Corsairは今年も台北市内のGrand Hyattホテルにプライベートルームを設け、様々な新製品を展示していた。5日には日本向けの発表会が行われたので、これから発売される製品の中から、気になったものを紹介しよう。
まずケースでは、フルタワーの「9000D」とミドルタワーの「3500X」が登場する。両モデルとも、各社の背面コネクタマザーボードに対応。9000Dは「1000D」の後継機で、高い拡張性を持つ。発売は9月3日の予定。3500Xは流行のピラーレス仕様になっており、人気が出そうだ。こちらは7月5日の発売予定。
オールインワン水冷CPUクーラーの新製品としては、「iCUE LINK Titan RX RGB」が登場する。面白いのは、水冷ブロックのキャップ部が交換可能になっており、液晶モジュールならCPU温度等の情報を表示できるし、CPU周囲の冷却を強化したいのなら、ファンモジュールにすればいい。7月30日の出荷開始を予定している。
ところで同社のオールインワン水冷CPUクーラーは従来、ラジエータサイズの違いでH100iやH150iのような型番になっていたが、この製品からは、他社と同じように240や360という数字になるそうだ。正直なところ以前のネーミングは分かりにくかったので、この変更は評価したい。
そしてファンでは、厚さを30mmにしてエアフローを強化した「MAX」バージョンが登場する。LCPブレードの「RX MAX」や、RGB LEDを搭載する「RX MAX RGB」があり、どちらも8月20日の出荷予定だ。