タムロンは10月10日、ニコンZマウント対応の超望遠ズームレンズ「150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD」(Model A057)を発表した。150mmから500mmまでをカバーするフルサイズ対応の超望遠ズーム。すでに、ソニーEマウント版や富士フイルムXマウント版を用意していたが、新たにニコンZマウント版が追加された。おもなスペックはEマウント版やXマウント版と同等。

希望小売価格は198,000円で、発売は10月31日。

  • ニコンZマウント版が追加された超望遠ズームレンズ「150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD」(Model A057)

このクラスの超望遠ズームとしては小型軽量に仕上げており、手持ち撮影も可能。リニアモーターフォーカス機構による高速AFや、高い補正効果を持つ手ブレ補正機構も備える。最短撮影距離は広角端で0.6m、望遠端で1.8mと、タムロンレンズらしく近接撮影性能も優れる。

  • 焦点距離:150-500mm(APS-C機では225-750mm相当)
  • 明るさ:F5-6.7
  • レンズ構成:16群25枚
  • 最短撮影距離:0.6m(広角端)/1.8m(望遠端)
  • 最大撮影倍率:1:3.1(広角端)/1:3.7(望遠端)
  • フィルター径:82mm
  • 最大径:93mm
  • レンズ長:212.3mm
  • 重さ:1,720g(レンズ本体)、155g(三脚座)
  • 絞り羽根:7枚(円形絞り)
  • 最小絞り:F22-32
  • 付属品:丸型フード、三脚座、レンズキャップ