オールブラックで質実剛健なX670Eマザー

MSIの「MAG X670E Tomahawk WIFI」は、カラーをブラックで統一した質実剛健なAMD X670Eチップセット搭載マザーボードだ。14+2+1フェーズの強力な電源は、大型ヒートシンクでしっかり冷却。基板上には4つのM.2スロットを備え、1つはPCI Express 5.0に対応する。ネットワークは、Realtek 2.5GbEを搭載。価格は50,000円前後だ。

  • MSIの「MAG X670E Tomahawk WIFI」。基板もヒートシンクもブラックで統一

    MSIの「MAG X670E Tomahawk WIFI」。基板もヒートシンクもブラックで統一

  • 映像出力は、DisplayPortとHDMIを搭載。さらにUSBタイプCのDisplayPortもある

また同社からは、エントリー向けの「Pro A620M-E」も新発売。これは、A620チップセットを搭載するmicroATXモデルで、DDR5メモリは2スロットのみのシンプルな構成ながら、非常に低コストでSocket AM5のシステムを構築できるだろう。M.2スロットは1つのみ用意。ネットワークは、Realtek GbEとなる。価格は13,500円前後。

  • こちらは「Pro A620M-E」。非常にシンプルなレイアウトで、価格を抑えた

  • 映像出力は、HDMIに加え、最近では珍しいVGAも搭載。一方でUSBタイプCは無い

デュアル電源が可能なXeon対応マザー

ASUSの「Pro WS W790E-SAGE SE」は、最新のXeon W-3400/2400(Sapphire Rapids)に対応するワークステーション向けのEEBマザーボード。2台の電源ユニットの接続が可能で、グラフィックスカードを多数使う場合でも、安定して動作させることができる。デュアル10GbEなど、そのほかのスペックも強力だ。価格は210,000円前後。

  • ASUSの「Pro WS W790E-SAGE SE」。基板上にはM.2スロットを3つ搭載する

  • バックパネルには、Intel 10GbE×2、USB3.2(Gen2x2)タイプCなどを搭載

白いGeForce RTX 4070 Tiがやや小型化

GIGABYTEの「GV-N407TAERO OCV2-12GD」は、GeForce RTX 4070 Tiグラフィックスカードのホワイトモデル。コアクロックや映像出力端子などのスペックは従来モデル(V1)と変わらないが、この新モデル(V2)は長さが336→300mm、幅が140→130mmとややコンパクトになり、使いやすくなった。価格は160,000円前後。

  • GIGABYTEの「GV-N407TAERO OCV2-12GD」。AEROシリーズらしい白いカードだ

  • 3スロット厚は従来と変わらず。映像出力も、DisplayPort×3にHDMIと同じ

MSIからもPCI Express 5.0対応のSSD

MSIから、PCI Express 5.0に対応する超高速なM.2 NVMe SSD「Spatium M570」が登場、一部ショップで発売された。データ転送速度は、リード/ライトともに最大10,000MB/s。放熱のためにアルミ製の大型ヒートシンクを搭載する。PCIe 5.0のSSDはすでにCFD販売からも登場しており、これは2モデル目。容量は2TBで、価格は53,000円前後だ。

  • MSIの「Spatium M570」。金色の大型ヒートシンクを搭載する(ファンは無し)

  • 3D NANDフラッシュとPhison E26コントローラを採用。5年保証が付属する