アイリスオーヤマは7月7日、冷蔵室内の食材をスマートフォンで確認できる「STOCK EYE」シリーズ新商品として、クラス最大級の冷凍室171Lを備えた冷蔵庫 8機種を発表した。

カメラ非搭載モデル4機種を7月中旬から、カメラ搭載モデル4機種を8月下旬から順次発売する。価格はオープンで、直販価格は218,000円から。

  • STOCK EYEシリーズ新製品「大型冷蔵庫453L・503L」

今回発売する「大型冷蔵庫453L・503L」は、買い物カゴ2.4個分相当の食品を冷凍保存できる大型の冷凍室を備えた冷蔵庫(買い物カゴ容量を約33Lとした場合)。453L容量と503L容量の2種類それぞれに、カメラ搭載・非搭載、前扉素材が白ガラス/黒板金の2種類のデザインを用意し、合計8機種で展開する。

453Lモデルと503Lモデル共通で、冷凍室の容量は500Lクラスに匹敵する171Lの冷凍室を搭載(急速冷凍室、製氷室含む)。冷凍庫内の引き出しは奥まで出し入れしやすいフルオープンタイプで、小物収納に適した深さ5cmのトレー、箱物などを入れやすい約20cmケースなどを備え、食品を整理できる。

  • 冷蔵室の庫内

  • 冷凍室の庫内

453L・503Lのカメラ搭載モデルでは、ネットワークカメラを左ドアに2機、天井に1機設置でき、冷蔵室の中を広範囲で撮影できる。撮影した画像は、スマートフォンアプリを通じて外出先などからも確認可能。

453Lモデルは、本体の高さを約170cmに抑え、庫内の最上段の棚が見やすく、手も届きやすいの高さとしている。

  • カメラ搭載モデルでは、専用アプリで庫内の様子がWebカメラ経由でわかる

  • 冷蔵庫の中を外出先から見られることで、買い忘れや重複買いなどを防げる

  • 453Lモデルは本体の高さが約170cmに抑えられている

このほか、冷却時間を通常の約40%短縮する「急速冷凍機能」、低温高湿環境にすることで野菜を長持ちさせる「低温野菜室」などを装備。完全に凍らせないことで肉や魚の鮮度を落ちにくくする「微凍結設定」(約-2度~0度)と、刺し身・加工食品の保存に適した「チルド設定(約0度~3度)」を切り替えて使える「微凍結・チルド切替室」も備えている。

直販価格は、カメラ非搭載の503Lモデルが228,000円。カメラ非搭載の453Lモデルが218,000円。カメラ搭載の503Lモデルが248,000円。カメラ搭載の453Lモデルが238,000円。

カメラ非搭載 IRGN-45A-W IRSN-45A-B IRGN-50A-W IRSN-50A-B
カメラ搭載 IRGN-C45A-W IRSN-C45A-B IRGN-C50A-W IRSN-C50A-B
全定格内容積 453L 503L
前扉素材 白ガラス 黒板金 白ガラス 黒板金
冷蔵室 216L 266L
冷凍室 132L+急速冷凍室24L+製氷室15L
年間消費電力 290kWh/年 304kWh/年
  • 453Lモデル。前扉が白ガラス/黒板金の2種類を選べる

  • 503Lモデル。こちらも前扉が白ガラス/黒板金の2種類を選べる