タイガー魔法瓶は6月26日、ミキサーの刃を斜め45度に設置したミキサー「TIGER EDGE SLB-A100」を発表した。7月23日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は49,800円前後の見込み。

  • TIGER EDGE SLB-A100

ミキサーの切削力を高めるため、刃の角度を斜め45度に設置した据え置き型ミキサー。開発に約3年7カ月をかけ、日本国内家電メーカーにおける据え置きタイプの家庭用量産ミキサーにおいては初の斜め型ミキサー商品になるという。

りんごやアボカドを丸ごと粉砕できる切削力と、斜め構造で実現した上下に巻き込む水流により葉物をなめらかに刻む撹はん力を備えるとする。市販の氷や冷凍フルーツも切削可能。刃の回転速度は10段階で設定できる。

  • 氷や冷凍フルーツをそのまま破砕できるパワーを持つ

  • 葉物をなめらかに刻む撹はん力も特徴

カップはトライタン(樹脂製)で、横にスライドさせて着脱する。本体にはフタ検知機能を備え、フタが正しくしまっていない状態では起動しない仕組み。カップとフタは食器洗い乾燥機に対応し、清潔に保ちやすくお手入れしやすい設計を目指した。

連続運転時間は4分運転/2分停止の繰り返し。本体サイズは17.1×35.2×33.2mm、重さは4.3kg。カップ容量は1000mL。カラーはオニキスブラック。

開発にあたっては、従来多くの製品で水平に設置されてきたミキサー刃の角度が「本当にベストか」という点に着目。カップ形状や刃の設置角度、刃の折り曲げ角度の調整を繰り返し、127台を超える試作を経て、約3年7カ月をかけて完成させたという。

  • TIGER EDGE SLB-A100の全体。カップは横にスライドさせて着脱する