360度カメラやアクションカメラで知られるInsta360が、Webサイトで新製品のティーザー動画を公開しました。「アクションに新たな表現力を」というキャッチコピーが付けられた動画では、一瞬「LEICA」の文字が見えるなど、ドイツのライカカメラ社とのコラボ製品であることがうかがえます。背面の液晶パネルは、手前に向けられる構造であることも分かります。画質や使いやすさに自信を持つ次世代のアクションカメラがお目見えしそうです。

発表は11月21日(火)の22時30分と予告されています。

  • ティザー動画で現れたアクションカメラの新製品と思しきシルエット。コンパクトな本体と、手前に向けられる液晶パネルの存在がうかがえる

  • 「アクションに新たな表現力を」と記されたティザー動画。Insta360のWebサイトで見られる

Insta360のアクションカメラは、カメラ部を分離して衣服や帽子などに装着できる「Insta360 GO 3」や、カメラ部やバッテリーを分離して自由な組み合わせで使える「Insta360 ONE RS」をラインナップしています。ティーザーで公開された製品は、どちらとも異なる新しいラインだとみられます。

今回公開された動画は30秒にも満たない短いものですが、中盤にはレンズと思われる造形の周囲に「LEICA」の文字が見えるなど、ライカカメラとの協業であることを強く示唆しています。

  • レンズと思われる部分には「LEICA」の文字が。レンズ自体も大口径のようで、大型センサーの搭載が期待できる

Insta360は、1インチセンサーを搭載した360度カメラ「Insta360 ONE RS」や、同じく1インチセンサーを搭載したアクションカメラ「Insta360 ONE R 1インチ版」でライカとの協業モデルを投入しています。今回の新製品も、これらの製品のように大型センサーを搭載して高画質に仕上げているとみられます。

さらに、背面液晶が手前に起こせるようなアニメーションもあり、Insta360 GO 3に似た自撮り対応の背面液晶を備えていることもうかがえます。

  • 2023年8月に発売したアクションカメラの新製品「Insta360 GO 3」。可動式液晶などシルエットはよく似ている

動画では、GoProのHEROシリーズやDJIのOsmo Actionシリーズに似たシルエットのカメラが破壊されているアニメーションが表示されており、Insta360自身も相当自信のある製品に仕上げているとみられます。