  • Apple 梅田で一番奥行きのある中心部のスペース。とてもゆったりした作りなのが分かる

左右に広い店内は、通路が広くゆったりしているのが分かります。これは、車いすでも窮屈さを感じずに店内を移動できるための工夫なのです。

  • 左右に広がるスペースも通路は広々としている

車いすの人への配慮は、壁の製品展示でも確認できました。iPhoneケースや周辺アクセサリーなどの製品展示は全体に位置を下げており、車いすに座ったままでも手に取りやすくなっています。小さな子どもにもメリットがありそうです。

  • 壁の製品展示は、全体的に位置が下げられているのが分かる。立っている人物を見ると、その低さが分かる

  • ズラリ並ぶiPhoneケースも、車いすに座ったままでいろいろと試しやすくなった

購入や相談をするテーブルは、高さが異なる2種類を用意。低いテーブルは、車いすの人も購入や相談がしやすいと感じます。テーブルに合わせて低い椅子も用意しているので、高い椅子が不安な人も安心して相談できます。

  • テーブルは、一般的な高さ(手前)に加え、低めのテーブル(奥)を新たに追加した。椅子も低く、座りやすくなっている

Apple 梅田では、対面式のカウンターが設けられたジーニアスバーが復活。こちらも、高さが2種類用意されていました。

  • 対面式のジーニアスバー。ジーニアスバーのカウンターも、一般的な高さと低いタイプの2種類を用意

ストア初の要素となるのが、店内奥にあるApple Pickup用のカウンターです。オンラインのストアで注文した製品を受け取るためのカウンターで、店内が混雑している時でもスムーズな受け取りが可能。大阪駅(梅田駅)は、通勤通学や買い物の乗り換えで利用する人が多いターミナル駅だけに、乗り換えのついでにサッと商品を受け取れるのは便利です。

  • 店内の一番奥に設けられたApple Pickup用のカウンター

左右にワイドなApple 梅田ですが、意外なことに大型ディスプレイ「ビデオウォール」や、キューブ型の椅子が並ぶ空間「フォーラム」が存在しません。ビデオウォールとフォーラムは、Today at Appleなどのイベントで華やぐアップルストアの象徴的な存在となっていたので、これはとても意外でした。

  • Apple 丸の内にあるビデオウォールとフォーラム。Apple 梅田には、このような空間がない

Apple 梅田では、テーブルの脇にディスプレイを用意し、小規模なToday at Appleを実施します。2025年中にリニューアルオープンするApple 銀座など、今後オープンするアップルストアもウォールがなくなるのか、注目したいところです。

  • Apple 梅田でToday at Appleのセッションを担当した、テック系インフルエンサーのマメさん

とにかく好立地、関西の人に愛されるストアに

Apple 梅田はJR大阪駅を出てすぐの場所にあり、これだけ駅に近いアップルストアはほかにありません。さらに、ストアが面するグランフロント大阪2階は、より駅から離れたうめきたエリアに通じる通路となっており、とにかく人通りが絶えません。大阪駅を出てすぐ右に折れるとヨドバシ梅田があるので、ヨドバシに用事がある人も帰りにアップルストアに立ち寄ってしまうでしょう。とにかく立地がよく、人が吸い寄せられる場所だと改めて感じました。オープン直後だけでなく、長く関西エリアの人に愛されるアップルストアになるでしょう。