慶洋エンジニアリングは、RCAブランドのチューナー内蔵テレビ2機種を7月11日に発売した。いずれも4K/HDR対応で、国内設計の映像エンジンを搭載。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は50型が49,800円前後、43型が44,800円前後。AmazonやYahoo!、直販サイトで取り扱う。
2022年秋から同社が販売開始した、チューナーレステレビの新製品。RCAは米国で1919年に設立された放送・通信機器の老舗ブランドで、今回は日本市場向けに展開する製品として初めてチューナー内蔵テレビを用意。どちらも地上/BS/110度CSの3波ダブルチューナーを搭載している。さらに、国内開発の映像エンジンを搭載したメインボードを採用し、「日本のテレビ放送に最適化した映像を視聴できる」とする。
直下型VAパネルを採用しており、解像度は4K/3,840×2,160ドット、明るさは約250cd/平方メートル、コントラスト比は5,000:1。視野角は上下左右178度。HDR方式は、HDR10とHLGに対応する。4Kチューナーは非搭載だが、外付けの4K放送対応機器をHDMI接続すると4K画質+HDR10に対応する。
別途用意した外付けHDDを組み合わせることで番組録画が行え、ダブルチューナー搭載により裏番組録画にも対応。他にもゲームモードを備え、動きの激しいアクションゲームもタイムラグを抑えて楽しめるとする。
HDMI入力は4系統で、HDMI 1がARCに、HDMI 1/2が4KとCECに対応する。HDMI以外の端子は、ビデオ入力と光デジタル出力、ヘッドホン出力、Ethernet。内蔵スピーカー出力は8W×2ch。
スタンドを含む本体サイズと重さは、50型が1,122×269×705mm(幅×奥行き×高さ)/約9.2kg、43型が967×201×601mm(同)/約6.8kg。リモコンや単4形電池×2などが付属する。