ティーピーリンクジャパンは6月29日、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応するPCIe子機「Archer TXE75E」、Wi-Fi 6対応USB子機「Archer TX20UH」、Wi-Fi 6対応中継器「RE815X」を発表した。全モデルとも7月13日より発売する。

Archer TXE75E

「Archer TXE75E」は、Wi-Fi 6E非対応のデスクトップPCで6GHz帯を利用可能にする拡張カードタイプの無線LAN子機。店頭予想価格は9,900円前後。

  • Archer TXE75E

Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応し、デスクトップPCのPCIeスロットに挿して使用する。アンテナはハイゲイントライバンドアンテナ×2本を外付けで接続。通信速度(理論値)は、6GHz帯で2,402Mbps、5GHz帯で2,402Mbps、2.4GHz帯で574Mbpsの合計最大5,400Mbpsと超高速だ。アンテナは磁石を備えるので、スチール製の壁などにも設置できる。

チップセットはIntel製を使用し、セキュリティ規格はWPA/WPA2/WPA3、WPA-PSK/WPA2-PSK、WEPに対応。本体サイズはW95.2×D120.8×H21.5mm。対応OSはWindows 10 / 11(Wi-Fi 6EはWindows 11のみ)。通常タイプとロープロファイルのブラケットが付属する。

Archer TX20UH

「Archer TX20UH」は、Wi-Fi子機「Archer T9UH」をWi-Fi 6対応にしたアップグレード版。店頭予想価格は5,940円前後。

  • Archer TX20UH

PCのUSBポートに直接挿すタイプで、ハイゲインデュアルバンドアンテナ×2本を搭載。通信速度(理論値)は、5GHz帯で1,201Mbps、2.4GHz帯で574Mbpsの最大1,800Mbpsとなっている。OFDMAとMU-MIMOに対応し、低遅延で効率的なWi-Fi接続をサポートする。

セキュリティ規格はWPA/WPA2/WPA3、WPA-PSK/WPA2-PSK、WEPに対応。インタフェースはUSB 3.0。本体サイズはW30.5×D14.8×H111.7mm。対応OSはWindows 10 / 11。USBポートを延長するためのクレードルが付属する。

RE815X

「RE815X」は、トライバンド対応のWi-Fi 6中継器。店頭予想価格は17,380円前後。通信速度(理論値)は、5GHz帯で2,402Mbps+2,402Mbps、2.4GHz帯で574Mbps。外部アンテナ×4本を備える。チャンネル幅が160MHzと広いためネットワークスピードも高速だ。

  • RE815X

OneMesh対応ルーターとの連携によりメッシュネットワークを構築でき、専用規格を使わないことで一般家庭用のルータやアクセスポイントとの接続性にも優れる。Gigabit Ethernet対応LAN×1基を備え、有線ルーターと接続してWi-Fi 6アクセスポイントとしても利用可能だ。

セキュリティ規格はWPA、WPA2、WPA3に対応。専用アプリ「Tether」からは中継機の管理やWPSボタンの設定が可能。本体サイズはW106.6×D56.7×H348.2mm。