2023年8月25日、ついに発売されたメカアクションゲーム「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」(以下、アーマード・コア6)。エルデンリングなど多数のヒットゲームを世に送り出しているフロム・ソフトウェアの最新作とあって、大きな注目を集めている。
ここでは、NVIDIA最新世代のGPU「GeForce RTX 40シリーズ」でSteam版アーマード・コア6のフレームレートを測定。発売に合わせてビデオカードの新調を考えているの参考になれば幸いだ。
まずは、用意したビデオカードを紹介しよう。現在発売されているRTX 40シリーズをすべてそろえた。
- GeForce RTX 4090:NVIDIA GeForce RTX 4090 Founders Edition
- GeForce RTX 4080:NVIDIA GeForce RTX 4080 Founders Edition
- GeForce RTX 4070 Ti:ZOTAC GAMING GeForce RTX 4070 Ti Trinity OC
- GeForce RTX 4070:NVIDIA GeForce RTX 4070 Founders Edition
- GeForce RTX 4060 Ti(16GB):ASUSTeK ROG Strix GeForce RTX 4060 Ti OC Edition 16GB GDDR6
- GeForce RTX 4060 Ti(8GB):NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti Founders Edition
- GeForce RTX 4060:MSI GeForce RTX 4060 VENTUS 2X BLACK 8G OC
検証環境は以下の通りだ。CPUのパワーリミットは無制限に設定。ドライバは「Game Ready 537.13」を使用している。
【検証環境】 | |
CPU | Intel Core i9-13900K(24コア32スレッド) |
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マザーボード | MSI MPG Z790 CARBON WIFI(Intel Z790) |
メモリ | Micron Crucial DDR5 Pro CP2K16G56C46U5(PC5-44800 DDR5 SDRAM 16GB×2) |
システムSSD | Western Digital WD_BLACK SN850 NVMe WDS200T1X0E-00AFY0(PCI Express 4.0 x4、2TB) |
CPUクーラー | Corsair iCUE H150i RGB PRO XT(簡易水冷、36cmクラス) |
電源 | Super Flower LEADEX V G130X 1000W(1,000W、80PLUS Gold) |
OS | Windows 11 Pro(22H2) |
テスト方法は、CHAPTER 1「移設型砲台破壊ミッション」の一定コースを60秒移動した際のフレームレートを「FrameView」で測定した。フレームレート上限は最大の「120fps」に設定、垂直同期/HDR/自動描画調整は「オフ」、映像品質は最上位の「最高」に設定している。
フロム・ソフトウェア初の120fps対応ということで滑らかな描画を楽しみたいと思っている人も多いだろう。フルHDでは、RTX 4060 Ti(16GB)以上なら、ほぼ平均120fpsに到達。RTX 4060でも平均115.6fpsと十分滑らかな描画を楽しめる。WQHDになると、RTX 4070 Ti以上が必要、4Kになるとさらに厳しくなり、ほぼ平均120fpsに到達できているのはRTX 4090だけだ。ただ、平均60fps出ていればOKという人であれば、RTX 4070以上で到達できる。
ちなみに、使用されるビデオメモリ量だがRTX 4090でチェックしたところ今回のテスト時ではフルHDで5.89GB、WQHDで6.25GB、4Kで7.34GBだった。
この結果から、自分のプレイしたい解像度とフレームレートにマッチしたビデオカードを見つけてほしい。そして、チュートリアルなのに鬼強い大型武装ヘリと早く戦ってほしいものである。