今週の秋葉原情報 - 全面メッシュパネルの縦型Mini-ITXケース、3面ガラスのミドルタワーも

WDのM.2 NVMe SSDに大容量の8TBモデル

Western DigitalのM.2 NVMe SSD「WD_BLACK SN850X」に、8TBの大容量モデルが登場、発売が開始された。PCI Express Gen4に対応する製品で、データ転送速度は、リード時が最大7,200MB/s、ライト時が6,600MB/s。価格は、ヒートシンク無しモデル(WDS800T2X0E)が123,000円前後、ヒートシンク付きモデル(WDS800T2XHE)が127,500円前後だ。

Western Digitalの「WD_BLACK SN850X WDS800T2X0E」。8TBとしては比較的安価だ
「同 WDS800T2XHE」。ヒートシンクが付属しないマザーボードだとこちらが便利だ

磁気連結のARGBファンを備えた簡易水冷

Thermaltakeの「TH V2 Ultra EX ARGB Sync」は、2.1インチ液晶画面を備えたオールインワン水冷CPUクーラー。ファンは磁気連結方式で、配線をスッキリできる。480×480ドットの液晶画面には、好みの画像やシステム情報の表示が可能だ。カラーはブラックとホワイト。ラジエータは24cm、36cm、42cmがあり、価格は25,000円前後～31,500円前後だ。

Thermaltakeの「TH360 V2 Ultra EX ARGB Sync」。配線は1本でシンプルだ
こちらは24cm版の「TH240 V2 Ultra EX ARGB Sync」。カラーは2色から選べる

デジタルパネルが強化されたCPUクーラー

DeepCoolの「AK400 Digital Pro」「AK620 Digital Pro」は、天板にデジタルパネルを備えたCPUクーラー。この「Pro」モデルは、従来モデルからデジタルパネルがアップグレードしており、CPU温度に加え、CPU使用率と消費電力も表示できるようになった。価格は、シングルタワーのAK400が8,000円前後、ツインタワーのAK620が16,000円前後。

DeepCoolの「AK400 Digital Pro」。搭載ファンも「FT12 SE」に変更されている
こちらは「AK620 Digital Pro」。デジタルパネルには、CPU周波数も表示できる

2重ライトループが鮮やかに光るファン

Corsairの「iCUE LINK LX RGB」は、独自の「AirGuide」技術により、集中的なエアフローを実現したPWMファンだ。優れた静音性と耐久性を持つ磁気ドームベアリングを採用。18個のRGB LEDにより、鮮やかなライティングが可能だ。カラーはブラックとホワイト。価格は、12cmの3個セットが21,000円前後、14cmの2個セットが18,000円前後だ。

Corsairの「iCUE LINK LX120 RGB」。側面のスリットからも発光が楽しめる
セットの内容。取り付けが早くて簡単な「QuikTurn」ネジが付属する

あの定番クーラーに高さ39mmの新モデル

サイズの「Shuriken3」(SCSK-3000)は、ロープロ仕様のトップフロー型CPUクーラーだ。従来モデルの高さが58mmだったのに対し、新モデルは39mmと、さらにロープロ化。ASRock「DeskMini」のような超小型PCでも利用できる。小型クーラーながら、新開発の9cmファンと4本のヒートパイプにより、しっかり冷却する。価格は4,000円前後。

サイズの「Shuriken3」。ファンは「Kaze Flex II 92 Slim AH PWM」を搭載
ベースプレートをフィン側に埋め込むことで、大幅なロープロ化を実現した

3面ガラスでピラーレスのミドルタワー

Thermaltakeの「CTE E550 TG」は、フロント、左サイド、リアの3面が強化ガラスのミドルタワーケース。ピラーレスデザインを採用しており、パノラマビューを楽しむことができる。背面コネクタ仕様のマザーボードにも対応。カラーは、ブラック、ホワイト、グラベル(砂利)の3種類をラインナップし、価格は23,500円～24,500円前後だ。

Thermaltakeの「CTE E550 TG」。マザーボードは90°回転した配置になる
こちらはグラベルモデル。珍しいカラーだが、Noctuaファンに似合いそう

デジタルパネルを備えたMini-ITXケース

DeepCoolの「CH170 Digital」は、全面にメッシュパネルを採用しエアフローに優れるMini-ITXケース。タワー型で底面積は20cm×25cmに抑えられており、狭い場所にも設置しやすい。左サイド下部のデジタルパネルには、CPU、GPU、電源ユニットの動作状況を表示できる。価格は、ブラックが10,800円前後、ホワイトが11,700円前後。

DeepCoolの「CH170 Digital」。最長305mmのグラフィックスカードに対応する
こちらはホワイトモデルの分解図。全ての面がメッシュパネルになっている

木材を使用した高級感のあるPCケース

Antecの「Flux」「Flux Pro」は、フロントの周囲に木材を配置した高級感のあるPCケース。ブラックモデルではウォールナット、ホワイトモデルではバーチ材が使われており、独特の雰囲気が楽しめるだろう。価格は、ミドルタワーのFluxが17,000円～18,000円前後、フルタワーのFlux Proが32,000円～33,000円前後。