海遊館は7月14日より、リニューアル工事中の「グレート・バリア・リーフ」水槽の工事中壁面を活用した特別企画『スマホをかざすと中がのぞける!?「BLUESEAT」』を開催する。
大阪市港区所在の海遊館は世界最大級の水族館。中でも「グレート・バリア・リーフ」水槽は、1990年の開館から海遊館を彩ってきた、サンゴ礁の海を再現した大型水槽。オープンから33年が経過して劣化などが目立つようになってきたことからいったん閉鎖し、現在は2024年9月のリニューアルオープンを目指して工事を行っている。リニューアル後は“サンゴの生命力”をテーマに、地球規模の環境保全についてこれまで以上にメッセージを発信できる展示への進化を目指している。
今回開催する『スマホをかざすと中がのぞける!?「BLUESEAT」』は、工事中の水槽の壁面を活用し、環境保全の大切さを伝える事を目的とした、リニューアルオープンまでの特別企画。
展示は、AR技術とエコなブルーシートを活用したもの。サンゴ礁や色とりどりの魚たちによる鮮やかな光景や、ウツボが覗く少し暗い岩礁の光景など、全部で4つのグレートバリアリーフの世界をAR技術にて表現する。
再生ブルーシートに描かれた生き物のイラストのついたARマーカーにスマートフォンをかざすと、画面上でブルーシートがめくれ、世界最大級のサンゴ礁「グレートバリアリーフ」で暮らす色とりどりの熱帯魚やアオウミガメ、ウツボなど約10種類が泳ぎ回るバーチャルな体験が楽しめるようになっている。
開催概要
- 開催期間:2023年7月14日~2024年9月(予定)
- 開催場所:海遊館4階
- 参加費:無料(別途海遊館入館料が必要)