ロジクールは9月20日、新たなゲーミング製品シリーズ「ロジクールG PRO X」を発表した。現行シリーズ「ロジクールG PRO」の上位版にあたり、プロのeスポーツ選手と共同開発した製品群となる。

ラインナップは「PRO X SUPERLIGHT 2 LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングマウス」(以下、PRO X SUPERLIGHT 2)および「PRO X TKL LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングキーボード」(以下、PRO X ワイヤレスキーボード)。加えて、7月に発売済みの「PRO X 2 LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングヘッドセット」には、新色マゼンダが加わる。

いずれも10月13日に発売し、価格はオープン。ロジクールオンラインストア価格は「PRO X SUPERLIGHT 2」が25,410円、「PRO X ワイヤレスキーボード」が27,900円円。「PRO X 2 LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングヘッドセット」マゼンタ色は34,650円。

  • ロジクールG PRO Xシリーズ

PRO X SUPERLIGHT 2

「PRO X SUPERLIGHT 2」は、前機種からマウスの反応速度や精度を高めた、ロジクールG史上最軽量のマウス。重さは60gで、前機種の63gから軽量化した。メカニカルスイッチのクリック感と、光学式スイッチの速い反応速度を両立した、ハイブリッドの「LIGHTFORCE」スイッチを搭載している。

  • PRO X SUPERLIGHT 2のカラーはブラック、マゼンタ、ホワイト

センサーは前機種の「HEROセンサー」から「HERO 2センサー」に進化。マウス側で検知した動きをパソコン側に送る1秒当たりの頻度・ポーリングレートが、前機種の1,000Hzから2,000Hzに増加し、エイム精度が上がったという。

またマウスをどれだけ動かすと画面上のマウスポインターがどれだけ動くかというDPIは、前機種では50単位での調整だったが、「PRO X SUPERLIGHT 2」では5単位と細かい調整が可能となっている。このほか、マウスを浮かせたときにどのくらい離れたら反応しなくなるかという「リフトオフディスタンス」も調整できるようになった。

PCとの接続は、遅延が少ない独自のLIGHTSPEEDワイヤレス(USBレシーバー同梱)で、レシーバーのインタフェースはUSB-A。本体カラーはブラック、ホワイト、マゼンタの3色。本体サイズは64×40×125mm。解像度は100-32,000DPI、最大加速は40G、最大速度は500インチ/秒。ボタン数は5。

電源は内蔵の充電式リチウムイオン電池で、約95時間の連続使用が可能。対応OSはWindows 8以降、mac OS 10.11以降。

PRO X ワイヤレスキーボード

「PRO X ワイヤレスキーボード」は、7,000万回以上の打鍵に対応した高耐久のメカニカルスイッチ「GX key switch」を搭載したワイヤレスゲーミングキーボード。

現行の「PRO キーボード」を無線化した製品で、PCとはLIGHTSPEEDワイヤレス(USBレシーバー同梱)あるいはBluetoothで接続する。なお、LIGHTSPEEDワイヤレスレシーバーは、1つでPRO X SUPERLIGHT 2とPRO X ワイヤレスキーボードの両方を接続できる。

  • PRO X ワイヤレスキーボード ブラック

  • PRO X ワイヤレスキーボード マゼンタ

  • PRO X ワイヤレスキーボード ホワイト

テンキーレス仕様で、打鍵感の異なるタクタイルタイプとリニアタイプの2つを用意。キーキャップは耐摩耗性に優れ、光透過特性を向上させるPBTキーキャップを採用した。本体上部にはバックライト輝度の調整やメディアコントロールなどが行えるショートカットボタンを備えている。

本体はアルミ合金のプレートを採用し、すっきりした見た目が特徴。持ち運び用のキャリーケースも付属する。カラーはブラック、ホワイトの2色。本体サイズは352×150×34mm。連続使用時間は約50時間。

  • 付属・同梱品一覧