何でも揃い手軽に購入できるハードルの低さはAmazonの大きな利点だが、うっかり不本意な製品を買ってしまったり、あるいは値段が安いタイミングを逃してしまったりと、あとになって後悔することもまた多い。特にセール期間には、早く買わないとお買い得な品がなくなるかもしれないという心配もあって、こうしたミスも起こりがちだ。
今回はそんなAmazonで、より賢く買い物をするためのブラウザ拡張機能を、定番から一風変わったものまで、合わせて4つ紹介する。まもなく開催されるプライムデーに合わせて活用してほしい。
やらせ度の判定サービスをすばやく呼び出す「Sakura Check Linker」
「Sakura Check Linker」は、レビューのやらせ度を5段階で判定するウェブサービス「サクラチェッカー」(https://sakura-checker.jp/)へのリンクを商品ページに埋め込む拡張機能。サクラチェッカーは自前では拡張機能を用意しておらず、ブックマークレットを用いるか、あるいはウェブページへとジャンプしてからURLをコピペする必要があるが、この拡張機能を使えばワンクリックでサクラチェッカーによる判定が可能になる。
価格の推移をグラフ表示できるド定番ツール「Keepa」
「Keepa」は該当製品の価格推移をグラフ表示してくれるツール。現在の価格が過去と比較してお買い得なのか、そうでないのかを知ることができる。Amazonで買い物をするのであれば必須のツールとして広く知られており、期間の切り替えも自在なほか、グラフの読み込みも高速。唯一の欠点はクーポンによる値引きが反映されないことで、あくまで通常価格の推移にすぎない点は要注意。
検索結果からマーケットプレイス商品を除外する「Just Amazon (jp)」
「Just Amazon (jp)」は、Amazonでの検索結果からマーケットプレイス商品を除外し、Amazon.co.jpが販売している商品のみに絞り込む拡張機能。同種の機能を持った拡張機能は多数存在するが、これは拡張機能そのものの有効/無効を行わなくとも、ブラウザバー上にあるアイコンをワンクリックするだけでマーケットプレイス製品を含める/含めないを切り替えられるので、ケースバイケースでこれらの検索条件を使い分けたい人に向く。
「Amazon のスポンサー商品・広告を非表示にする」で検索結果もスッキリ
「Amazon のスポンサー商品・広告を非表示にする」は、Amazonでの検索結果から広告およびスポンサー商品を除外し、本来の検索結果だけに絞り込める拡張機能。特にキーワードの種類によっては、検索結果ページの大部分を広告・スポンサー商品が占有していることも少なくないので、ページのスクロール量を減らしたい場合にも有用。ただしスポンサー商品はタイムセールの告知を兼ねている場合も多く、セール時にお買い得品を探すには逆効果になる場合もあるので注意。